屋根塗装、カバー工法どちらを選ぶべきか?亀山市のプロが解説
津市や松阪市、鈴鹿市または三重県全域で「屋根塗装で大丈夫なのか?屋根カバー工法の価格はどうなのか?」と屋根塗装と屋根のカバー工法を比較検討されている方はいませんか?
屋根塗装はある程度聞きなれた言葉ですが、屋根カバー工法というと、まだまだ新しい専門用語ですので、一般の方には聞きなれない言葉だと思います。そこで屋根塗装と屋根カバー工法を比較検討されている方に屋根塗装、屋根カバー工法が向いている人・向いていない人をメリット・デメリットを通して色々詳しく説明していきたいと思います。
出来るだけ詳しく書いていきたいと思いますので、長文になると思いますが、屋根塗装と屋根カバー工法で悩んでいる方の必ずお役に立てると確信していますので、ぜひ最後まで読んで頂ければ幸いです。またこの記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
屋根というのは住宅で一番日当たりが良く、一番劣化する部位と言っても過言ではありません。そんな屋根リフォームの選択肢と言えば「屋根塗装」「屋根カバー工法」「屋根葺き替え」大きな屋根工事でいうとこの3つに分かれると思います。
そしてコロニアルやカラーベストの屋根の場合は、屋根塗装か屋根カバー工法か?モニエルなどの乾式コンクリートの屋根ですと、屋根塗装か屋根の葺き替えで悩まれている方も多いのではないでしょうか?
屋根塗装をすれば表面は綺麗になるかもしれませんが、良い塗料で屋根塗装をすれば40万とかかかったりします。
そして屋根材の下のルーフィングと呼ばれる防水シートの寿命が30年と言われていますので、長期的に見れば表面的な綺麗さだけでなく、雨漏りなどを考えると屋根カバー工法なども選択肢に加えてもいいのではないかと思います。
では、屋根塗装の向いている人・向いていない人。屋根カバー工法に向いている人・向いていない人。それぞれのメリット・デメリットについてお話をしていきます。
⑵屋根塗装に向いている人、向いていない人
屋根塗装と一言で言っても屋根材の種類、傷み具合、塗料など色々なパターンが考えられますので、全てをお伝えする事は難しいですが、屋根塗装に向いている人・向いていない人をご紹介していきたいと思います。
・屋根塗装に向いている人
・出来るだけ低コストで済ませたい。
・築年数も浅く屋根材自体も綺麗な状態の方。
・屋根塗装に適した屋根材。
・定期的に色々な塗料の機能性や色の種類を楽しみたい。
・外壁など他にも工事をしたいところがあるし、予算が限られている
・屋根塗装に向いていない方
・築年数が経ち屋根材が経年劣化で屋根塗装をしても10年以上持たないと私たち塗装専門家が判断したお家。
・屋根の雨漏りなどが起きていて、もう屋根のメンテナンスを長期的に考えたくない方。
・屋根材自体が屋根塗装が出来ない屋根材で作られている。(アーバニーやパミールなど)
・モニエルなど重量的に心配な方。
⑶屋根カバー工法に向いている人、向いていない人
それでは屋根塗装に続いて、次は屋根カバー工法に向いている人、向いていない人をご紹介していきたいと思います。屋根カバー工法と一言で言っても材料も凄く多くの屋根材が販売されています。
後程軽くご紹介するのですが、ここでは、リペイント匠で超おすすめしている屋根材について書いていきたいと思います。
・屋根かカバー工法に向いている人
・長期的に屋根に関して心配はしたくない方。
・地震対策などで屋根の重量を軽くしたい方。(葺き替えの場合も気になるポイントです。)
モニエル瓦・・・㎡50キロ
カラーベスト・・・㎡25キロ
おすすめしている金属屋根・・・㎡10キロ
・雨漏りや雨漏りはしていないけど屋根裏に雨染みが出来ている方。
・築25年以上の方。
・屋根カバー工法に向いていない方
・定期的に塗料の機能や色を楽しみたい方。
・予算的な問題
この様に屋根塗装が向いている、屋根カバー工法の方が向いている、と別れます。屋根塗装と屋根カバー工法を比較検討されているのであれば予算のご都合などもあると思いますので、一度、下にあるYouTubeも含めて見て頂きご検討ください。
・屋根カバー工法には色々な屋根材がある
屋根カバー工法と一言で言っても、アスファルトシングルやガルテクト、またリペイント匠でおすすめしているデクラの類似品など色々な屋根材があります。
またその屋根材の下にひくルーフィングも様々な防水シートがありますので、屋根塗装より、より一層商品選びが大事なポイントになってきます。
・一押し商品
デクラをおすすめする理由はメリットは多いのですが、目立ったデメリットがないことが一番の理由です。
⑴美観保障10年、耐久保証30年のメーカー保証が付いている(実例で50年の建物もある)
⑵軽量で風速70mにも耐えられるインターロック工法での施工
⑶デザインや色合いの種類が多い
⑷遮熱効果がある
⑸塗装品ではないため再塗装の必要性がない
⑹類似品のように天然石が取れるような事がない
屋根カバーの材料には様々な材料があるのですが、「再塗装が必要」「強風で飛んで行った事例がある」「類似品でよく似ているが表面の天然石がボロボロ剥がれて鉄板だけになる」など様々な特徴やデメリットなどを考慮して上のデクラの屋根を自信をもって販売しています。
そしてこのデクラの屋根には目立ったデメリットがないにかかわらずガルテクトの様な再塗装が必要な商品と同等の金額で施工する事がリペイント匠では可能です。
数多くある屋根カバー工法の材料ですが、その中でも今、全国で最も屋根カバーで使われている屋根材をご紹介したいと思います。
屋根カバー工法をして頂いたお客様の声
⑷屋根塗装か屋根カバー工法かを決めるの判断基準
お問合せを頂き、屋根カバー工法という選択肢があると知らないお客様も見えます。その時に私たちが屋根塗装と屋根カバー工法のどちらをおすすめしようか考える判断理由としては、この先ずっと安心して暮らし続けられるか?という点です。
屋根塗装をしても表面だけ綺麗になり、また雨漏りが再発するリスクがあったり、使われている屋根材の問題で再塗装しても意味がない時などにご提案するようにしています。
・塗装できない屋根
屋根材の問題で屋根塗装が出来ない事もあるというのをご存じでしょうか?
中でも有名なのはニチハの「パミール」です。このパミールという一見普通のコロニアルのように見えるのですが、ミルフィーユのように何層かをプレスして形成されている屋根材なのですが、築年数が経ち屋根塗装をしても、層間剝離という現象で、ミルフィーユのように何層も重なっていたものが、表面から1枚ずつ剥がれていきます。
そうなればいくら表面に屋根塗装をしたところで、屋根材自体が剥がれてくる訳ですから、塗装する意味は全くありません。
もう一つは「アーバニー」というクボタの商品です。
このアーバニーは、歩くだけで割れたりしてしまうものもあり、また屋根塗装をする際も縁切りという雨水の排出経路を確保するための工程が、必ず必要な屋根材なのですが、縁切り材も入らないので、屋根材と屋根材の隙間を塗膜で埋まらないように、縁をきるにはカッターナイフで縁切りをするしかないのですが、屋根材が細かいので、現実的には手間賃がかかりすぎて縁切りがしにくい状態です。
ですが、縁切りせずに屋根塗装を終わらせると雨漏りが高確率で起きますので、リペイント匠では、「パミール」や「アーバニー」は必ず屋根カバー工法をおすすめしています。
またこの2つ以外にも経年劣化により脆くなってしまう屋根材が存在します。
⑸で説明していますので、ご確認ください。
⑸経年劣化で脆くなって屋根塗装に向かない屋根材一覧
次にアスベストの入っていない、経年劣化で脆くなる屋根材というものをご紹介していきたいと思います。当てはまる方は屋根塗装以外にも屋根カバー工法もご検討されてみてはいかがでしょうか?
「パミール」1996年〜2008年まで販売
層間剥離という現象で屋根材の表面が剥がれてきますので、屋根塗装をしても意味はありません。
「かわらU」1990年〜2007年まで販売
層間剥離やひび割れ、割れなど経年劣化により脆くなってきます。1990年までの材料にはアスベストが入っています。
「レサス」1999年〜2006年9月まで販売
経年劣化により、ひび割れ、破片の落下などが多い屋根材になります。
「アーバニーグラッサ」2001年〜2005年まで販売
経年劣化によりひび割れた破片の落下が多く、縁切りが出来ないため屋根塗装した後に雨漏りのトラブルの多い屋根材です。
「ザルフグラッサ」2001年〜2005年まで販売
経年劣化により横のひび割れが多いのが特徴的な屋根材です。
「ザルフ」2001年〜2006年まで販売
経年劣化でクラックが起きやすい屋根材です。
「コロニアルNEO」2001年〜現在も販売中
経年劣化によりひび割れ、破片の落下が非常に多い屋根材になります。屋根塗装はおすすめしていません。
「グリシェイドNEO」2001年〜販売中
こちらもコロニアルNEOとよく似た症状のでる屋根材になります。
「シルバス」2001年〜2003年まで販売
アーバニーと同じ様に経年劣化でひび割れや破片が落下したりする屋根材になります。
いかがだったでしょうか?
新築時の図面を見て当てはまるものがあれば屋根塗装をする際には屋根材の事もしっかりと理解している専門業者に無料診断してもらいましょう。
図面に記載が無い場合などで、気になるときはお気軽にお問い合わせください。
⑹屋根塗装と屋根カバー工法の費用面や金額、単価
では屋根塗装と屋根カバー工法の金額を書いて言いたいと思います。
屋根塗装…㎡1,800円~
(高圧洗浄など全て込み)
屋根カバー工法…㎡9,000円~
(本工事以外のルーフィングや各種板金込み)
この様に工事金額にも大きな差がありますので、屋根カバー工法をする際は商品をキチンといいものを選びましょう。
⑺屋根カバー工法と塗装は切っても切れない仲
実は塗装工事と屋根カバー工法というのは切っても切れない仲で、外壁塗装や屋根塗装をしていく中で必ず、屋根カバー工法をした方がいいお宅に遭遇します。私たちも下請けの10数年前までは、「屋根塗装では長くはもたないなぁ」と思っていても
屋根塗装をするしか選択が無かったのですが、今は、塗装専門の職人で屋根工事も出来るようになり、どちらの方が予算を抑えながら、安心して過ごして頂けるか?という事を考えながら、余裕をもってお客様にご提案できるようになりました。
そして屋根のカバー工法も屋根塗装と同じで「下地処理」がすごく大事な工程になります。屋根カバーをする前にルーフィングという粘着性の防水シートを屋根に貼るのですが、電気で動くような高圧洗浄機でははっきり言ってキチンと汚れを落としきる事は、かなり大変な事です。
しかし、私たちがいつも使用しているエンジンで動く高圧洗浄でトルネード洗浄をすると、すごくきれいになり、ルーフィングと下地の密着がすごく良くなります。
他にも私たちに屋根カバーを注文頂くメリットは多いのですが、書ききれませんので、気になった方は、0120-804-902まで「ホームページ見たよ」とお気軽にお問合せください。
【解説動画付】屋根塗装とカバー工法のまとめ
今回は屋根塗装と屋根カバー工法についてできるだけ書かせて頂きました。屋根塗装と屋根カバー工法をご検討頂いているお客様のお役に少し立てられたら幸いです。
出来るだけ詳しく書いたつもりですが、他にもご質問やご相談などございましたら、いつでもお気軽にお問合せしてください。
この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
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