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【外壁塗装】40坪住宅の費用相場|2階・3階建てで変わる費用と塗料選びについて奈良市の業者が解説
外壁塗装を検討しているものの、「40坪の住宅だと費用相場はどのくらいなの?」と悩んでいませんか?
特に2階建てや3階建ての場合、費用内訳や相場が気になる方も多いでしょう。さらに、どの塗料を選ぶかで金額や耐久性も大きく変わるため、判断に迷うこともあるかと思います。
外壁塗装は住宅を守り、美観を保つために必要な工事ですが、費用が高額になるケースも少なくありません。だからこそ、適正価格を知り、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
この記事では、40坪の住宅を対象にした外壁塗装の相場費用について、2階建て・3階建ての違いや塗料ごとの費用内訳を詳しく解説します。また、お得に塗装を行うためのポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
※外壁塗装の相場については、『奈良市の外壁塗装の相場はいくら?坪数別・塗料別に徹底解説!【30坪・40坪・50坪】』で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
目次
40坪住宅の外壁塗装の相場はいくら?
外壁塗装の費用は住宅の広さや階数、塗料の種類によって大きく異なります。特に40坪の住宅においては、適正価格を知ることで、不要なコストを抑え、質の高い塗装工事を実現することが可能です。
ここでは、40坪住宅の外壁塗装における2階建てと3階建ての相場費用、そして価格が変動する要因について詳しく解説します。
外壁塗装の相場費用|2階建ての場合
40坪の2階建て住宅で外壁塗装を行う場合、費用相場はおおよそ80万~120万円です。
塗料選びが費用を左右する大きな要素になります。たとえば、シリコン塗料は価格と耐久性のバランスが良く、10年から15年ほどの寿命があるため、最も多くの住宅で採用されています。一方で、フッ素塗料は15年から20年の耐久性を持ち、長期的にメンテナンス回数を減らせるものの、費用はやや高くなります。
最近では、紫外線に強く劣化を抑えるラジカル制御型塗料が注目されており、シリコン塗料と同程度の価格でありながら耐久性が優れているため人気です。さらに、高グレードな選択肢として、耐用年数が20年以上の無機塗料もありますが、初期費用は高額になる傾向があります。
外壁塗装の相場費用|3階建ての場合
40坪の3階建て住宅の外壁塗装にかかる費用相場は、約100万~150万円です。
まず、3階建ての住宅は高さがあるため、足場の設置がより複雑になり、費用が上がる傾向にあります。通常、足場代だけで20万~30万円程度になることが多く、2階建てと比べて10万円前後高くなる傾向があります。また、施工する職人の作業にも時間と手間がかかるため、人件費(施工費)も増加します。
塗料費については、2階建てと同様に、選ぶ塗料によって費用が大きく異なります。
耐久性が高く人気のシリコン塗料であれば100万~120万円程度、さらに耐久年数の長いフッ素塗料や無機塗料を使用する場合には、120万~150万円ほどの費用がかかります。最近注目されているラジカル制御型塗料は、シリコン塗料と同程度の費用ながら、紫外線による劣化を抑えるため、費用対効果が高い選択肢としておすすめです。
相場費用が変動する要因とポイント
外壁塗装の費用は、建物の大きさや階数だけでなく、いくつかの要因によって大きく変動します。具体的には、「塗料の種類」「建物の状態」「施工範囲」の3つが費用に大きく影響するポイントです。
1つ目は塗料の種類です。
外壁塗装に使われる塗料にはさまざまな種類があり、選ぶ塗料によって費用も耐久年数も異なります。シリコン塗料は比較的手頃な価格で10年から15年の耐久性を持ち、最も選ばれることが多い塗料です。一方、フッ素塗料や無機塗料は初期費用が高いものの、耐久性が15年以上と高く、長期的に見るとメンテナンス回数を減らせるため、コストパフォーマンスが高いといえます。最近では、紫外線に強いラジカル制御型塗料も注目されており、シリコン塗料と同程度の費用でありながら耐久性に優れているため、バランスの良い選択肢です。
2つ目は建物の状態です。
外壁がひび割れや劣化を起こしている場合、塗装の前に下地処理や補修作業が必要になります。例えば、外壁のクラック(ひび割れ)や塗膜の剥がれが見られる場合、単なる塗り替えではなく、補修材を使った補強作業が必要です。また、コーキング(隙間を埋める施工)の劣化が進んでいる場合も打ち直し作業が加わり、その分費用が上乗せされます。
3つ目は施工範囲です。
塗装する面積が広ければ広いほど、当然費用は高くなります。40坪の住宅でも、ベランダやバルコニー、雨樋(あまどい)などの付帯部分を含めて塗装する場合、追加費用がかかります。また、3階建ての場合は高所作業が発生するため、安全対策や足場の強化が必要になり、結果として費用が増加します。
外壁塗装の費用内訳を詳しく解説
外壁塗装にかかる費用の総額は「塗料費」「人件費(施工費)」「足場代」「諸経費・運営費」の4つの項目で構成されています。これらの割合や金額は、施工内容や塗料の種類、建物の状態によって多少の違いが出るものの、大まかな費用の内訳を理解しておくことで、見積もりの適正さを判断することができます。
外壁塗装の基本的な費用内訳
外壁塗装の費用は、「塗料費」「人件費(施工費)」「足場代」「諸経費・運営費」の4つの項目で構成されています。それぞれの項目がどのような役割を果たし、どれくらいの割合を占めるのかを理解しておくことで、見積もり内容の適正さを判断しやすくなります。
まず、塗料費は全体の約20%を占める項目です。塗料は外壁塗装の仕上がりや耐久性を左右する重要な要素であり、選ぶ塗料の種類によって費用が大きく変わります。シリコン塗料やフッ素塗料、ラジカル制御型塗料、無機塗料など、それぞれの耐久年数や価格を考慮しながら選ぶことが大切です。
次に、人件費(施工費)が全体の約30%を占めます。これは塗装作業を行う職人の技術料や工事にかかる手間賃のことです。外壁の下地処理や補修作業の有無によって、この費用は変動します。たとえば、外壁にひび割れや塗膜の剥がれがある場合、補修やコーキングの打ち直し作業が必要になるため、人件費が高くなることがあります。
そして、足場代は費用全体の約20%です。外壁塗装では、安全に作業を行うための足場が必須となります。2階建ての住宅であれば15万~20万円程度、3階建てになると足場の組み立てが複雑になるため20万~30万円程度かかることが一般的です。
最後に、諸経費・運営費が全体の約30%を占めます。これは現場管理費や塗料・資材の運搬費、その他雑費などが含まれます。見積もりに「諸経費」という項目が含まれている場合は、何に使われる費用なのかを確認し、納得できる内容かを業者にしっかり確認することが大切です。
見積もりの取り方と費用内訳のチェックポイント
外壁塗装で失敗しないためには、見積もりを正しく取ることが重要です。適正価格かどうかを判断し、無駄な費用を避けるためにも、複数の業者から見積もりを取り、その内訳をしっかりと比較しましょう。
見積もりの内訳を見る際には、次のポイントをチェックしましょう。
1つ目は費用の詳細が明確に記載されているかどうかです。
見積書には、「塗料費」「人件費(施工費)」「足場代」「諸経費・運営費」などが明確に記載されていることが重要です。もし「一式」としか書かれていない場合、どの部分にいくらの費用がかかっているのかがわからないため、後から追加費用を請求されるリスクも考えられます。不明な項目がある場合は、必ず業者に説明を求めましょう。
2つ目は塗料の種類と数量です。
見積書には、使用する塗料の種類や塗布面積、必要な塗料の量が明記されていることが理想です。シリコン塗料やフッ素塗料、無機塗料など、塗料ごとに単価や耐用年数が異なるため、選んだ塗料の金額と耐久性が見合っているかを確認しましょう。また、必要な塗料の量が極端に少ない場合、塗りムラや耐久性不足の原因になる可能性もあります。
見積もりを比較する際は、金額だけに注目せず、作業内容や塗料の品質、保証内容までしっかりとチェックすることが重要です。
外壁塗装をお得にするためのポイント
外壁塗装は決して安い工事ではないため、「少しでも費用を抑えたい」と考える方が多いのではないでしょうか。しかし、ただ費用を抑えることを重視しすぎると、施工の質が低下してしまう恐れもあります。適正価格を維持しつつ、満足のいく塗装工事を実現するためには、費用を上手にコントロールすることがポイントです。
助成金や補助金を活用する
外壁塗装の費用を抑える方法の一つに、「助成金」や「補助金」の活用があります。外壁塗装工事は自治体の制度によって補助が受けられる場合があり、条件を満たせば費用の一部を軽減することが可能です。しかし、制度の内容や申請条件は自治体ごとに異なるため、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
申請の流れとしては、工事前に申請を行い、必要な書類を提出することが一般的です。申請時には、施工内容の見積書や工事計画書、対象塗料の仕様書などが必要になるため、業者にも協力してもらいながら進めることが大切です。工事完了後に補助金が支給されるケースが多いため、手続きのタイミングにも注意しましょう。
業者選びで失敗しないためのコツ
外壁塗装を成功させるためには、地元に根付いて営業活動をしている塗装業者を選ぶことが最も安心です。地元業者は、口コミでの評判を重視し、施工の品質やコスト面でも多くのメリットがあるため、失敗のリスクを大きく減らすことができます。
1つ目の理由は、口コミや評判を重視しているからです。
地元に密着している塗装業者は、地域の住民からの評価が大きな営業力になります。そのため、施工後の仕上がりや対応力で悪い評判が立たないよう、常に高品質な施工を心がけています。地域に長く根付いて営業している業者ほど信頼性が高く、安心して依頼することができるでしょう。
2つ目の理由は、塗装専門の職人の熟練の職人が施工を担当することです。
地元業者の多くは、外部の下請け業者に仕事を任せることなく、塗装専門の職人で雇用している熟練の職人が施工を行います。技術力が高い職人が直接工事を行うため、塗りムラや仕上がりのトラブルが少なく、高品質な塗装が期待できます。また、塗装専門の職人をよる施工は業者とのコミュニケーションが取りやすく、施工中の不安や要望にも柔軟に対応してくれる点が大きなメリットです。
3つ目の理由は、下請けを活用しないため低コストを実現できることです。
大手業者やハウスメーカーの場合、外部の下請け業者に施工を依頼することが多く、その分中間マージンが発生し、費用が高くなることがあります。一方、地元業者は下請けを挟まずに塗装専門の職人が直接工事を担当するため、余計なコストを抑えながら適正価格で施工してもらうことが可能です。
さらに、地元業者は施工後のアフターフォローも手厚い傾向があります。地元で長く活動している業者は、万が一の不具合や塗膜の剥がれがあった場合にもすぐに駆けつけてくれるため、施工後も安心です。
まとめ~奈良市の外壁塗装・屋根塗装なら
本記事では、40坪住宅における外壁塗装の相場費用について、2階建て・3階建てごとの価格の違いや費用内訳、塗料選びのポイント、さらには業者選びで失敗しないためのコツまで詳しく解説しました。
外壁塗装は、住宅の美観を保つだけでなく、建物を劣化から守るために必要な工事です。しかし費用は高額になりやすいため、相場価格をしっかり把握し、塗料の特徴や施工内容を理解した上で、信頼できる業者に依頼することが重要です。
特に、地元に根付いた業者を選ぶことで、口コミ評判や施工品質、適正価格が確保され、アフターフォローまで安心して任せることができます。また、助成金や補助金制度を活用することで、初期費用を抑えつつ、長期的なコストメリットを得ることも可能です。
外壁塗装や屋根塗装に関する疑問や質問などございましたら、お気軽に「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
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