
【奈良市】外壁塗装の金額が業者によって違うのはなぜ?プロが教える5つの理由【解説動画あり】
こんにちは!リペイント匠の久保です。
今日は「外壁塗装の金額が業者によって違う理由」についてまとめてみました。
外壁塗装の見積もりを複数の業者に依頼した際、金額に大きな差が生じることがあります。
「なぜ同じ工事なのに、こんなに金額が違うのだろう?」
そう思ったことはありませんか?
外壁塗装の金額が業者によって異なる理由は、様々な要因が複雑に絡み合っているため、一概に「〇〇だから高い」「〇〇だから安い」と断言することはできません。しかし、その理由を理解することで、悪徳業者に騙されるリスクを減らし、適切な業者選びができるようになることは間違いありません。
この記事では、外壁塗装の金額が業者によって異なる理由について、様々な角度から詳しく解説していきます。
目次
外壁塗装の金額を左右する5つの要因
外壁塗装の見積もり金額に差が出る理由は、様々な要因が複雑に絡み合っています。ここでは、特に重要な5つの要因について詳しく解説していきます。
会社の利益
各会社は、塗料代、人件費、経費などを差し引いた上で、利益を確保する必要があります。
しかし、その利益率の設定は会社によって大きく異なります。
- 薄利多売型: 利益率を低く設定し、多くの顧客を獲得しようとする会社
- 高利益型: 利益率を高く設定し、少数精鋭で質の高いサービスを提供しようとする会社
どちらの戦略が良いかは一概には言えませんが、利益率の設定の違いは、見積もり金額に直接影響します。
会社の規模
親方一人で塗装している会社と、大手ハウスメーカーとでは、会社の規模が大きく異なります。
会社の規模が大きければ、それだけ経費もかかります。
- 人件費:従業員の給料や福利厚生費
- 広告宣伝費:集客のための広告費用
- 事務所家賃:オフィスや倉庫の賃料
- その他経費:光熱費、通信費、車両費など
これらの経費は、当然ながら見積もり金額に上乗せされます。
そのため、大手ハウスメーカーの見積もり金額は高くなりがちです。
塗料の仕入れ価格
私たちのような外壁塗装の職人直営店は、年間で何百トンもの塗料を仕入れます。そのため、塗料メーカーから直接仕入れることができ、仕入れ価格を抑えることができます。
一方、小規模な業者やリフォーム業者の場合、塗料の仕入れ量が少ないため、割高な価格で仕入れることになる場合があります。
また、塗料の種類によっても仕入れ価格は大きく異なります。高機能な塗料ほど価格は高くなります。
業種・職種
外壁塗装工事を行っている業種は、私たちのような外壁塗装の職人直営店だけでなく、ハウスメーカー、リフォーム業者、訪問販売業者など多岐にわたります。それぞれの業種によって、得意とする工事や専門知識が異なるため、費用も大きく変わってきます。
- 外壁塗装の職人直営店:外壁塗装に関する専門知識や技術力が高い
- ハウスメーカー:住宅全体の設計・施工を行うため、外壁塗装の知識は限定的
- リフォーム業者:様々なリフォーム工事を行うため、外壁塗装の知識は平均的
- 訪問販売業者:営業力が高いが、外壁塗装の知識は低い場合がある
また、同じ外壁塗装業者でも、職人の人件費(単価)によって費用が異なります。熟練した職人であれば人件費は高くなりますし、経験の浅い職人であれば安くなります。
下請けの有無
塗装専門の職人を抱えている会社と、下請けに丸投げしている会社とでは、費用が大きく異なります。下請けに丸投げする場合、中間マージンが発生するため、費用が高くなりがちです。
また、下請け業者の技術力や経験によっても、工事の品質や費用が左右されます。悪質な業者の中には、下請け業者に過剰な負担を強いるケースもあります。
これらの5つの要因以外にも、使用する塗料の種類、工事の規模、建物の状態、地域など、様々な要因が外壁塗装の金額に影響を与えます。これらの要因を理解することで、見積もり金額の違いに隠された背景が見えてくるはずです。
外壁塗装の見積書にみられる注意点
外壁塗装の見積書は、工事内容や費用を把握するために非常に重要な書類です。しかし、中には悪質な業者が意図的に分かりにくくしたり、不必要な項目を盛り込んだりするケースもあります。ここでは、見積書にみられる注意点について詳しく解説していきます。
工事内容の曖昧さ
見積書に「外壁塗装一式」や「屋根塗装一式」といった曖昧な表現が使われている場合、注意が必要です。具体的にどのような塗料を使用するのか、どのような工程で作業を行うのか、などが明確に記載されているか確認しましょう。
- 塗料の種類:メーカー名、商品名、グレードなどを確認する
- 塗装面積:外壁や屋根の面積が正確に記載されているか確認する
- 工程:下塗り、中塗り、上塗りなどの工程が具体的に記載されているか確認する
- 使用材料:塗料以外にも、シーリング材や足場材などの使用材料が記載されているか確認する
曖昧な表現が多い場合は、業者に詳しく説明を求め、納得できるまで確認することが大切です。
費用の内訳
見積書には、各項目の費用が明確に記載されているか確認しましょう。
例えば、足場代、高圧洗浄費、塗料代、人件費などがそれぞれいくらなのかが明確に記載されていることが望ましいです。内訳が不明確な場合は、業者に詳しく説明を求め、納得できるまで確認することが大切です。
また、複数の業者から見積もりを取る場合は、同じ項目で比較できるように、内訳を揃えてもらうように依頼するのも良いでしょう。
外壁塗装業者選びのポイント
外壁塗装は、建物を守るために非常に重要な工事です。後悔しないためにも、業者選びは慎重に行いましょう。
ここでは、業者選びの際に注意すべきポイントを詳しく解説していきます。
実績と評判
業者のホームページやパンフレット、SNSなどで、過去の施工事例を確認しましょう。
どのような建物で、どのような塗料を使って、どのような工事を行ったのか、具体的な事例を見ることで、業者の技術力やセンスを知ることができます。また、実際に施工を行った顧客の声を聞くのも参考になります。
口コミサイトや、近所で外壁塗装を行った家に話を聞くのも良いでしょう。ただし、あくまで参考程度に考えましょう。悪質な業者の中には、自社に有利な口コミを書き込むケースもあるからです。
口コミサイトの情報だけでなく、複数の情報源から情報を収集し、総合的に判断することが大切です。
担当者の対応
担当者の対応は、その業者の姿勢を表すものです。親身になって相談に乗ってくれるか、質問に丁寧に答えてくれるか、こちらの要望をしっかりと聞いてくれるかなどを確認しましょう。
また、担当者が現場調査や見積もり作成を丁寧に行ってくれるかどうかも重要なポイントです。現場調査をせずに見積もりを出す業者や、ずさんな見積もりを出す業者は、信頼できません。
見積書の内容
見積書の内容は、契約前にしっかりと確認しましょう。
工事内容や費用、使用する塗料、保証内容などが明確に記載されているか確認し、不明な点があれば遠慮なく質問しましょう。
また、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することも大切です。同じ工事内容でも、業者によって費用が大きく異なる場合があります。複数の見積もりを比較することで、相場を知り、適正な価格で工事を依頼することができます。
保証内容・アフターフォロー
保証期間や保証内容をしっかり確認しましょう。万が一、工事後に不具合が発生した場合に、どのような対応をしてくれるのか、保証期間はどのくらいなのかなどを確認しておくことが大切です。また、保証書を発行してもらうように依頼するのも良いでしょう。
工事後のアフターフォローも確認しましょう。定期的なメンテナンスや点検を行ってくれる業者であれば、安心して依頼することができます
まとめ~奈良市の外壁塗装・屋根塗装なら
本記事では、外壁塗装の金額が業者によって異なる理由について詳しくお伝えしました。これらの情報を参考に、慎重に業者選びを行うことで、外壁塗装で後悔するリスクを減らすことができます。
外壁塗装は、建物を守るために非常に重要な工事です。後悔しないためにも、この記事で得た知識を活かし、信頼できる業者を見つけてください。
まずは、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することから始めましょう。見積もりを取る際は、この記事で紹介したポイントを参考に、不明な点や疑問点は遠慮なく質問してください。
リペイント匠では、診断から最適な塗装プランの提案までお手伝いいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。外壁塗装や屋根塗装に関する疑問や質問などございましたら、0120-804-902(8:00〜20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
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