
【松阪市】外壁塗装でだまされない!悪徳業者・訪問販売の手口と正しい撃退方法【解説動画あり】
こんにちは!リペイント匠の久保です。
今日は、「こんな業者には注意してください」というテーマでお伝えします。
外壁塗装の業界では、訪問販売や点検商法といった悪質な営業手法がいまだに横行しています。「今すぐ工事をしないと危険です」「この塗料は30年持ちます」「足場があるので安くできます」といった耳障りの良い言葉を使い、お客様の不安をあおって契約を迫るケースが後を絶ちません。さらに、給付金制度を悪用して「タダで工事ができる」と勧誘する業者まで出てきており、実際に騙されてしまったという相談も少なくないのが現状です。
こうした業者に依頼してしまうと、本来必要のない工事に高額なお金を払ってしまったり、耐久性のない塗料で施工されて数年後にやり直しを迫られたりするリスクがあります。せっかくの外壁塗装が台無しになり、結果的に余計な費用と時間を失うことになりかねません。
そこで本記事では、「依頼してはいけない塗料」や「注意すべき悪徳業者の特徴」、さらに「もし遭遇してしまった場合の対応方法」について詳しくお話しします。
目次
外壁塗装でやめた方がいい塗料~石調塗装とは
外壁塗装の相談を受けていると、訪問販売の営業マンから「石調塗装」をすすめられたという声をよく耳にします。営業トークでも、次のような言葉が並ぶことが多いです。
「セラミック塗料なので耐久性が抜群です」
「30年持ちますから、次の塗り替えは必要ありません」
「重厚感があって高級な仕上がりになります」
石調塗装とは、その名の通り天然石のような高級感や重厚感を再現する塗装方法で、見た目だけを見ると「かっこいい」「高級そう」と感じるかもしれません。しかし、こうしたセールストークをそのまま信じて契約してしまうと、後悔するケースが非常に多いのです。
住宅には適していない理由
まず知っておいていただきたいのは、一般的な木造住宅や軽量鉄骨住宅は「揺れること」が前提で建てられているという点です。地震や強風などで建物が少しずつ動くため、外壁塗料もその動きに追従できる柔軟性が求められます。
一方で石調塗装は、もともとRC構造(鉄筋コンクリート造)のビルや揺れの少ない大型建物向けに開発されたものです。住宅に使用すると、外壁の動きに追従できず、ひび割れや剥離が発生しやすくなります。
実際の劣化例
「30年持つ」と言われたのに、10~15年ほどで表面がボロボロになってしまったという相談も少なくありません。表面のツヤが失われ、剥がれや浮きが目立ち始めると、結局は再塗装が必要になります。
さらに石調塗装は非常に重たい塗料で、施工にも大きな負担がかかります。専門的な手順を踏まないと仕上がりにムラが出やすく、結果的にコストの割に耐久性が低くなるのです。
見た目に惑わされないことが大切
確かに仕上がりの高級感は魅力的ですが、外壁塗装で最も大切なのは「長持ちするかどうか」です。見た目の良さに惹かれて契約してしまうと、数年後に再工事が必要となり、余計な出費につながります。
外壁塗装を検討する際は、営業マンの甘い言葉に流されず、必ず「住宅に適している塗料かどうか」を確認するようにしましょう。
外壁塗装で注意すべき悪徳業者の特徴
外壁塗装のトラブルの多くは、悪徳業者による強引な営業や誤った説明から始まります。特に訪問販売や点検商法では、「今すぐ工事しないと危険です」「この塗料なら30年以上持ちます」といった甘い言葉で不安をあおり、即決を迫るケースが後を絶ちません。
こうした業者に一度契約してしまうと、追加費用を請求されたり、質の低い工事をされたりして、結果的に大きな損失につながります。ここでは、実際に多い悪徳業者の特徴を具体的に取り上げていきます。
不安をあおる業者
悪徳業者に多いのが、お客様の不安を必要以上にあおって契約を迫る手口です。例えば、
「瓦が今にも飛んでしまいますよ」
「このままでは雨漏りの原因になります」
といった言葉で、あたかもすぐに工事しなければ家が危険になるかのように話してきます。確かに外壁や屋根に不具合が出ると心配になりますが、その場で焦って契約してしまうのは大変危険です。
実際には軽微な劣化であったり、すぐに修理が必要でないケースも多くあります。それにもかかわらず「今すぐやらないと手遅れになる」といった強引なセールストークを使う業者は要注意です。こうした業者に出会ったら、まずは冷静になり、複数の専門業者に診断を依頼することをおすすめします。
大幅な値引きをする業者
外壁塗装の見積もりにおいて、極端な値引きを提示してくる業者にも注意が必要です。例えば、
「足場が近くにあるので、今なら安くできます」
「角地で宣伝になるので、50万円値引きします」
「今日契約していただければ、100万円安くします」
といった内容です。聞こえは魅力的ですが、こうした大幅な値引きは本来あり得ません。適正な工事には、人件費・塗料代・足場代など一定のコストがかかるため、大幅な割引をしても利益が出るということは、最初から不当な価格を提示していたか、あるいは工事内容を大幅に削って手抜き施工をする可能性が高いのです。
「今だけ特別」「すぐに契約すれば安くなる」といった営業は、消費者の判断力を鈍らせるための典型的な手口です。外壁塗装は決して安い買い物ではありませんので、冷静に複数の業者から見積もりを取り比較することが大切です。
無料点検をうたう業者
「無料で点検します」という甘い言葉で近づいてくる業者にも注意が必要です。一見するとお得に感じますが、いわゆる「点検商法」と呼ばれる典型的な手口です。
実際には、点検と称して屋根や床下に入り込み、わざと不具合を作り出したり、必要以上に大げさな報告をしたりするケースがあります。その後「すぐに修理しないと大変なことになります」と不安をあおり、高額な工事契約を迫るのです。
また「給付金を使えばタダで工事できます」といった勧誘も増えています。実際には、給付金の範囲内ではまともな施工ができず、小学生の工作のようなレベルの工事をされてしまった事例もあります。
「無料」という言葉にはつい気を引かれてしまいますが、タダほど怖いものはありません。点検を依頼する際は必ず信頼できる専門業者を選び、複数の意見を聞くことが重要です。
全額前払いを求める業者
外壁塗装の契約時に「工事前に全額を支払ってください」と要求してくる業者には特に注意が必要です。通常、信頼できる業者であれば、契約時に一部の着手金を受け取り、工事完了後に残りを精算するのが一般的です。
ところが悪徳業者は、工事前に全額を振り込ませ、そのまま連絡が取れなくなったり、適当な工事だけして姿を消してしまったりするケースがあります。いわゆる「持ち逃げ」のリスクが非常に高いのです。
もし契約時に「前払いが必須です」と言われたら、その時点で疑ってかかるべきです。安心して工事を任せられる業者は、適正な支払い条件を提示し、透明性のある見積もりや契約書を用意してくれます。前払いを強く求められた場合は、即座に契約を見直すことをおすすめします。
嘘の耐久性を語る業者
悪徳業者の中には、塗料の性能についてあり得ない説明をするケースもあります。例えば、
「この塗料は30年〜40年絶対に持ちます」
「一度塗れば劣化することはありません」
といったセールストークです。
確かに最近の高性能塗料は耐久性が向上しており、15年〜20年程度もつものもあります。しかし「30年絶対に持つ」などと言い切れる塗料は存在しません。気候や立地条件、施工の質によって耐用年数は変わるため、長持ちするかどうかは一概に断言できないのです。
こうした誇大広告のような説明をしてくる業者は、信頼性が低いと判断してよいでしょう。外壁塗装で大切なのは、誠実に建物の状態を診断し、根拠のある提案をしてくれる業者を選ぶことです。嘘や大げさな言葉で契約を急がせる業者は避けるようにしましょう。
悪徳業者に遭遇したときの正しい対応方法
ここまでお伝えしたように、外壁塗装の現場では不安をあおる営業や大幅な値引き、無料点検を口実にした勧誘など、さまざまな悪質な手口が存在します。では、もし実際にそのような業者に遭遇してしまったら、どう対応すればよいのでしょうか。
最も大切なのは「慌てて契約しないこと」です。その場で即決してしまうと、後から冷静に考えたときに取り返しのつかないトラブルへと発展してしまう可能性があります。ここでは、悪徳業者への正しい対処法を具体的にご紹介します。
即決しないことの重要性
悪徳業者に共通する特徴のひとつが、「今すぐ決めてください」と契約を急がせる点です。
例えば、
「今日中に契約してくれたら大幅値引きします」
「今決めないと、この条件はなくなります」
といった言葉で焦らせてきます。しかし、本当に信頼できる業者であれば、お客様に十分な検討時間を与えるのが当然です。
契約を急かすのは、冷静に考える時間を奪い、不利な条件で工事を結ばせるための常套手段です。外壁塗装は高額な工事ですから、その場で即決せず、必ず家族と相談したり、複数の業者から見積もりを取ったりして比較検討するようにしましょう。
「一度持ち帰って検討します」と伝えるだけでも、怪しい業者は引いていくことが多いものです。焦らず落ち着いて判断することが、自分の家を守る最初の一歩です。
消費生活センターに相談する
もし「怪しい業者と契約してしまったかもしれない」「強引に契約を迫られて困っている」という状況に陥ったら、まずは各自治体にある消費生活センターに相談しましょう。消費生活センターは、悪質商法や訪問販売に関する相談を数多く受け付けており、専門の相談員が具体的な対処法をアドバイスしてくれます。
実際に「工事内容が契約と違った」「追加費用を請求された」「工事をしないままお金だけ持ち逃げされた」といった被害相談も多く寄せられています。そのため、相談員も外壁塗装に関するトラブル対応に慣れており、適切な解決策を提示してくれるはずです。
「こんなことを相談していいのかな」と思うような小さな不安でも、早めに相談することが大切です。被害が大きくなる前に専門機関に頼ることで、トラブルを最小限に抑えることができます。
クーリングオフ制度を利用する
訪問販売や電話勧誘で契約をしてしまった場合でも、一定の条件を満たせば「クーリングオフ制度」を利用して契約を解除することができます。クーリングオフとは、消費者を守るために設けられた制度で、契約から8日以内であれば無条件で契約を取り消すことが可能です。
ただし、すべてのケースで適用されるわけではありません。例えば、すでに工事が完了していたり、消費者側から「自分の意思で契約をした」と判断されるような場合には、クーリングオフが認められないこともあります。
そのため、「契約してしまったけど大丈夫かな」と思ったら、まず契約書を確認し、クーリングオフの対象になるかどうかを調べることが大切です。不明な点があれば、消費生活センターや専門の相談窓口に問い合わせましょう。
クーリングオフを知っているかどうかで、被害を防げるかどうかが大きく変わります。契約を急がされたときほど、この制度を思い出していただきたいと思います。
まとめ~松阪市の外壁塗装・屋根塗装のことならリペイント匠へ
本記事では、外壁塗装で注意すべき塗料や悪徳業者の特徴、そして遭遇してしまったときの正しい対応方法について詳しくお伝えしました。
「石調塗装」のように住宅に適さない塗料をすすめられたり、「今すぐ契約すれば安くなる」「無料で点検します」といった甘い言葉で不安をあおられたりするケースは後を絶ちません。こうした手口に惑わされず、必ず複数の業者を比較し、信頼できる会社に依頼することが大切です。
また、もし契約してしまった場合でも、消費生活センターへの相談やクーリングオフ制度を活用することで被害を防ぐことができます。外壁塗装は大きな投資だからこそ、冷静に情報を集め、慎重に判断してください。
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