外壁塗装は20年持つ?長持ちする塗料より大切な「工事後の定期点検」
こんにちは、リペイント匠の久保です。
最近、外壁塗装のご相談をいただいていると、
「できるだけ長持ちする塗料にしたい」
「もう何度も塗り替えたくない」
というお客様が増えてきたように感じます。
塗料も進化し、フッ素塗料や無機塗料など、昔に比べて長期耐候性に優れた塗料が増えてきました。
物価や工事費も上がっている今、
「せっかく塗装するなら、できるだけ長く家を守りたい」
と思われるのは当然のことだと思います。
私たちリペイント匠も、長く安心していただける塗装を提供することは非常に大切だと考えています。
しかし、住宅塗装に長年携わってきた私たちだからこそ、お客様に一つ知っていただきたいことがあります。
それは、
「長持ちする塗料を使った」=「その年数、何もしなくても安心」ではない
ということです。
どれだけ丁寧に工事をしても、未来まで100%はありません
私たちは、当然ですが一棟一棟できる限り丁寧に施工します。
しかし、住宅は人の手で工事するものです。
どれだけ丁寧に施工しても、絶対にミスが起きないとは言い切れません。
また、ごく稀ではありますが、塗料や材料そのものに想定外の不具合が起きる可能性もあります。
さらに住宅には、外壁だけではなく、
屋根、シーリング、雨樋、破風、軒天、板金、防水部分など、さまざまな部位があります。
つまり、上塗り塗料の耐候年数だけで、その家全体の将来を判断することはできません。
だからこそ私たちは、塗料の性能と同じくらい、
「工事が終わった後に、誰が家を見てくれるのか」
が大切だと考えています。
実は、不具合が起きてもお客様自身では気づきにくい
これは私たちが現場に携わっていて、非常に強く感じることです。
外壁塗装が終わった直後は、
「きれいになったな」
「この色にして良かったな」
と、ご自宅の外観を見る機会も多いと思います。
しかし1年、3年、5年と経っていくと、毎日ご自宅の外壁を細かく確認される方はほとんどいません。
まして2階建ての住宅なら、
2階の外壁や屋根をご自身で確認することは難しいでしょう。
小さなひび割れ。
シーリングの異常。
屋根の不具合。
塗膜の異常。
こうした症状が起きていても、普段の生活では気づかないことがあります。
そして気づいたときには、症状が進んでいることもあります。
だからこそ、
「何かあったら連絡してください」だけでは、本当のアフターサービスとは言えない。
と私たちは考えています。
保証書があるだけでは、家は守れません
外壁塗装では「○年保証」という言葉をよく見かけます。
もちろん保証は大切です。
しかし、少し考えてみてください。
例えば15年保証があったとしても、5年目に2階部分で小さな不具合が起き、お客様がそれに気づかなかったらどうでしょうか。
保証期間内でも、不具合そのものを発見できなければ、直すきっかけがありません。
だから私たちは、
保証とは「不具合が起きたら直す」だけではなく、
不具合がないかをこちらから見に行くことまで含めて考えるべきではないか。
と思っています。
リペイント匠は「工事をして終わり」にしたくありません
リペイント匠では、塗装工事が完了した後も定期点検を行っています。
必要に応じてハシゴやドローンなども活用し、お客様自身では確認しにくい部分までプロの目で確認します。
目的は、不具合を探して怖がらせることではありません。
小さな異常を、小さなうちに見つけるためです。
もし何もなければ、
「今回も問題ありませんでしたよ」
とお伝えできる。
これも立派な安心だと思っています。
反対に、小さな異常が見つかったなら、
大きな問題になる前に対応する。
そのための定期点検です。
私たちが売りたいのは「20年持つ塗料」だけではありません
これからさらに塗料の性能が上がり、15年、20年と長期耐候型の塗料が当たり前になるかもしれません。
だからこそ、私たちは考えます。
20年持つ塗料を売る会社ではなく、
20年間、お客様の家を見続けられる会社でありたい。
塗った瞬間の品質はもちろん大切です。
でも、本当にその工事が良かったかどうかは、5年後、10年後、さらにその先になって初めて分かるものだと思っています。
だから私たちは、工事が終わった日を「お付き合いの終わり」ではなく、長いお付き合いの始まりだと考えています。
外壁塗装会社を選ぶとき、ぜひ「工事後」まで聞いてください
これから外壁塗装を検討される方には、塗料の種類や金額だけではなく、ぜひ施工会社にこんな質問をしてみてください。
「工事が終わった後は、どのように点検してもらえますか?」
そして、
「定期点検します」
と言われたら、もう一歩聞いてみてください。
「何年後に点検しますか?」
「誰が連絡してくれますか?」
「こちらから連絡しなくても来てくれますか?」
「屋根など見えないところは、どうやって確認しますか?」
ここまで聞けば、その会社がアフターサービスをどこまで本気で考えているのかが見えてくると思います。
最後に
私たちも人間です。
「絶対に不具合を起こしません」とは言いません。
だからこそ、
もし何かあれば早く見つける。
見つけたらきちんと対応する。
そして同じことが起きないよう改善する。
そこまで含めて、私たちの仕事だと思っています。
良い塗料を使うこと。
丁寧に施工すること。
保証を付けること。
そして、その家を長く見続けること。
これから住宅を長く大切に使っていく時代だからこそ、外壁塗装会社も「塗って終わり」ではいけない。
リペイント匠は、
「何年持つ塗料なのか」だけではなく、
「その先も誰が家を見てくれるのか」まで含めて、塗装会社を選んでいただきたい。
と考えています。





























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