
屋根塗装をする際にソーラーパネル(太陽光パネル)の下はどうするの?奈良市の塗装業者が徹底解説
こんにちは!リペイント匠の久保です。
屋根塗装についてご検討されている方の中には、「ソーラーパネル(太陽光パネル)が設置されているけれど塗装はどうするの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
近年、ソーラーパネルを設置しているご家庭が増えていますが、その一方で屋根塗装やメンテナンス時にどう対応すればいいのか、不安に思われる方が少なくありません。
特に、「ソーラーパネルの下は塗らなくてもいいのか?」「外す必要があるのか?」といった点や、鳥の巣やフンによる問題、さらには雨漏りへの影響も気になるところです。
そこで今回は、屋根塗装をする際のソーラーパネルの取り扱いについて詳しく解説します。お客様からよくいただくご質問をもとに、具体的な対応方法や注意点もお伝えしますので、ソーラーパネルが設置されている屋根の塗装を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください!
目次
ソーラーパネル(太陽光パネル)が設置されている屋根への塗装
ソーラーパネルが設置されている屋根への塗装については、「そもそも塗装は可能なのか?」「ソーラーパネルを外す必要があるのか?」といった疑問を多くいただきます。
塗装業者としてもソーラーパネルへの対応には注意が必要ですし、屋根の状況によってはパネルを外すケースもあります。
ここでは、「ソーラーパネルが設置されている屋根でも塗装はできるのか?」という基本的な疑問から、具体的な対応方法、そして外すべき場合の条件や鳥の巣対策まで、詳しく解説していきます。
そもそもソーラーパネルが設置されている屋根に塗装はできる?
結論から言うと、ソーラーパネルが設置されている屋根でも塗装は可能です。ソーラーパネルが屋根全体を覆っているわけではなく、届く範囲で塗装を行うことが一般的です。塗装業者は、ソーラーパネルの周囲や隙間を丁寧に塗装し、塗り残しがないように作業を進めます。
屋根の塗膜が劣化している場合、ソーラーパネルがあっても定期的なメンテナンスとして塗装が行われます。外壁塗装を行うタイミングに合わせて屋根も塗装することで、建物全体の美観や耐久性を維持できるため、同時に施工されるケースが非常に多いです。
また、ソーラーパネル自体が古くなり撤去する場合や、新しい設備に付け替えるタイミングで屋根塗装が施工されるケースもあります。このタイミングであれば、ソーラーパネルがない状態で塗装を行えるため、屋根全体をしっかりと塗装できるというメリットがあります。
ソーラーパネルが設置されている場合の屋根塗装の対応
基本的にソーラーパネルが設置されている場合、新築時に屋根全体がしっかりと塗装されてからソーラーパネルが取り付けられています。そのため、ソーラーパネルの下部分は密着している状態で、ほとんど塗装の必要がないことが多いです。
ソーラーパネルの設置部分は、隙間がほとんどないため、完全にソーラーパネルの下を塗るというのは難しいのが現状です。ただし、塗装をしないことで問題が発生することはほとんどなく、塗装が必要な部分にしっかり施工すれば問題ありません。
また、屋根塗装の塗料は、紫外線の影響を受けて劣化していきます。しかし、ソーラーパネルの下は紫外線がほとんど当たらないため、塗膜の劣化が少ないのが特徴です。痛みが少ない部分に無理に塗装をする必要はないため、見える範囲や届く範囲のみ塗装を行うのが一般的な対応なのです。
ソーラーパネルを外す必要があるケース
ソーラーパネルが設置されている場合でも、屋根塗装だけであれば基本的にソーラーパネルを外す必要はありません。ソーラーパネルの周囲や隙間を丁寧に塗装し、届く範囲のみ施工を行うことで、ほとんどの場合は問題なく作業を進めることができます。
しかし、屋根のカバー工法や葺き替え工事を行う場合には、ソーラーパネルを一時的に外す必要があります。
カバー工法とは、既存の屋根の上から新しい屋根材をかぶせる工事方法です。この場合や、屋根自体を取り替える「葺き替え工事」の場合、ソーラーパネルがそのままでは施工ができません。そのため、ソーラーパネルを一度撤去してから工事を行う必要があります。
鳥の巣やフンへの対応
ソーラーパネルが設置されている屋根では、鳥が巣を作ってしまうケースがよくあります。特に、パネルと屋根の間のわずかな隙間が鳥にとっては絶好の場所となり、知らないうちに巣を作られてしまうことがあるのです。
鳥のフンは見た目が悪いだけでなく、酸性成分が含まれているため、屋根材や塗膜を傷めてしまう可能性があります。また、巣の材料として持ち込まれた木くずやビニールなどのゴミが詰まり、排水不良を引き起こすこともあります。
ソーラーパネルの下に鳥の巣が作られている場合、まずは巣やフンをしっかり除去することが重要です。さらに、ソーラーパネルと屋根の間にステンレス製のネットを取り付けることで、鳥が入り込むのを防ぐことができます。ステンレスネットは耐久性が高く、錆びにくいため長期間の対策として効果的です。
ソーラーパネル(太陽光パネル)の下は塗らなくていいの?
ソーラーパネルが設置されている屋根の塗装では、多くの方が「ソーラーパネルの下はどうなるの?」「塗らなくても問題ないの?」と心配されます。確かにソーラーパネルがあると、下部分の塗装は難しくなりますが、実はソーラーパネルの下には、紫外線の影響が少ないため、塗装の劣化がほとんど起こらないという特徴があります。
ここでは、「ソーラーパネルの下は本当に塗らなくてもいいの?」という疑問を解消し、撤去が必要な場合の注意点について詳しくお伝えします。
ソーラーパネルの下は塗らなくていいの?
塗装する際にソーラーパネルを外さないと、「ソーラーパネルの下は塗らなくていいの?」と心配される方も多いです。しかし、結論から言えば、ソーラーパネルの下は塗らなくても問題ありません。
その理由として、ソーラーパネルは屋根材に密着して設置されているため、下部分は紫外線の影響を受けにくく、塗膜の劣化が少ないという特徴があるからです。通常、屋根の塗装が必要な理由は、紫外線や雨風による劣化が進行するためですが、ソーラーパネルが覆っている部分は、これらの外的要因がほとんど当たりません。そのため、塗装の必要性が低いのです。
ソーラーパネルの脱着についての注意点
屋根塗装や葺き替え工事などでソーラーパネルを外す必要が出てくる場合、いくつかの注意点を押さえておくことが大切です。ソーラーパネルは専門的な設備であり、適切に取り扱わなければトラブルの原因にもなりかねません。
ソーラーパネルを取り外す場合は、必ず専門の電気業者に依頼する必要があります。塗装業者だけでは電気系統の取り扱いができないため、ソーラーパネルの撤去・再設置は専門の業者に相談することが適切です。
なお、屋根塗装や葺き替え工事を機に、ソーラーパネルを完全に除去する方も増えています。
ソーラーパネル(太陽光パネル)がある屋根への注意点
ソーラーパネルが設置されている屋根は、通常の屋根と比べて注意すべきポイントがいくつかあります。例えば、「換気棟を設置しても雨が入らないのか?」「ソーラーパネルがあることで雨漏りの原因にならないか?」といった不安を感じる方も多いでしょう。
ここでは、ソーラーパネルがある屋根において特に気を付けるべき注意点を解説します。
換気棟設置の際の雨漏りについて
屋根裏の換気をよくするために「換気棟(かんきむね)」を設置するケースが増えています。しかし、お客様からよくいただく質問として、「換気棟から雨が入ってこないのか?」という心配があります。結論から言うと、換気棟を正しく設置すれば、雨が屋根裏に入ることはありませんのでご安心ください。
換気棟とは、屋根の一番高い位置(棟部分)に取り付ける通気口のことで、屋根裏の湿気や熱気を効率よく排出する役割を持っています。
雨漏りへの注意と点検
屋根塗装を行う際に最も注意しなければならないのが雨漏りです。特にソーラーパネルが設置されている屋根では、パネルの下や固定部分で雨漏りが発生していても、普段は目に見えないため気づきにくいという問題があります。そのため、ソーラーパネルが設置されている屋根の塗装を行う際には、雨漏りの点検と補修を同時に行うことが大切です。
ソーラーパネルを固定する際に使用されるコーキング(防水材)の劣化が、雨漏りの主な原因となります。
長年にわたって風雨や紫外線にさらされることで、コーキング材がひび割れたり、隙間ができたりすることがあります。そこから雨水が侵入し、屋根の下地にまで影響を与えてしまうのです。
またソーラーパネルを屋根に固定するための金具や釘の部分が劣化している場合、そこから水が入り込むことがあります。屋根裏を確認すると、釘跡の部分に雨染みが見られることもあります。さらに、ソーラーパネル設置後、長期間点検を行わないことで劣化に気づかず、知らないうちに雨漏りが進行しているケースも少なくありません。
ソーラーパネルの清掃について
ソーラーパネルについては、「発電効率が悪いので一度きれいに洗ってほしい」というご要望をいただくことがあります。確かに、汚れやホコリ、鳥のフンがパネル表面に付着すると、太陽光が遮られ、発電効率が低下してしまうことがあります。
パネルの清掃については、基本的に手の届く範囲で対応することが一般的です。手の届く範囲でパネル表面のホコリや汚れを軽く拭き取ることで、ある程度の清掃は可能です。水を使って洗うこともありますが、パネルに傷がつかないよう、柔らかい布やスポンジを使用することがポイントです。
まとめ~奈良市の外壁塗装・屋根塗装なら
本記事では、ソーラーパネルが設置されている屋根の塗装について詳しくお伝えしました。ソーラーパネルがある場合でも、基本的に届く範囲をしっかり塗装すれば問題ありませんが、カバー工法や葺き替えなどの大がかりな工事ではパネルを一時的に撤去する必要があります。
また、鳥の巣やフンの対策、雨漏りの点検も屋根塗装と一緒に行うことが大切です。ソーラーパネル周辺の清掃やメンテナンスを定期的に行うことで、発電効率や屋根の耐久性をしっかり維持できます。
屋根塗装やソーラーパネルのメンテナンスでお悩みの方は、まずは信頼できる専門業者にご相談ください。適切な対応を行うことで、屋根を長く美しく保つことができます。お住まいの屋根やソーラーパネルをしっかり点検し、安心できる住環境を整えましょう!
リペイント匠では、診断から最適な塗装プランの提案までお手伝いいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。外壁塗装や屋根塗装に関する疑問や質問などございましたら「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
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