プロが教える！外壁塗装で「おしゃれなブラウン」に仕上げるテクニックを奈良市の塗装業者が完全解説！
外壁塗装を検討している中で、「おしゃれなブラウンにしたいけれど、どんな色味や配色にすればいいのか分からない」とお悩みではありませんか？
ブラウン系は落ち着いた印象や高級感を演出できる人気のカラーですが、組み合わせ方を間違えると「地味」「暗い」「古く見える」といった残念な仕上がりになってしまうこともあります。
実は、ブラウンを使っておしゃれな外観に仕上げるには、色選びや配色、艶感など、いくつかの重要なポイントがあります。この記事では、数多くの施工を手がけてきた塗装のプロの視点から、センス良く、かつ失敗しないブラウン外壁塗装のテクニックをわかりやすくご紹介します。
外観の印象を左右する色選びに失敗しないためにも、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
※外壁塗装でおしゃれな家にする色選びについて詳しく知りたい方は『外壁塗装の色選び完全ガイド！おしゃれな家にするためのポイントとは？奈良市のプロが徹底解説』をご覧ください。
目次
なぜブラウン系の外壁塗装が人気なのか？
外壁塗装において、ブラウン系のカラーは長年にわたり根強い人気を誇っています。
その理由は、単に「落ち着いて見えるから」というだけではありません。デザイン性、実用性、周囲との調和性など、さまざまな視点で多くの人に選ばれる要素が揃っているのがブラウンの魅力です。
ここでは、なぜ今もなおブラウン系が選ばれ続けているのか、その人気の理由とメリットを詳しくご紹介します。
落ち着きと高級感を演出できるカラー
外壁の第一印象は、家全体の印象を大きく左右します。ブラウン系のカラーは、その中でも「落ち着き」と「高級感」の両方を兼ね備えた色として人気です。
まず、ブラウンは自然界に多く存在する色であり、木や土、革製品などに通じるナチュラルで安心感のある印象を与えてくれます。このため、住まいに温もりや落ち着きを求める方にとって、非常に心地よいカラーといえるでしょう。
さらに、濃いめのブラウンを選べば、重厚感や品のある雰囲気を演出することもできます。高級住宅地などでよく見られるのも、こうしたブラウンが持つ上品な佇まいが評価されているからです。とくに、タイル調の外壁材やサイディングと組み合わせることで、より洗練された外観になります。
また、和風・洋風どちらの建築様式にも合わせやすく、時代や流行に左右されにくい普遍的な美しさもブラウンの強みです。トレンドを追いすぎず、長く飽きのこないデザインを好む方には最適なカラーといえるでしょう。
汚れが目立ちにくく、メンテナンスしやすい
外壁塗装を考える際、多くの方が気にするのが「汚れやすさ」ではないでしょうか。どんなにおしゃれな色を選んでも、すぐに汚れてしまっては美観が損なわれてしまいます。
その点、ブラウン系は汚れが非常に目立ちにくいカラーとして優れています。特に、雨だれや排気ガスによる黒ずみ、砂ぼこりなどは、白系や薄いベージュに比べて格段に目立ちにくくなります。
また、経年劣化による色あせ（チョーキング）も、ブラウン系であれば変化が緩やかで、長期間にわたって落ち着いた色味を保てるのもポイントです。これは再塗装の頻度を減らすことにもつながり、メンテナンスコストの削減にも効果的といえます。
特に外壁全体を同系色でまとめることで、汚れやすい箇所とそうでない部分の差が目立ちにくくなり、全体としての印象をキレイに保つことができます。
周囲の景観に調和しやすい
外壁塗装の色選びで意外と重要なのが、周囲の景観や街並みとの調和です。個性的すぎる色や派手なカラーを選んでしまうと、近隣の住宅とのバランスが崩れ、浮いて見えてしまうことがあります。
その点、ブラウン系は自然の風景や住宅街に溶け込みやすいカラーです。木々や土、石材など、自然素材と親和性が高いため、特に戸建てが立ち並ぶ地域では違和感なく馴染みます。外構や庭木との相性も良く、家全体に統一感が出やすいのも魅力です。
さらに、ブラウンは色味の幅が広く、赤みを帯びたウォームブラウンから、グレー寄りのクールブラウンまで様々なニュアンスを選べます。これにより、「落ち着いた印象にしたい」「洗練された都会的な雰囲気にしたい」など、自分の家のコンセプトや立地に合ったトーンで調整できる柔軟さがあります。
住宅街で目立ちすぎず、でもセンスの良さを感じさせたい——そんなバランスを求める方にとって、ブラウンはまさに理想的な選択肢です。
おしゃれに見えるブラウン配色テクニック
ブラウン系の外壁は、それだけでも落ち着いた印象を与えますが、配色次第でより洗練された、おしゃれな雰囲気を演出することができます。
ただし、同じブラウンでも色のトーンや組み合わせる色によって、家全体の印象は大きく変わります。センス良く仕上げるには、「ただブラウンを選べば良い」というわけではなく、配色のバランスやコントラスト、使用する部位ごとの工夫が必要です。
ここでは、プロの視点から「おしゃれに見えるブラウンの配色テクニック」をご紹介します。家の雰囲気をグッと引き上げるポイントを、具体的に解説していきます。
ツートンカラーで立体感を演出する
外壁をブラウン一色で仕上げるのも落ち着きがあって素敵ですが、「おしゃれに見せたい」「個性を出したい」という方には、ツートンカラーがおすすめです。色を組み合わせることで、家全体に立体感やメリハリが生まれ、デザイン性が格段にアップします。
たとえば、1階部分に濃いブラウン、2階部分にベージュやクリーム色といった明るいカラーを合わせることで、重くなりすぎず、視覚的にバランスの取れた印象になります。逆に、ベースを淡いブラウンにし、窓枠や玄関まわりにダークブラウンをアクセントとして使う手法も人気です。
ツートンカラーの組み合わせでは、以下のようなポイントが重要です。
- ベースカラーとアクセントカラーの比率（一般的に7:3〜8:2が美しく見える）
- 色の境界線をどこで分けるか（1階と2階の間、出っ張り部分など）
- 屋根やサッシ、玄関ドアの色との調和（色数が増えすぎないよう注意）
また、ブラウンは自然素材との相性が良いため、木目調の外壁材やウッドデッキと組み合わせるとより統一感と高級感のある外観に仕上がります。
「のっぺりとした印象にしたくない」「周囲の家と差をつけたい」という方にとって、ツートンの工夫はとても効果的です。
ブラウンに合う人気の色トップ4
ブラウン系の外壁をよりおしゃれに見せるためには、組み合わせる色の選び方が非常に重要です。色の組み合わせひとつで、家の雰囲気は「ナチュラル」「モダン」「重厚感のある印象」など、大きく変わります。
ここでは、プロの現場でも多く採用されている、ブラウンと相性の良い人気の3色をご紹介します。
①ホワイト系（白）
清潔感と明るさを与えてくれるホワイトは、ブラウンと最も王道の組み合わせです。ブラウンの落ち着きを引き立てながら、全体を軽やかに見せる効果があります。特に、軒天や窓枠、破風板（はふいた）などに白を使うことで、洗練された印象に仕上がります。
②ベージュ系
ベージュは同じ暖色系であるため、ブラウンとのグラデーションが自然につながります。主張が強すぎない分、ナチュラルで温かみのある外観を演出できます。特に、木目調サイディングや自然素材と合わせると、統一感のある落ち着いた印象に。
③ブラック系（黒・ダークグレー）
重厚感やシャープさを出したいなら、黒やダークグレーがおすすめです。ブラウンとの組み合わせでモダンでスタイリッシュな外観になります。サッシや玄関ドアに黒を使うことで、全体が引き締まり、高級感を演出できます。
④ライトブラウン × ダークブラウン
同じブラウン系の中でも、明るさの異なる2色を組み合わせるテクニックは近年とても人気があります。たとえば、1階をダークブラウン、2階をライトブラウンにすることで、自然なグラデーションが生まれ、統一感と立体感を両立できます。
これらの色は、どれもブラウンと相性が良く、デザインの方向性に合わせて自由に使い分けられる万能カラーです。選ぶ際は、家の形状や周囲の景観とのバランスも意識して、配色を考えると失敗が少なくなります。
明るめブラウン vs 暗めブラウンの選び方
一口に「ブラウン」といっても、色のトーンはさまざまです。
明るめのブラウンと暗めのブラウンでは、家の印象や与える雰囲気が大きく異なるため、慎重に選ぶ必要があります。
■明るめブラウンの特徴
明るめのブラウン（例：キャメルブラウン、ライトチョコ）は、柔らかく、ナチュラルで親しみやすい印象を与えます。特に、庭木やウッドデッキがある住宅との相性が良く、自然素材との調和が取りやすいカラーです。また、日当たりの悪い場所でも暗くなりすぎず、全体に明るく開放的な雰囲気を与えてくれるため、北向きの家や小ぶりな住宅にもおすすめです。
■暗めブラウンの特徴
一方、暗めのブラウン（例：ダークブラウン、コーヒーブラウン）は、重厚感や高級感を演出するのに最適です。外観に落ち着きと存在感を出したい方に人気で、特にモダンな家やシンプルモダン系の外観によく合います。ただし、全体を濃い色でまとめすぎると、圧迫感が出たり、暗い印象になることもあります。そこで、白やベージュとの組み合わせでバランスを取ると、重くなりすぎず洗練された仕上がりになります。
■どちらを選ぶべきか？
選ぶ際には、以下のポイントを意識しましょう。
- 家のサイズや形状：小さい家は明るめ、大きい家は暗めが合いやすい傾向
- 周囲の環境：緑が多い場所や自然豊かな地域には明るめ、都市部には暗めが調和しやすい
- 家族の好みやライフスタイル：やさしい雰囲気を求めるなら明るめ、重厚感を求めるなら暗め
自宅の外観をどう見せたいかによって、最適なブラウンのトーンは異なります。迷った場合は、カラーシミュレーションを活用して、複数のパターンを見比べてみることをおすすめします。
失敗しないブラウン外壁塗装のポイント
「おしゃれなブラウンにしたつもりが、思っていた印象と違った」「実際に塗ってみたら暗すぎて後悔した」――このような声は、外壁塗装の現場では意外と少なくありません。
ブラウンは人気のあるカラーである一方、選び方や仕上げ方を間違えると“無難すぎる”または“重たい印象”になってしまうリスクもあります。
ここでは、そんな失敗を防ぐために、事前に押さえておきたい重要なポイントを3つご紹介します。施工前にしっかりチェックしておけば、後悔のないブラウン外壁に仕上がるはずです。
カラーシミュレーションで仕上がりを確認する
ブラウン系の色味は、トーンの違いや光の当たり具合によって、実際の見え方が大きく変わる特徴があります。カタログや色見本だけを見て選んでしまうと、「思っていたより暗かった」「家の雰囲気に合わなかった」と後悔するケースも少なくありません。
そこでぜひ活用したいのが、カラーシミュレーションです。これは、実際の家の写真や建物の形状に合わせて、塗装後の仕上がりをリアルに再現できるツール。多くの塗装業者が無料または相談時にサービスとして提供しており、色の組み合わせや濃淡、艶感などを事前に確認できます。
特に、以下のようなポイントに注意してシミュレーションを活用すると効果的です。
- 日当たりの良し悪しによる色の変化を想定する
- 隣家との色のバランスや景観との調和を見る
- ツートンカラーやアクセントカラーの境目や位置を確認する
また、可能であれば、実際に施工された現場や同系色の実例を見学させてもらうのもおすすめです。「実際に見た印象」と「シミュレーションの印象」を比較することで、色選びの精度がぐっと高まります。
ブラウン系は微妙な色合いの違いが印象を大きく左右するため、失敗しないためにもカラーシミュレーションは欠かせない工程です。
艶の有無で印象が大きく変わる
ブラウン系の外壁塗装を選ぶ際に見落としがちなのが、「艶（つや）」の有無です。実は、同じ色でも艶のあり・なしによって、家の印象は大きく変わります。
■艶ありの特徴
艶あり塗料は、光を反射するため、外壁にツヤ感と光沢が生まれます。特にダーク系のブラウンでは、光が当たると高級感のある輝きを放ち、スタイリッシュで現代的な印象になります。また、表面がなめらかなため、雨水や汚れを弾きやすく、汚れにくいという実用面でのメリットもあります。ただし、光沢が強すぎると人工的で安っぽく見える場合もあるため、住宅のデザインや周囲の雰囲気とのバランスを見ながら判断することが大切です。
■艶なしの特徴
一方、艶なしの塗料は、落ち着いたマットな仕上がりになります。反射が少ないため、自然素材のようなやさしい印象になり、ブラウン本来の温かみを活かしたい方には特におすすめです。和モダンやナチュラルな雰囲気の家とも相性が良く、景観に馴染みやすい柔らかさを演出できます。ただし、艶なし塗料は表面がややザラつくため、汚れが付きやすく落ちにくいという面もあります。そのため、汚れが気になる環境では、艶控えめの「3分艶」や「5分艶」などを選ぶのもひとつの方法です。
艶の有無は、外壁の印象を左右するだけでなく、お手入れのしやすさや耐久性にも影響します。色だけでなく、「艶感」も含めてトータルで考えることが、満足のいく外壁塗装につながります。
信頼できる業者選びも重要なカギ
どれだけ理想の色やデザインを考えても、それを実際の仕上がりとして形にするのは業者の腕次第です。とくにブラウン系の外壁は、色の深みや艶感、配色のバランスによって印象が大きく変わるため、経験豊富で提案力のある業者に依頼することが非常に重要です。
信頼できる塗装業者の特徴として、以下のような点が挙げられます。
- カラーシミュレーションや実例写真を活用して丁寧に説明してくれる
- 過去の施工事例が豊富で、ブラウン系の塗装実績もある
- 塗料の種類や艶の違いについて、わかりやすく説明してくれる
- 予算や仕上がりイメージに応じた柔軟な提案をしてくれる
また、見積もりを取る際には、塗料のグレード・耐久性・塗装範囲・工期などが明確に記載されているかもチェックポイントです。これらが不明瞭なままだと、後々のトラブルにつながりかねません。
さらに、実際にその業者で塗装を行った人の口コミや評判も参考にすることをおすすめします。地域に根ざした業者であれば、近所での施工実績があり、仕上がりを見せてもらえるケースもあります。
塗装は大きな出費であり、家の顔を決める大切な工事です。だからこそ、「色選びだけでなく、任せる相手選びも失敗しないための大きなポイント」だと意識しておくことが大切です。
まとめ～奈良市の外壁塗装・屋根塗装なら
本記事では、外壁塗装における「おしゃれなブラウン」仕上げのテクニックについて詳しくお伝えしました。
ブラウン系の外壁は、落ち着きと高級感を兼ね備えた魅力的なカラーです。汚れが目立ちにくく、周囲の景観にも馴染みやすいため、長く愛される外観に仕上がります。ただし、配色のバランスや艶の選び方を誤ると、暗く見えたり無難すぎる印象になることもあるため、慎重なプランニングが必要です。
おしゃれに見せるためには、ツートンカラーの活用や相性の良い色との組み合わせ、そして明るさや艶感の工夫がポイントになります。さらに、カラーシミュレーションや信頼できる業者のサポートを活用することで、より納得のいく仕上がりが実現できるでしょう。
外壁塗装や屋根塗装に関する疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902（8:00〜20:00）まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
奈良県奈良市を中心に、お客様に最適なアドバイスを提供いたします。
外壁塗装や屋根塗装、防水工事でお悩みの方はお気軽にお問合せしてください。
詳しくは、奈良市のショールームの情報をご覧ください。
この記事を書いたのは
株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ】
◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。
15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。
三重県全域（津市・松阪市・伊勢市・志摩市・亀山市・鈴鹿市・四日市市・いなべ市・名張市・伊賀市）での住宅の外壁塗装,屋根塗装,は塗り替え職人直営の「リペイント匠」にお任せください。
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