【いなべ市】外壁塗装で「失敗した…」と後悔する原因と騙されない業者選びの極意【解説動画あり】
こんにちは!リペイント匠の久保です。今日は、「外壁塗装で失敗してしまうポイント」についてお伝えします。
外壁塗装は大切なマイホームを長期間守るための重要なメンテナンスですが、「やってよかった!」というお客様と、「やらなければよかった…」と後悔してしまうお客様に分かれてしまうのが実情です。
後悔の原因は、主に施工品質、業者選び、そして色選びの3点に集約されます。
この記事では、弊社の経験に基づき、お客様が実際にどのような点で失敗しがちなのか、そしてそれを避けるためにどうすべきかを詳しく解説していきます。
【この記事でわかること】
- 外壁塗装の施工時に発生しやすい具体的な失敗事例。
- 雨漏りやアフターフォローに関するトラブルを避ける方法。
- 価格や塗料名だけで業者を選定することの危険性。
目次
なぜ外壁塗装で「失敗した」と感じてしまうのか?
お客様からいただく「失敗した」という声には、共通するいくつかのパターンがあります。
「外壁塗装を終えたばかりなのに、なんだかすぐに剥がれてきた箇所がある…」
「塗ってもらったのに雨漏りが直らない、むしろ新しく雨漏りが発生したみたいだ…」
そうした失敗は、「求められているもの」と「実際に提供された施工」に大きなズレがある場合に発生します。特に、施工が原因の失敗は深刻です。
私たちが考える失敗とは、単に仕上がりの美しさだけでなく、本来の目的である「建物の保護」が達成できていない状態を指します。例えば、雨漏りを止めたいという要望に対して、一時的な補修で済ませてしまい再発するケースなどが該当します。
後悔の原因となる不適切な外壁塗装とは?施工品質・技術に関する失敗
このパートでは、現場の職人の知識不足や手抜きが原因で発生する、技術的な失敗について詳しく解説します。
【このパートでわかること】
- 塗料の用途や特性を無視した選定ミスが建物の耐久性に与える影響。
- 建材の特性(特に透湿性)を理解していないことで生じる剥がれや腐食の事例。
- 軒天など特定の箇所で発生しやすい具体的な施工不良とその正しい対処法。
外壁塗装の失敗で最も深刻なのが、施工業者の知識不足や技術不足による施工不良です。特に、「塗料の選定ミス」と「下地処理の不足」は、建物の寿命を縮める大きな原因となります。
塗料の「適材適所」を無視した選定ミスと塗り方の問題
塗料には、その用途や特性に応じた「適材適所」があります。これを無視した塗料選定は、塗膜の早期劣化や剥がれにつながり、「塗らなければよかった」という後悔につながります。
①致命的な塗料の選定ミス
経験の浅い業者や知識不足の業者が、場所に適さない塗料を選んでしまうことがあります。
例えば、屋根塗装に本来不適格な水性塗料などの低耐久な塗料が使ってあるケースです。屋根は外壁以上に紫外線や雨風による負荷がかかる過酷な環境にあります。にもかかわらず、耐久性に劣る塗料が使われてしまうと、数年で劣化が進行し、塗り替え費用が無駄になってしまいます。
②規定を守らない手抜き工事
塗料メーカーが定める規定の塗り回数(通常は3回塗り:下塗り・中塗り・上塗り)や、塗料ごとの乾燥時間を守らない雑な施工も失敗の原因です。
- 塗り回数を減らす(2回塗りで終わらせる)
- 乾燥時間を守らずに重ね塗りをする
これらは明らかな手抜き工事であり、塗膜本来の厚さや密着性を確保できず、数年で塗料が剥離する原因となります。
③下地処理の不足は失敗の根源
下地処理は、塗装の仕上がりと耐久性を決める最も重要な工程です。
見積もり書に『下地処理一式』と書かれていても、その具体的な方法はお客様にはなかなか分かりにくいと思います。ですが、この下地処理の仕方は、ものによって全然違うんです。
高価な塗料を使ったとしても、下地処理が不適切であれば、塗料はすぐに剥がれてしまいます。ケレンや高圧洗浄、ひび割れ補修など、素材や劣化状態に応じた適切な処理が必須です。特に、下地処理の内容が不足している見積書には注意が必要です。
建物構造の特性を理解していない不適切な施工
建材や構造の特性を理解せずに行う施工も、重大な失敗を招きます。
①湿気を逃がせないことによる塗膜の剥離
建物の壁には、外からの水を防ぎつつ、内部の湿気を逃がす「透湿性」が求められる箇所があります。
例えば、塀や一部の外壁材などに、完全に水や湿気を通さない強固な膜を形成してしまう塗料(非透湿性)を使ってしまうと、逃げ場を失った湿気が内部にこもり、塗膜の膨れや剥がれ、さらには下地の腐食を引き起こす可能性があります。業者は、適切な透湿性の高い塗料を選ぶ知識を持たなければなりません。
②和風建築の軒天における施工ミス
和風建築の軒天には、木目調のプリントが施された合板(プリント合板)が使用されていることがあります。この合板にそのまま塗装を行うと、塗料の水分や溶剤によって木目のプリントが剥がれてしまうトラブルが起こります。
こういう箇所は、本当はちょっとめくれている部分があれば、めくれたまま塗るんじゃなくて、ちゃんと裏から釘などで押さえた上で新しい板を張ってから塗るのが正解なんです。
単に塗るだけでなく、下地の状態を把握し、適切な補修方法(タッカー打ち、張替えなど)を選択できる知識と技術が業者には求められます。
施工トラブルと保証に関する失敗!雨漏り・アフターフォローの重要性
このパートでは、外壁塗装における雨漏りリスクとその対策、そして業者選定において軽視されがちなアフターフォロー体制について解説します。
【このパートでわかること】
塗装工事後に雨漏りが発生する原因と、不適切な補修による失敗のパターン。
「結露」による雨漏りとの区別と、その対策。
保証体制やアフターフォローの有無が、顧客満足度に直結する理由。
外壁塗装は建物の防水性を維持・向上させる目的がありますが、施工ミスや知識不足が原因で、以前はなかった雨漏りが発生したり、既存の雨漏りが直らなかったりすることがあります。
塗装後に発生する「雨漏り」と結露の問題
雨漏り修理を含む塗装工事では、業者に高い専門性と責任感が求められます。
①根本原因を放置する補修の失敗
既存の雨漏りがある場合、「とりあえずここかな?」という箇所にコーキングを打ちまくるなど、根本原因を特定しない場当たり的な補修が行われることがあります。
リペイント匠: 「雨漏りで失敗してしまうのは、根本原因を直せずに、とりあえず直したつもりになってしまうところです。」
これでは雨漏りが一時的に止まったとしてもすぐに再発してしまい、お客様の「雨漏りを止めたい」という要望は達成されません。業者は雨漏りのメカニズムを理解し、原因を追求する能力が必要です。
②施工不良による新たな雨漏りリスク
雨仕舞(水の流れをコントロールする処理)に関する知識が不足していると、塗装工事によってかえって雨水が侵入しやすい状態を作り出してしまうことがあります。これは、悪意があるというよりも、業者の知識不足が原因となるケースが多いです。
③内部の湿気による「結露型」雨漏り
リペイント匠: 「外から水は漏れていないのに、結露が雨漏りするということもあります。」
これは、建物の内部の湿気が壁内で冷やされて結露し、それが水となって垂れてくる現象です。これは塗装というよりも、建物の断熱や通気の構造に関わる問題です。適切な業者であれば、この「結露」と「外部からの浸水」を区別し、適切なアドバイスや対策を提案できます。
見積書では見えない「アフターフォロー」体制の差
施工不良や雨漏りトラブルが発生した場合、業者がどのように対応するかは非常に重要です。
雨漏りなどでどうしても発生してしまうリスクはあるんですけど、そこでちゃんとアフターフォローしてくれるかどうか、というのも大事なポイントです。
どんなに慎重に施工しても、建物にはトラブルのリスクはつきものです。そこで、契約前に保証内容や期間、そしてトラブル発生時の連絡体制を明確にしておくことが、お客様の安心につながります。
アフターフォローをしない業者は、結果的に再発修理の費用をお客様が再び負担することになるため、「失敗した」と感じる大きな原因となります。信頼できる業者は、万が一の際の対応まで含めて責任を持つものです。
業者選定と色選びに関する失敗!後悔しないための決定プロセス
このパートでは、施工後の満足度に直結する「業者選び」と「色選び」の決定プロセスにおける失敗ポイントとその対策を解説します。
【このパートでわかること】
見積書の価格比較だけで業者を選定することの危険性と、その理由。
プロの視点から見た、失敗しないための正しい業者選びの基準。
後悔しないために、色選びで重視すべきポイントと具体的なアドバイス。
失敗の多くは、実際に塗装が始まる前の「業者選び」と「打ち合わせ」の段階で生まれています。特に、見積書の比較検討と、長期的な視点での色選びは慎重に行う必要があります。
価格や情報だけで業者を選んでしまう落とし穴
外壁塗装の見積もりを比較する際、お客様はつい「どこが一番安いか」「使われている塗料のカタログスペックはどうか」という点に注目しがちです。
①見積書の表面的な情報に惑わされない
見積書を並べて比較検討するのは当たり前の話ですが、結局その見積書の中の『どういう施工をするのか』**はなかなか分かりにくいと思います。
価格が安い業者に飛びついてしまうと、その安さが下地処理や手抜き工事によるものだった場合、結果的に耐久性が低下し、数年後に再塗装が必要になるなど、かえって高コストになってしまいます。
見積もり書には、使用する塗料の種類(メーカー名、製品名)、塗る回数、そして下地処理の内容が具体的に記載されているかを確認しましょう。単なる「平米いくら」や「〇〇塗料使用」といった情報だけで判断するのは非常に危険です。
②知識に頼りすぎず「人」を見極める
リペイント匠: 「お客様の中には、塗料についてすごく勉強されている方も多いんですけど、結局それもその業者によって全然意味がないものになってしまったら…きちんと施工されてこそ意味があるんです。」
お客様自身が塗料の知識を深めることは大切ですが、どれほど知識があっても、それを実行する職人の技術や業者の誠実さがなければ意味がありません。
塗料の知識や価格ではなく、「この業者はきちんと適正な施工をしてくれるのか」という信頼性を基準に選ぶことが最も重要です。
10年後を見据えた「飽きの来ない」色選びの重要性
色選びは機能的な失敗ではありませんが、精神的な満足度を大きく左右します。
①短期的な気分で選ぶことの危険性
リペイント匠: 「外壁塗装は10年に一回とか、長ければ15年とか、ずっとそこに住むと思うので、シンプルに色選びで失敗した方がいいんじゃないかなって思うんです。」
カタログや小さな色見本で見て「素敵だ」と感じた色も、実際に大きな外壁に塗ってみるとイメージと違ったり、数年で飽きてしまったりするケースが非常に多いです。
②失敗しない色選びのポイント
長期的に満足するためには、以下の点に配慮しましょう。
シンプルさの追求: 派手な色や極端な流行色を避け、飽きの来ないシンプルな色合いを選ぶ。
付帯部との調和: 外壁の色だけでなく、屋根、サッシ、樋(とい)、ベランダの手摺といった付帯部の色とのバランスを考慮する。付帯部の色に合わせて外壁色をコーディネートすることで、全体の調和が生まれ、より長く愛せる仕上がりになります。
信頼できる「業者選び」の基準
失敗を避けるための結論は、「信頼できる業者を選ぶ」ことに尽きます。
適材適所、しっかりと場所に応じて、その塗料にあったもの、合ったものを使うというのが、僕の考えです。
信頼できる業者は、単に価格が安いだけでなく、塗料の特性を理解し、場所に応じた適切な塗料と工法(適材適所)を提案できます。
そして、最も重要な見極め方は「安心感」です。『大丈夫かな?』と思うところがあれば、そこにもう一つお願いしよう、と思うのが一つだと思います。
価格や情報に惑わされず、疑問点が残る業者であれば避けるべきです。初めて依頼する業者で不安がある場合は、「どこで施工されましたか?」と尋ね、可能であればその施工したお客様から話を聞かせてもらうこと。
お客様の不安を解消するために、施工実績やお客様の声を提供してくれる業者は、それだけ塗装専門の職人の施工に自信を持っている証拠です。
まとめ~いなべ市の外壁塗装・屋根塗装のことならリペイント匠へ
外壁塗装で失敗を避けるためには、信頼できる業者選びが不可欠です。私たち株式会社リペイント匠は、地元いなべ市を中心とした地域で、お客様の期待に応えるべく活動を続けてまいりました。
私たちは、お客様に心から安心していただけるよう、業界トップクラスの施工とアフターフォロー体制を構築しています。
豊富な実績と確かな評価: いなべ市を中心とした地域で年間1000件超の実績を積み重ね、Google口コミでは★4.8を800件以上獲得しております。この数字こそが、私たちがどこよりも徹底的に「丁寧」に「親切」に、高品質な施工を追求してきた証だと自負しております。
長期保証と徹底した点検: 施工完了後の保証期間は7年〜16年と長く設定しています。また、保証期間中もお客様に安心していただくため、1年・3年・5年・7年・10年・12年・15年・20年の計8回の定期点検を実施し、大切なお住まいを見守り続けます。
業界初の取り組み: 品質への自信から、業界初の「塗り替え保証」を実施しています。さらに、万が一完成後の色に納得いかない場合は、再度塗装をさせていただく対応も行っております。
私たちリペイント匠の「使命」は、スタッフたちと、一緒に力を合わせ、10年に一度の塗り替えを通し、地元のお客様の幸せを実現していくことです。
その思いが実を結び、今では地元のお客様からも塗装実績の最も多い『外壁塗装の職人直営店』とご支持を頂けるようになりました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
「どこよりも徹底的に『丁寧』に『親切』にやる!」と心に決めた気持ちを忘れずに、全社員一同、お客様の期待を超える施工を提供できるよう、頑張ってまいります。
外壁塗装に関する疑問やご不安がありましたら、ぜひお気軽にリペイント匠にご相談ください。
三重県いなべ市をはじめ、四日市市、伊勢市、津市、松阪市、松阪市、伊賀市、亀山市、名張市、いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
詳しくは、いなべ市のショールームの情報をご覧ください。



























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