いなべ市 外壁塗装 リペイント匠

【奈良市】外壁塗装でサービスを引き出す方法|知っておくべきお願いのタイミング【解説動画あり】

リペイント匠の久保です!
今回は「外壁塗装工事中にサービスでできること」についてお話します。

外壁塗装や屋根工事の途中で「ここもついでに塗ってほしい!」とお願いされる場面がよくあります。お客様にとっては、せっかく足場があり、職人が作業しているタイミングなので、気になる部分もまとめてきれいにしたいと思われるのは自然なことです。

ただ、私たち施工業者側からすると、お願いの内容やタイミングによっては、すぐに対応できるものと、どうしても難しいものとがあります。材料や人員の追加手配が必要になれば、無償での対応が難しくなる場合もあるため、事前に知っておいていただきたいポイントがいくつかあります。

この記事では、リペイント匠が現場経験をもとに、サービス工事をお願いする際のコツや注意点、できること・できないことについて、わかりやすくご紹介します。お互いに気持ちよく工事を進めるためにも、ぜひ参考にしてください。

サービスをお願いするコツ・思わぬ落とし穴・出来る事、出来ない事

 

サービスでできる工事とは?お願いするタイミングがカギ

サービスでできる工事とは?お願いするタイミングがカギ

外壁塗装や屋根工事を進める中で、「ここもサービスで塗ってほしい」というご要望をいただくことは珍しくありません。しかし、サービスが可能かどうかは、お願いされるタイミングに大きく左右されます。

ここでは、うまくサービスしてもらうためのポイントを解説します。

 

早めに相談すればできることも

結論から言うと、サービスを希望される場合は、できるだけ早い段階で相談することが何よりも大切です。

理由は、工事が始まって間もない段階であれば、作業の段取りや使用する材料の量を柔軟に調整できるためです。特に、

  • 足場を組み終えた直後
  • 高圧洗浄を終えた段階

養生作業に入った頃 このような工事の初期段階であれば、職人も現場管理者も余裕を持って対応できます。

例えば、「玄関ポーチの柱も一緒に塗ってほしい」といった軽微な追加依頼なら、材料の持ち出し量や作業スケジュールに組み込みやすく、サービス対応できる可能性が高まります。

早めの相談が、希望を叶えるための最も効果的な方法です。

 

遅すぎると難しくなる理由

反対に、工事がすべて終了した後でお願いされると、対応が極めて難しくなります。理由は、すでに現場から塗料や道具が撤収されているため、以下のような手間とコストが発生してしまうからです。

追加の塗料手配と材料費の発生
職人のスケジュール再調整

必要に応じた足場の再設置 これらは「サービス工事」という範囲を超え、正式な追加工事扱いになってしまうことがほとんどです。

たとえば、「やっぱり物置の外壁も塗ってほしい」と言われても、道具も片付けてしまった後では、改めて工事体制を整え直さなければなりません。この場合、無料での対応は現実的に難しくなります。

私たちリペイント匠では、できる限りお客様のご要望に寄り添いたいと考えていますが、お願いするタイミング次第で結果が大きく変わってしまうことをご理解いただければ幸いです。

 

サービスでできない工事とは?

サービス工事は、あくまで現場の流れや材料の余裕の範囲内で対応できるものに限られます。お願いされても対応が難しいケースも多く、あらかじめ知っておいていただくことがトラブル防止につながります。

ここでは、サービス対応が難しい主な工事内容について解説します。

 

材料費や人件費がかかる工事

基本的に、追加コストがかかる作業は、サービス対応ができません。

具体的には、

  • 新たに塗料を購入する必要がある場合
  • 見積もりにない特別な色の塗装(例:ポストだけ緑色に塗ってほしい、など)
  • 網戸の張り替えや樋(とい)交換など、塗装以外の部材費が発生する作業

これらは、単なる「おまけ作業」ではなく、別途費用を要する正式な追加工事扱いになります。

例えば、「このポストだけ別の色で塗って!」というご要望でも、その色の専用塗料を新たに取り寄せる必要があれば、材料費が発生してしまいます。現場に余っている塗料で対応できる場合とは事情が異なるため、無料サービスとしては対応できないのが実情です。

 

規模が大きすぎる工事

また、作業量や人件費が大きく膨らむ作業も、サービスでは対応できません。

たとえば、

  • 離れの家全体の外壁を追加で塗装
  • 車庫の屋根全体の塗装(※特に2台分以上のサイズ)

このような作業は、職人が1日以上かかる規模になることがあり、作業量に対してサービスの範囲を大きく超えてしまいます。

例えば、車庫の屋根だけでも1台分なら半日近くかかるケースもあります。それが2台分、3台分ともなると、完全に追加工事扱いとなり、事前の見積もりとは別の契約が必要になることをご理解いただければと思います。

リペイント匠としてもできる限りお応えしたい気持ちはありますが、サービス対応にはどうしても限界がある点をご理解いただけると助かります。

 

サービス工事を頼むときの注意点

サービス工事を頼むときの注意点

サービス工事をお願いする際は、単に「余った塗料で塗ってください」と頼むだけではうまくいかない場合もあります。現場の状況や塗料の特性によっては、かえって不具合を招いてしまうこともあるため、注意が必要です。

ここでは、サービス工事をお願いする際に知っておきたい大事なポイントを紹介します。

 

塗料と下地の相性に注意

職人さんは「この色をここに塗ってほしい」という依頼に対して、技術的には対応できることがほとんどです。しかし、すべての職人さんが「塗料と下地の相性」まで正確に把握しているわけではありません。

例えば、外壁用の塗料をそのままコンクリート塀に塗ると、透湿性が不足し、後に膨れや剥がれを引き起こしてしまうことがあります。塗った直後はきれいに見えても、数ヶ月後に問題が発生するリスクがあるため、注意が必要です。

施工する側としても、できるだけ長持ちする仕上がりを提供したいと考えていますので、塗料と下地の相性に不安がある場合は、無理にサービス工事を実施しない判断をさせていただくこともあります。

 

余った塗料のリスク

現場で塗装に使った塗料が余ることはよくありますが、余った塗料=万能というわけではありません。

例えば、外壁に使用した上塗り材が、物置の金属部分には適していない場合があります。
素材ごとに求められる性能(防水性・耐久性・密着性)が異なるため、適さない塗料を無理に使うと、

  • 早期の剥がれ
  • 塗膜の膨れ

美観の劣化 といった問題を引き起こしてしまう恐れがあります。

お客様にとっても、せっかく塗ったのにすぐに不具合が出てしまっては本末転倒です。
そのため、リペイント匠では、単純に「余ったから使う」という判断はせず、適材適所の塗料選びを大切にしています。

 

サービスしてもらいやすくするコツ

サービスしてもらいやすくするコツ

サービス工事をお願いする際には、ただ「お願いする」だけでなく、ちょっとした工夫をすることで、職人さんが気持ちよく応じてくれる可能性が高まります。

ここでは、現場での実体験から見えてきた「サービスしてもらいやすくなるコツ」をご紹介します。

 

「早めの相談」と「職人さんへの気遣い」が大事

まず何より大事なのは、できるだけ早めに相談することです。工事初期の段階、たとえば足場設置後や養生作業中に相談いただければ、材料や作業の段取りを柔軟に調整しやすくなります。

さらに、職人さんも人間です。

作業中に「きれいに仕上げてくれてありがとうございます」「細かいところまで丁寧ですね」といった声をかけてもらえると、現場の空気がとても良くなります。その結果、「じゃあ、ここもちょっと塗っておこうか!」という流れになりやすいことも、実際によくあります。

もちろん、必ずサービスしてもらえるとは限りませんが、早めの相談と気持ちの良いコミュニケーションは、良い結果につながる可能性をぐっと高めてくれます。

 

注意!現場管理者に内緒で頼むのはNG

ただし、現場の職人さんにだけこっそりお願いするのは絶対にやめましょう。
現場の管理責任者を通さずに追加作業を依頼すると、

  • 作業内容が管理されない
  • 追加工事の扱いが不明確になる

トラブルや事故が起きた場合に対応できなくなる といったリスクが発生してしまいます。

私たちリペイント匠でも、すべての工事は現場管理者のもとで統制を取っています。「これをお願いしたい」という場合は、必ず現場管理者に正式に相談してください。そうすることで、できる範囲できちんと対応できるかどうかを判断し、安全かつスムーズに工事を進めることができます。

 

サービスしやすいお願いとは?

サービスしやすいお願いとは?

外壁塗装や屋根工事を進める中で、お客様からいろいろなご要望をいただくことがあります。その中でも、職人側から見て「これならすぐに対応できる」「喜んでお手伝いしたい」と思えるお願いごともあります。

たとえば、塗装工事では、作業スペースを確保するために、敷地内に置かれている荷物や植木鉢などを一時的に移動する必要が出てきます。このような荷物移動のサポートは、職人も作業をスムーズに進めるために必要なことなので、喜んで協力させていただきます。

特に、高齢の方やお一人で重い物を動かすのが難しい方などは、遠慮せずにお声がけください。

  • 大型の植
  • ーデンテーブル

物置の小型ラック など、塗装作業に支障が出そうなものがあれば、現場の職人が一緒に移動のお手伝いをさせていただきます。

また、こうしたちょっとしたサポートをきっかけに、現場との信頼関係が深まり、結果的に工事全体がよりスムーズに進むことも多いです。

もちろん、重量物や専門的な撤去作業が必要な場合には、事前にご相談をお願いしていますが、通常の荷物移動程度であれば、気軽に頼っていただければと思います。

 

まとめ~奈良市の外壁塗装・屋根塗装なら

本記事では、外壁塗装や屋根工事におけるサービス工事のお願いの仕方や注意点について詳しくお伝えしました。

サービス工事を希望する際は、タイミングが非常に重要であり、工事初期の段階で早めに相談することが成功のポイントです。逆に、工事完了後に依頼すると、材料や人員の追加手配が必要になり、サービス対応が難しくなるケースが多くなります。

また、材料費や人件費が発生する作業、規模の大きすぎる工事については、基本的にサービスでは対応できません。さらに、適切な塗料選びや下地との相性にも注意が必要です。

リペイント匠では、お客様にご満足いただける工事を提供するため、可能な範囲でご要望にお応えしています。サービス工事を依頼される際は、ぜひ早めに、そして遠慮なくご相談ください。

一緒に気持ちの良い工事を進めていきましょう!

リペイント匠では、診断から最適な塗装プランの提案までお手伝いいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。外壁塗装や屋根塗装に関する疑問や質問などございましたら、0120-804-902(8:00〜20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。

奈良県奈良市を中心に、お客様に最適なアドバイスを提供いたします。

外壁塗装や屋根塗装、防水工事でお悩みの方はお気軽にお問合せしてください。
詳しくは、奈良市のショールームの情報をご覧ください。

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この記事を書いたのは

代表の久保です

株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ

◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。

15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。

三重県全域(津市・松阪市・伊勢市・志摩市・亀山市・鈴鹿市・四日市市・いなべ市・名張市・伊賀市)での住宅の外壁塗装,屋根塗装,は塗り替え職人直営の「リペイント匠」にお任せください。

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