津市 外壁塗装 リペイント匠

外壁塗装の注意点やポイントを詳しく徹底解説【前編】

津市 外壁塗装 リペイント匠

三重県の津市、鈴鹿市、松阪市でお住まいの外壁塗装専門店をしているのですが、先日、松阪市の方から「来年に外壁塗装を考えているのですが、外壁塗装の注意点について教えてください」とご質問メールが届きました。

「外壁塗装の注意点」を詳しく書いていきたいと思うのですが、外壁塗装の注意点と言えば数限りなくあります。

例えば、「外壁塗装の価格や費用について」「外壁塗装の正しい時期」「外壁のひび割れについて」「外壁塗装に大事な色やデザインについて」などなどいっぱい外壁塗装には注意点というものがございます。

まだ「外壁塗装と一緒にやった方がいい工事」なども注意点の一つかもしれませんね。

この様に外壁塗装の注意点というのは沢山ありますので、それぞれ大まかになりますが、書いていきたいと思います。それぞれの項目でより詳しくお知りになりたい方は、より詳しく書いた記事のリンクや動画などを貼っておきますので、クリックして見てみてください。

出来るだけ詳しく書いていきますので、長文になりますが、最後まで読んで頂ければ外壁塗装の注意点についてバッチリと分かるようになりますので、最後まで読んで頂ければ幸いです。またこの記事はすごく長くなるので、前編、後編と2つに分けて書いていきたいと思います。

この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。

目次

⑴【解説動画付】外壁塗装の注意点

リペイント匠、鈴鹿市、外壁塗装

最近ですとテレワークをされる方も増えたり、また休みの日でもお出かけする回数が減り、お家にいる時間が長いので、家の外壁塗装の事を考えられる方が増えています。

この記事を見ている方でも築10以上経ち、近隣の方のお家も外壁塗装をしているし、自分の家も「そろそろ外壁塗装を考えなければいけないなぁ」というかたも多いと思うのですが、いきなり、外壁塗装をするのではなく事前にいくつかの「外壁塗装の注意点」を知っておくことで、大事な家の外壁塗装の失敗するリスクも少なくなると思いますので、文字が多いですが最後まで読んで頂ければ幸いです。

上にも書いたように外壁塗装の注意点というと数が多すぎて一つの記事では書ききれませんので、大事な事を前編、後編の2つに分けてまとめてみました。今回は前編です。

⑵外壁塗装は本来、事前対応が大事

津市 外壁塗装 リペイント匠

リペイント匠にお客様からお問合せがあり、お伺いすると極稀ですが、外壁塗装や屋根塗装が出来ない状態の場合があります。

それは、ずっと何もメンテナンスされていなくて、外壁材や屋根材自体が経年劣化で塗装できない状態の時です。外壁塗装が間に合う状態や間に合わない状態も含めて、危険度も合わせ下記に書いていきます。

・窯業系のサイディングがボロボロ

窯業系のサイディング(セメント系、国内の住宅の80%はこの外壁材です)で表面の外壁材がボロボロと崩れている状態。この場合ですと一部のサイディングを張替えするだけで外壁塗装出来る場合もありますし、お家の全面がそんな状態だと、外壁のカバー工法をおすすめします。

この状態は、まず外壁材のサイディングの目地のコーキング部分が傷みだし、効果がなくなり、コーキングが剥げて、その外壁材のサイディングの断面から雨水が侵入して、サイディングボード自体が水の吸収、熱での蒸発を繰り返すうちにどんどん外壁材のサイディングが傷みこのような状態になります。この場合は下地の木も腐ってボロボロになっているいる事がほとんどです。

外壁塗装と下地からやり替える外壁のカバー工法ですと、3倍の金額差が出る場合があります。

危険度:★★★

・サイディング(外壁材)が反っていて、中に雨水が侵入し、下地が腐っている状態

津市 外壁塗装 リペイント匠

サイディング(外壁材)が反っていて、中に雨水が侵入し、下地が腐っている状態ですと、下地がしっかりとしているなら、出来るだけ元の状態に戻して、目地の隙間はコーキングで修復して外壁塗装を行います。

サイディングの反りが完璧に元通りに直る事は少ないですが、雨水が侵入しないように防水処理して、外壁塗装する事は可能です。

この状態は、上の状態の一歩手前です。外壁材のサイデイングの継ぎ目である目地のコーキング部分が傷み、さらに剥げてしまい、外壁材であるサイディングの継ぎ目から雨水を外壁材が吸い込み、日中の暑さで蒸発を繰り返す事
でおこる現象です。この状態ですと、まだ外壁塗装は可能ですので、出来るだけ早めのメンテナンスをおすすめします。

危険度:★★

・サイディングの目地のコーキングが無くなっている。

サイディングの目地のコーキングが無くなっていて、その下のジョイナーの青いテープが見えている。この状態は、コーキングが傷みだし、剥げてしまう現象です。

ある意味、この状態のお家は職業柄、目にする事が多いのですが、外壁塗装をするか、しないか、は別にして1年以内にコーキングのメンテナンスは必要です。この場合は「コーキングは傷んでいるけど外壁はまだ大丈夫かと思った。」と聞く事が多いです。

確かに新築時にコーキングの種類に注目してお家を新築される方は少ないと思いますので、ある意味、コーキング部分の材料やグレードはハウスメーカーや工務店にお任せという感じになっている方が多いと思いますので、私どもが外壁塗装に行った際には、その時に使われたコーキングのグレードによって、築5年でダメになるコーキングや築15年でも、まだまだ弾力のあるコーキングもあります。

目地のコーキングというのはある意味、外壁材より優先する部分になります。それは、外壁材は表面にコーティングがされているので、表面から雨水が侵入する事は余程、放置しないとないですが、目地のコーキング部分はコーキングのグレードによって傷みやすく、外壁材の下地の木に雨水が直結したり、サッシ廻りですと室内に侵入してくる雨漏りになる可能性が高いからです。

「外壁塗装は、まだいいかなぁ」と思われてもコーキング部分から青いテープが見えていたら、コーキング部分だけでも早めにメンテナンスいたしましょう。

※ですが、焦りすぎて、そこに付け込む業者には注意が必要です。

危険度:★

・バルコニーの防水のメンテナンスがされていなかったり、雨漏りを放置していたので、バルコニーの下地の木が腐っている状態

バルコニーの防水のメンテナンスがされていなかったり、雨漏りを放置していたので、バルコニーの下地の木が腐っている状態。この状態は1年に500件以上工事している中で10回程度、見ます。

この場合ですと、下地の傷み具合によって変わりますが、お客様に現状や原因を報告して、これ以上、雨水が侵入しないように防水工事をするか?バルコニーを大工に取り換えさせてから防水工事をするか?を一緒に考えていく
流れになります。勿論、バルコニーの木部全て取り換えた方が、何倍も高くなります。

外壁塗装を工事する際は、防水の表面が傷んでいたら、防水のトップコートだけなら、そんな高い工事ではありませんので、トップコートも外壁塗装と一緒にする事をおすすめします。

金額的には一般的なバルコニーのトップだけなら3万円~です。

危険度:★★~★★★

・屋根が雨漏りしていて、下地の木が腐っている状態などです。

次は屋根ですね。この屋根の下地が腐っている状態には様々な状況があります。「単純な雨漏り」「前回の屋根塗装で屋根材のひび割れ修理ついでに、隙間という隙間すべてにコーキングして、鉄部に冬の結露から雨漏り」「前回の屋根塗装で縁切りをしていないために雨水の排出経路がなくなり、雨漏り」この3つが代表的だと思います。

他には、傷みやすい部分でいうと屋根の端部、つまり屋根の四方の端っこ部分が下地まで傷んでいるケースが多いです。ですので、屋根のカバー工法を依頼された時でも屋根の端部分だけは下地をやり直すという事も、少ないですがあります。

屋根裏からも下地を見せて頂いて傷みが少ないうちは屋根塗装で十分です。ですので、お家を見せて頂く際には屋根裏も一緒に見せて頂く事が多いです。

危険度:★~★★★

外壁塗装の危険度順に例を挙げだすとキリがないので、代表的な5つを例として挙げさせて頂きました。どれもこれも、事前に外壁塗装や屋根塗装、防水工事をしていれば問題のない事ばかりです。私も営業に行った際に、お家をみて思う事は「もう少し前ならなぁ~………」と思う事がいっぱいあります。

外壁塗装はお金も高い工事なので、放置する気持ちも勿論分かります。しかし、そのたびに「外壁塗装は事前対応の工事」なんだなぁと痛感します。

ちなみに私の家は築5年で防水は表面をトップコートしました。家の外壁は難付着と呼ばれる金属サイディングですが、外壁塗装も8年目ではやるつもりです。

屋根塗装でなく屋根リフォーム・カバーする理由【雨漏り、築20年以上】

⑶外壁塗装時期をセルフチェック

外壁診断

では、次は外壁塗装が手遅れになる前にセルフチェックできる内容を☆~☆☆☆までで、書いていきたいと思います。「外壁塗装を考えているけど、いきなり業者を呼ぶには少し抵抗が…」という方におすすめになります。お家の内装は生活空間ですので、少しの異常でも気づきやすいのですが、外壁というのは、そんなにジッと見る機会は少ないと思いますので、気づきにくいものです。

どの様な状態であれば早めに外壁塗装が必要なのかを10ほど書いていきたいと思います。

・外壁塗装のサイン⑴汚れ

美観性という点で気になる方が多いのかも知れませんが、外壁塗装の優先度でいうと、そこまで焦る必要はないのかな、と個人的には思います。汚れが目立つ理屈としては、塗料には「親水性」という防水機能のようなものが備わっているのですが、その親水性機能が低下して、汚れが付きやすくなるというものです。

優先度:☆

・外壁塗装のサイン⑵艶が消えている

外壁から艶が消えている。これは、一回目の外壁塗装の場合は新築時の外壁の種類によって変わりますし、新築時は大体そんなに艶があるものはないので、目安になりませんが、2回目の外壁塗装の場合は十分な目安になります。それは、艶が飛んでいるという事はチョーキングが起きる前だからです。

優先度:☆

・外壁塗装のサイン⑶チョーキング

チョーキング

チョーキングとは外壁を触った時に、ガードレールを触って白い粉が付く様な状態になっている事です。防水機能が失われている状態ですので焦る必要はありませんが、早めの外壁塗装をおすすめします。

優先度:☆

・外壁塗装のサイン⑷色あせ

色あせの原因が、塗料の顔料という色の成分が分離して変色している状況です。お家をパッとみて変色していればこの状況です。色あせもそれほど優先度が高いわけではありませんが、外壁の塗り替えを考える上で大事な外壁塗装のサインになります。

優先度:☆

・外壁塗装のサイン⑸カビや苔

ここも外壁材の防水機能や防カビ機能などが低下して、生物系の汚れであるカビやコケが北面など日当たりが悪く風通しの悪い、お家の面に表面化してきます。外壁塗装をする際は、抗菌剤などを高圧洗浄する際に塗布してから水洗いするとある程度、キレイになります。

優先度:☆

・外壁塗装のサイン⑹鉄部のサビ(折版屋根や手摺)

お家の鉄部と言えば、折版屋根、瓦棒の屋根、車庫のシャッター周りや物置、または階段などが多いですが、鉄部がサビていると鉄の厚みにもよりますが、穴が開いてくる場合があります。サビが程くなる前に外壁塗装と一緒にする事をおすすめします。特に鉄で出来た屋根は、住宅の場合、溶接出来ないような薄い鉄板が使われている場合が多いので、早め早めの事前対応が大事です。
サビてきたら

優先度:☆~☆

・外壁塗装のサイン⑺塗膜の浮き・膨れ・剥がれ

多いのはコンクリート造のお家に多いのですが、外壁の塗膜に剥がれ、水を含んだ浮きがある場合は、どこからか、雨水が侵入して建物の下地と外壁の塗膜の隙間に水が溜まっていますので,外壁塗装をする際は施工に注意が必要ですが、早めのメンテナンスをおすすめします。

優先度:☆☆

外壁塗装のサイン⑻ひび割れ

津市 外壁塗装 リペイント匠

私達はひび割れの事を大きい場合は「構造クラック」と呼びます。そして小さな表面だけのひび割れを「ヘアークラック」と呼びます。ヘアークラックと呼ばれるひび割れの場合はそこまで気にしなくても大丈夫です。

構造クラックと呼ばれるような0.3mm以上隙間のあるようなひび割れがある場合は注意が必要です。またひび割れには「縦ラインのひび割れ」「横ラインのひび割れ」の2種類があるのですが、横ラインのひび割れは雨漏りの危険性がグッと上がり危険なので、早めにメンテナンスする事をおすすめします。

優先度:☆☆

外壁塗装のサイン⑼コーキングの割れ、剥がれ

次に外壁材のサイディングの目地にあるコーキングの割れや剥がれです。「外壁材の反り」に繋がり、放っておくと外壁塗装が不可になりますので、早めのコーキング工事、外壁塗装をおすすめします。

優先度:☆☆

外壁塗装のサイン⑽サイディングの反り

自分で外壁塗装のサインをセルフチェックする上では一番大事なポイントになります。この場合は、ほとんど全てと言っていいほど、外壁材の継ぎ目なので、そこから雨水が侵入して下地が腐る前に外壁塗装をする事をおすすめします。

優先度:☆☆☆

⑷外壁のコーキングについて

もうすでに上の方でコーキングには触れていますが、コーキングには2面接着と3面接着という2つがある事をご存じですか?

2面接着というのは、住宅のサイディングなどで揺れに追従するような工法です。また3面接着というのはビルやマンションなど揺れの少ない建物に向いている工法です。住宅で3面接着すると揺れについてこれず、片方が切れてしまう場合があります。また外壁塗装の際のコーキングで注意する所は、サッシ上のコーキングと横目地のコーキングの割れなどです。

なぜ注意が必要かと言いますと、サッシ下や他の縦目地のコーキング部分は消えれていても雨水自体はジョイナーというコーキングの下地の金具を伝い、下の水切りという板金部へ水は流れていくのですが、サッシ上は、そのままサッシに水が落ち、サッシ廻りのコーキングが切れていると、そこから中に雨水が侵入してくる恐れがあるからです。

横目地のコーキング部分の割れは縦に比べて雨水が多く侵入します。文字では表現しにくいのですが、雨の日にジャンパーのファスナーが開いてて、立っているとジャンパーは濡れますが、雨はシャツまで入りにくいです。しかし、寝そべっていると、雨が入る面積が多くシャツがベチャベチャになるイメージです。

分かりにくくてすいませんw

⑸外壁の縦と横のひび割れでは危険度が全然違う

外壁、雨漏り、津市、リペイント匠

外壁塗装をする際に、ひび割れがきっかけで外壁塗装をしようかな~と考えられた方も多いと思うのですが、まだ大丈夫か~と思われている方もいると思います。

そこで上にも少し書きましたが、ひび割れには、ヘアークラックと呼ばれる表面的なクラック(ひび割れ)と構造クラックという構造に問題のでるひび割れの2種類があり、ヘアークラックはそこまで気にしないでいいのと構造クラックは気を付けてください。と上でお話したのですが、それとは別で「縦の構造クラック(ひび割れ)」「横の構造クラック(ひび割れ)」でも危険度が全く違うという事もお伝えしたいと思います。

基本的な考え方としては上のコーキングの注意点で話した理屈と同じで、雨の日にジャンパーのファスナーが開いてて、立っているとジャンパーは濡れますが、雨はシャツまで入りにくいです。

「縦の構造クラック(ひび割れ)」しかし、寝そべっていると、雨が入る面積が多くシャツがベチャベチャになるイメージです。「横の構造クラック(ひび割れ)」勿論、「横の構造クラック(ひび割れ)」の方が雨水が多く侵入して危険という事になります。

このひび割れも外壁塗装を考える上で大事な注意点になります。

・屋根の横のひび割れに注意

コロニアルネオという屋根の商品があるのですが、この商品は、見ると結構な確率で10枚以上が横割れしている事が多いです。この場合は屋根塗装をしても割れてしまっては意味がないので、屋根のカバー工法をご提案しています。

・塗装できない屋根、パミール

屋根パミール

ニチハのパミールも塗装できない屋根の代表です。なぜ塗装できないかというと、この屋根材はミルフィーユ状に作られているのですが、屋根塗装をしても表面の層が次から次へと剥がれてくるので、塗装不可というより、屋根塗装をしても意味はありません。

しかし、知識のない業者さんによって今でもパミールに屋根塗装をする業者がいます。塗装できる屋根かどうか?を見き分けられる業者でないと大変なことになります。

【塗装出来ない屋根】パミールの経年劣化と見分け方・屋根葺き替え工事

⑹外壁塗装をする前、後に雨漏りが起きてきたら

雨漏り:リペイント匠

外壁塗装の注意点として、トラブルの多い「雨漏り」なのですが、実は外壁塗装後の雨漏りで悩んでいる方も結構、全国に見えるのです。「建物のメンテナンスに外壁塗装をしたのになぜ?」と思われる方も多いと思いますが、単純な知識不足や施工のやり方の問題です。

ですが、業者側も自分たちの非を認めず、裁判までなっているケースも多いようです。雨漏りも外壁塗装の注意点には大事なポイントだと思いますので外壁塗装前の雨漏りと外壁塗装後の雨漏りについて書いていきたいと思います。

・外壁塗装をする前の雨漏り

外壁塗装をする前の雨漏りは、原因が数多くありますので、外壁塗装と一緒に雨漏り修理する注意点についてお話をしていきたいと思います。

まずは「外壁塗装と雨漏りは全く別の工事」というところから書いていきたいと思います。雨漏りが起きた時に、業者に相談すると、「外壁塗装をすれば直りますので大丈夫ですよ♪」と親切なアドバイスをする業者がいるようですが、全く間違いで、正しくは「外壁塗装をすれば、雨漏りも直る可能性ありますよ」です。

外壁塗装と雨漏りは基本的には別工事ですので、リペイント匠では、雨漏りと外壁塗装を一緒にご依頼された場合は、外壁塗装前に雨漏りの個所を特定して、直してから外壁塗装の工程に入ります。雨漏りで直らないケースは、業者もあやふやな状態で、直しているケースが多く、何度しても結局直らないという場合が多いのです。雨漏りが起きた時には「まずは雨漏り個所を特定する」という事が大切なのです。

雨漏り個所が特定できてしまえば、あとはそこに雨水が侵入しないようにするだけなので。

・外壁塗装後の雨漏り

外壁塗装後の雨漏りというのは、信じられないかも知れませんが実際に全国で多発している問題です。外壁塗装前は雨漏りなんてしていなかったのに、「外壁塗装工事が終わって、台風が来ると雨漏りがしてくる」なんて事があるのです。

その場合は通常の雨量の少ない雨では雨漏りしないものです。大体、台風クラスの雨がくると雨漏りがしてくるというのです。原因としては、「サッシ周りのコーキングの打ち替え」が原因という事が多くあります。

「なんで雨漏りしないようにコーキングを打ち替えて、逆に雨漏りがおきるのか」という事ですが、旧コーキングをカットする際に、外壁材の下の防水シートまでカッターで刃を入れてしまって、どこからか侵入した雨水が入ってしまうという事があるようです。他にも外壁塗装をする際に悪意はないけど、建物構造の知識不足で施工不良に繋がるといったケースが多いので、外壁塗装をする際に注意が必要です。

サイディングの目地やサッシの雨漏りの仕組み【外壁塗装編】

⑺外壁塗装と一緒にやっておいた方がいい工事

防水工事、通気緩衝工法、リペイント匠

トラブルに関しての文章が続きましたので、次に外壁塗装と一緒にやった方がお得な工事をご紹介していきたいと思います。外壁塗装をする際に足場を組み立てるという事はご存じだと思いますので足場に関する工事は一緒にした方が得ではないのか?と容易に想像できるかも知れませんが、一緒にやった方がお得で尚且つ足場に関係ない工事もありますので、説明していきますね♪

・屋根塗装

屋根塗装:リペイント匠

外壁塗装と最も近い別工事です。屋根塗装するためには足場が必要です。皆さん、足場というのは高い所で仕事するためだけにいるものだと思っていると思いますので、平屋などで勾配が少ない場合は足場がいらないから関係ないのではないかと思うと思うのですが、屋根塗装の場合は高い所に登る足場と言う意味だけではありません。

屋根というのは、外壁よりも雨を受けている面積も多く、汚れも家の部位の中では最も多くつきやすい個所でもあります。そこを塗装する場合は、まずその汚れを取るために「高圧洗浄」するのですが、この高圧洗浄をすると汚れの飛散が多く、ご近所さんへご迷惑をかけてしまいます。

この迷惑をかけないために足場を家の周辺に縦て、飛散防止シートを足場に貼り、高圧洗浄する事で、初めて屋根塗装が出来るのです。ですので、屋根に登りやすい、仕事できる勾配とかの前に、汚れの飛散防止という意味が足場にはあるのです。

ご近所に何もなく、汚れが飛んでも平気、尚且つ屋根に登れて、仕事できる勾配の場合のみ、足場無しで屋根塗装が出来ます。

・防水工事

ベランダや屋上の防水工事も外壁塗装と一緒にやった方がいい工事の一つです。皆さんも想像できるように防水工事は粘度性の高い材料なので、材料が重たく通常の外壁塗装よりも量が多いです。また通気緩衝工法となれば通気シートなどの材料もいりますので、ほとんどの場合は、足場にウィンチという材料を上げる機械をつかうので、足場がないとその機械が設置できなくて、余計な手間が増えてしまいます。

ですので、足場がある状態とない状態では、防水の工事代金が大きく変わってきます。

・漆喰工事・雀口の板金

和風のお家ですと漆喰工事など一緒にご依頼頂く場合が多いのですが、家の四方の角は、建物から多く飛び出している場合が多く、足場無しでは、危なくて仕事ができません。あと昔は横樋に隠れている雀口という部分にも漆喰が多くの和風のお家で使われていたのですが、最近は、板金で施工する事が多いのですが、ここも足場がないと横樋をずらしたり、外したり出来ない為、足場がない場合は脚立を立て、足場板を敷きながら仕事をするのですが、脚立では効率が悪く、足場があるのと、ないのとでは、工事金額に大きく差が出てしまいます。

・その他リフォーム

足場とは関係ないそのほかの内装リフォームや外構工事などもまとめて見積もり依頼する事により、お得にる可能性が大きいです。勿論、弊社でもまとめてご依頼頂ければお得になりますので、お気軽にご相談ください。

⑻忘れがちな外壁塗装前の挨拶回り

リペイント匠:挨拶周り

外壁塗装の注意点としてご近所さんへの挨拶回りも大事な注意点の一つです。

・着工前の挨拶周り
・工事中の挨拶回り
・工事完了後の挨拶回り

リペイント匠では、この3つの挨拶回りをしているのですが、最も大切なのはやはり「工事着工前の挨拶回り」です。外壁塗装工事は、足場の組立、解体工事、高圧洗浄機など大きい「音」がする工事も沢山あります。また工事車両も足場を組み立て、解体する時は大きなトラックもきますので、ご近所さんへの挨拶回りは大切な外壁塗装の注意点の一つです。

外壁塗装前、中、後の塗り替えチェックポイント

外壁塗装の注意点:まとめ

今回は外壁塗装の注意点の前編をご紹介しました。いかがだったでしょうか?

今回、松阪市の方からお問合せできたメールに対して、一つの記事で最小限でまとめようと思いましたが、書いていて、まだまだあり、とてもひとつでは収まりきらないので、前編、後編で分ける事にしました。

三重県全域、津市、鈴鹿市、松阪市、四日市市にお住まいで、外壁塗装に関する注意点で気になる事がございましたら、お気軽に「ホームページ見たんですけど…」とお問合せください。

この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。

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この記事を書いたのは

代表の久保です

株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ

◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。

15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。

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