
外壁塗装を北欧風に!失敗しないおしゃれな配色例7選|志摩市の塗装業者が徹底解説
外壁塗装を考えているものの、「どんな色を選べばセンス良く見えるの?」「北欧風にしたいけれど、実際どういう色を使えばいいの?」と悩んでいませんか?外観は家の“顔”ともいえる部分。だからこそ、色選びに失敗して後悔したくないと感じるのは当然です。
特に、シンプルでナチュラルな印象が魅力の北欧風デザインは、日本でも人気が高まっています。しかし、色の選び方を間違えると、「思っていた雰囲気と違った…」という失敗にもつながりかねません。
そこで本記事では、外壁塗装で北欧風のテイストを実現するための「おしゃれな配色例」を7つ厳選してご紹介します。実際の施工事例やプロの視点も踏まえて、色選びのポイントや注意点もわかりやすく解説していきます。
※外壁塗装でおしゃれな色の選び方全般について詳しく知りたい方は『【志摩市】外壁塗装で差をつける!おしゃれな色を選ぶならこれ!人気色やデザインを徹底解説』をご覧ください。
目次
北欧風外壁デザインの魅力とは?
「北欧風」と聞いて、あなたはどのような家を思い浮かべますか?
シンプルでありながらも洗練されたデザイン、自然素材との調和、そして何よりも飽きのこない美しさ——。そんなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
北欧風の外壁は、ただ“おしゃれ”なだけではありません。落ち着いた色使いと温かみのある佇まいは、住まう人だけでなく、通りすがりの人の目にも心地よい印象を与えます。特に最近では、日本の住宅街にも違和感なく馴染むデザインとして、多くの方に選ばれています。
ここではまず、北欧風デザインの基本的な特徴や、日本の住宅とどう調和するのかについて解説していきます。
北欧風の特徴と人気の理由
北欧風のデザインが支持される最大の理由は、「シンプルさと温かみの絶妙なバランス」にあります。装飾を控えた無駄のないフォルムに、自然から着想を得た柔らかな色合いを取り入れることで、上質で落ち着いた雰囲気が生まれます。
外壁においてもその特徴は顕著で、白やグレー、ベージュなどの明るめの中間色をベースに、ブルーやブラウン系のアクセントを取り入れるのが定番です。こうした配色は「ナチュラル」「清潔感」「飽きのこない美しさ」を演出し、どんな年代にも受け入れられやすいスタイルといえるでしょう。
また、木目調の素材やアルミサッシとの組み合わせによって、冷たくなりがちな寒色系の外壁にも温かみを持たせることができます。この「冷たさと暖かさのバランス」が、北欧デザイン特有の魅力です。
日本の住宅街でも、周囲と調和しながら個性を出せる北欧風は、幅広い世代に支持されており、住宅の資産価値を高める要素としても注目されています。
他のデザインとの違い
北欧風の外壁デザインは、南欧風やモダンスタイルといった他の人気デザインと比べても、その「控えめで自然体な美しさ」が際立っています。
例えば、南欧風はオレンジやクリーム系の明るい暖色を使った陽気なイメージが特徴ですが、北欧風はより落ち着いた寒色系やアースカラーを多用します。そのため、派手さは抑えつつも、どこか上品でスタイリッシュな印象を与えるのが魅力です。
一方、モダンスタイルはシャープで都会的な印象が強く、黒や濃グレーなどコントラストの強い配色が主流です。これに対して北欧風は、同じグレー系でも明度が高く柔らかいトーンを選ぶことで、親しみやすく、長く愛されるデザインに仕上がります。
また、北欧デザインは、自然との調和を重視している点も大きな違いです。木材や石材といったナチュラルな素材との相性が良いため、人工的な印象にならず、時間が経っても古びない「経年美」を楽しめるのも特徴です。
日本の住宅に取り入れるポイント
北欧風の外壁デザインは魅力的ですが、そのままのスタイルを日本の住宅に適用すると、必ずしもマッチするとは限りません。地域性や気候、住宅の構造に合わせた工夫が必要です。
まず大切なのは、「周囲の住宅との調和」です。北欧風の淡いグレーやホワイト系の色合いは、日本の街並みにも馴染みやすい一方で、あまりに個性を強く出しすぎると浮いてしまうこともあります。そのため、近隣住宅の外壁色とのバランスを考慮した配色が求められます。
また、日本は四季がはっきりしており、特に梅雨や夏場の湿気、強い日差しによる退色や汚れにも注意が必要です。白系の外壁は汚れが目立ちやすいため、防汚性や耐久性に優れた塗料を選ぶことが重要です。加えて、軒の出や窓枠のデザインも、北欧風の雰囲気づくりには欠かせません。
さらに、日本の住宅は敷地が限られていることが多いため、配色や素材だけでなく、視覚的に“抜け感”を演出することもポイントです。色の濃淡を上手に使い分けることで、空間に広がりを持たせる効果も期待できます。
失敗しない北欧風カラー選びの基本
外壁塗装で北欧風の雰囲気を演出するには、単に好みの色を選ぶだけでは不十分です。色には見る人に与える印象や、周囲との調和、経年変化への対応といった多くの要素が関わっています。
特に北欧風のデザインでは、「控えめで自然体」な印象を大切にするため、色の組み合わせやバランスを慎重に考えることが求められます。ここでは、北欧風カラーを取り入れる際に失敗しないための基本的な考え方についてご紹介していきます。
配色の考え方と色の相性
北欧風の外壁カラーを成功させるためには、色の「組み合わせ」と「バランス感覚」が何よりも重要です。特に配色においては、色相(色の系統)、明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)の3要素を意識することが大切です。
北欧スタイルの定番となるのは、ホワイト、グレー、ベージュ、ブルー系などの寒色〜中間色。これらは落ち着きと清潔感を演出し、時間が経っても飽きがこないため長期間にわたって美観を保てます。
たとえば、ホワイト×グレーの組み合わせは、洗練された雰囲気を生み出す王道の配色です。一方、くすみブルー×ホワイトは柔らかく優しい印象を与え、木目調との相性も抜群です。グレージュ×ブラウンなどの組み合わせは、自然素材との調和が生まれ、温かみある空間に仕上がります。
注意すべきは、「色の数を増やしすぎないこと」。基本は2〜3色に抑え、メインカラー・サブカラー・アクセントカラーの役割を明確にすることで、まとまりのあるデザインになります。
さらに、色の見え方は「面積効果」によって印象が変わることも忘れてはいけません。小さなサンプルでは上品に見えた色が、大面積に塗ると重たく見えることもあるため、必ず大判サンプルやカラーシミュレーションで確認しましょう。
地域・環境との調和を考える
北欧風の外壁にこだわるあまり、周囲の環境や地域の景観と調和しない配色を選んでしまうと、せっかくのデザインが“浮いて”しまうことがあります。住宅は自分だけのものではなく、地域社会の一部でもあるため、周辺環境との調和はとても重要な視点です。
たとえば、住宅が密集する都市部では、落ち着いたグレー系やベージュ系が好まれやすく、周囲の建物とも馴染みやすくなります。一方、自然に囲まれた郊外では、ホワイトやグレージュ、ミントグリーンなどの明るく爽やかな色味が周囲の緑と調和しやすく、より北欧らしさを引き立ててくれます。
また、気候条件も考慮すべき要素です。日差しが強い地域では、濃い色は退色が早く目立ちやすいため、明度の高い色を選ぶと安心です。逆に寒冷地では、白系の外壁が雪景色と溶け込みすぎてしまう場合があり、アクセントとして濃色を取り入れると輪郭が際立ちます。
さらに、近隣住宅の色味や外壁材にも目を向けましょう。まったく異なる系統の色を使うと、違和感が生まれやすいため、少なくとも“トーン”を揃えるよう意識すると、美しく調和した印象になります。
周囲との調和を意識しつつ、北欧風らしい個性を上手に取り入れることが、失敗しない外壁カラー選びの秘訣です。
カラーシミュレーションの活用方法
外壁塗装の色選びで失敗しないために、ぜひ活用したいのがカラーシミュレーションです。これは、住宅の外観にさまざまな色を当てはめて仕上がりを視覚的に確認できるツールで、多くの塗装業者やメーカーが提供しています。
カラーシミュレーションのメリットは、完成イメージを事前に確認できることです。頭の中のイメージやカラーチップ(小さな色見本)だけで決めると、実際に塗ったときの印象と異なってしまうことがあります。特に北欧風のように「繊細な色合い」が重視される場合、シミュレーションは非常に有効です。
しかし、ここで注意したいのが、画面上の色と実際の塗装色には差があるという点です。ディスプレイの明るさや天候、壁材の質感によっても色の見え方は変わります。シミュレーションはあくまで「参考」として捉え、最終的にはA4サイズ以上の大判サンプルで現地の自然光下にて確認することをおすすめします。
また、カラーシミュレーションは色だけでなく、アクセントカラーの配置や全体のバランス確認にも役立ちます。窓枠や屋根との色合わせなど、細部まで配慮した配色計画が可能になるため、理想の北欧風デザインをより具体的に描くことができるでしょう。
外壁塗装でおすすめ!北欧風の配色例7選
北欧風の外壁を実現するには、理論やセオリーを理解するだけでなく、「実際にどんな色の組み合わせが選ばれているのか」を知ることが近道です。多くの施工事例を見ていくと、ある程度「おしゃれに見える配色パターン」が存在していることに気づきます。
ここでは、外壁塗装において実際に人気があり、北欧風の印象を引き出す配色例を7つ厳選してご紹介します。それぞれの組み合わせの特徴や、向いている住宅タイプ、コーディネートのポイントもあわせて解説しますので、ぜひ色選びの参考にしてください。
①ホワイト×ライトグレー
北欧風デザインの代表格ともいえる配色が、「ホワイト×ライトグレー」です。清潔感と明るさを保ちながらも、シンプルで飽きのこない外観を実現できます。
この配色の魅力は、柔らかく上品な印象を与える点にあります。ホワイトをメインにし、窓枠や玄関ドア、ベランダの手すりなどにライトグレーを組み合わせることで、立体感と奥行きが生まれ、平坦になりがちな外壁にメリハリが付きます。
さらに、周囲の景観とのなじみが良いのもポイントです。住宅が密集する都市部でも違和感がなく、落ち着いた北欧テイストをさりげなく演出できます。また、どんな屋根の色とも合わせやすく、コーディネートに困らない汎用性の高い配色といえるでしょう。
注意点としては、ホワイトは汚れが目立ちやすいため、セルフクリーニング機能のある塗料や、防汚性に優れた塗料を選ぶと、きれいな状態を長く保てます。
②くすみブルー×ホワイト
柔らかさと洗練された印象を兼ね備えた「くすみブルー×ホワイト」は、北欧らしさをしっかり感じさせつつも、日本の住宅街にも溶け込みやすい配色です。くすんだ青系は、冷たすぎず落ち着きのある雰囲気を演出するため、外壁として使っても違和感がありません。
この組み合わせでは、外壁全体をくすみブルーにし、窓枠や軒天(屋根の裏側)、玄関扉をホワイトで仕上げるのが一般的です。ホワイトがアクセントとして機能することで、建物に清潔感と明るさが加わり、全体の印象が引き締まります。
また、木目調の玄関ドアや、植栽との相性も非常に良いため、ナチュラルな外構と組み合わせれば、まるで雑誌に出てくるような北欧住宅を再現できます。
この配色は個性を出しやすい一方で、彩度が高すぎるとポップな印象になってしまうこともあるため、なるべくグレイッシュなブルーを選ぶことが、北欧らしい上品さを保つコツです。
③グレージュ×ダークブラウン(木目調)
ナチュラルで温かみのある外観を求める方におすすめなのが、「グレージュ×ダークブラウン(木目調)」の組み合わせです。グレージュとは、グレーとベージュの中間のような中間色で、柔らかくも落ち着いた印象を与えるカラーとして近年人気が高まっています。
この配色は、特に北欧の住宅デザインに見られる**「自然との調和」**を体現したもの。グレージュの外壁に、玄関ドアやルーバー部分、バルコニー手すりなどに木目調のダークブラウンを取り入れることで、温もりと重厚感のある外観が完成します。
また、グレージュは汚れが目立ちにくく、耐候性の高い塗料と組み合わせることで、長期間にわたって美しさを維持しやすいのもポイントです。どんな季節でも柔らかく見え、植栽やガーデニングとも非常に相性が良いため、「自然を感じる住まい」を実現したい方にぴったりの配色です。
注意点としては、木目調部分の色味や質感によって印象が大きく変わるため、実際のサンプルで質感まで確認することが重要です。
④ホワイト×ネイビー
北欧風の外観に、スタイリッシュさと重厚感を加えたい場合におすすめなのが、「ホワイト×ネイビー」の配色です。ネイビーは深みのある寒色系でありながらも、暗くなりすぎず上品さを保てるため、都会的な印象と落ち着きのある佇まいを両立できます。
この配色は、外壁の大部分をネイビーにし、窓枠や破風板(屋根の縁の部分)をホワイトで仕上げるスタイルが一般的です。ホワイトが光を反射して明るさを保ちつつ、ネイビーが引き締め役として働くため、全体に立体感と高級感が生まれます。
また、ネイビーは汚れが目立ちにくく、耐久性の高い塗料と組み合わせれば、長期間にわたり美しい外観を維持することが可能です。特に2階建て住宅との相性が良く、建物全体のプロポーションを引き立てます。
ただし、色の濃さによっては重たい印象になってしまうこともあるため、周囲の景観とのバランスや光の当たり方も加味して選ぶことが大切です。
⑤ライトベージュ×ホワイト
柔らかく、親しみやすい印象を演出できる「ライトベージュ×ホワイト」は、北欧風外壁の中でもナチュラルで温かみのある印象を重視する方に最適な配色です。どこか安心感を与えるこの組み合わせは、住宅街でも違和感がなく、多くの人に好印象を与えるスタイルです。
ライトベージュは、日差しの当たり具合によって微妙に色味が変化し、季節ごとの表情の違いを楽しめる点が魅力です。そこにホワイトを加えることで、清潔感と抜け感が生まれ、のっぺりした印象を防ぎます。
この配色は、和風の住宅や建売住宅との相性も良く、北欧風にアレンジしやすい点も強みです。また、明るめの色合いで構成されているため、外構や庭とのコーディネートも自在。木目調のドアやナチュラル素材との調和も取りやすく、全体に統一感のある雰囲気をつくることができます。
注意点としては、明るい色合いは日光の反射によって実際より白く見えることがあるため、大判サンプルでの確認がおすすめです。
⑥グレー×ブラック(アクセント使い)
シンプルな中にも洗練された印象を求めるなら、「グレー×ブラック」のアクセント使いが効果的です。この配色は、北欧風デザインの中でもモダン寄りな印象を持たせたい人におすすめの組み合わせです。
グレーをベースにすることで、落ち着きのあるナチュラルな雰囲気を保ちつつ、窓枠や玄関ドア、屋根などにブラックをポイントで使うことで、全体を引き締め、高級感を演出できます。特にマットな質感のブラックは、光の反射を抑えて外観に深みを持たせるため、重たくなりすぎないのも特徴です。
また、グレーは明度によって印象が大きく変わるため、ライトグレーを使えば柔らかく、チャコールグレーにすればシックでスタイリッシュな印象になります。周囲の景観や家の形状に合わせて、最適な明るさを選ぶとよいでしょう。
この配色は、汚れが目立ちにくいという実用面でも優れており、メンテナンスの手間を抑えたい方にもぴったりです。ただし、黒を使いすぎると無機質な印象になるため、あくまでアクセントとしてバランスよく使うことが成功のポイントです。
⑦ミントグリーン×ホワイト
周囲とはひと味違う、爽やかで個性のある北欧風デザインを目指したい方におすすめなのが「ミントグリーン×ホワイト」の配色です。ミントグリーンは、淡い青緑系の色で、自然を感じさせる柔らかなトーンが特徴。北欧の自然や空気感を連想させるカラーとして、隠れた人気を集めています。
外壁全体にミントグリーンを用いることで、軽やかで優しい印象を演出でき、ホワイトの窓枠やドア枠、軒天がアクセントとなって全体をすっきりまとめてくれます。特に、緑や花が映えるナチュラルな外構と組み合わせれば、まるで北欧の郊外に佇む家のような雰囲気に仕上がります。
この配色は他の定番色と比べてやや個性的ではありますが、彩度を抑えたグレイッシュなミントグリーンを選べば派手になりすぎることもなく、落ち着きのある印象を保てます。
また、明るめの色合いのため、外壁の面積が大きい家や、周囲の建物が濃い色の場合でも、空間に抜け感を持たせる効果が期待できます。ただし、地域の景観ルールや周囲との調和も確認しながら、慎重に選ぶと安心です。
まとめ~志摩市の外壁塗装・屋根塗装なら
本記事では、「外壁塗装を北欧風に!失敗しないおしゃれな配色例7選」と題して、北欧スタイルの魅力や配色の考え方、具体的なおすすめカラーについて詳しくお伝えしました。
北欧風のデザインは、シンプルで飽きがこず、自然と調和する美しさがあり、住宅の外観に取り入れることで、住まいの印象を大きく変えることができます。しかし、色選びを誤ると、「理想と違う仕上がりになってしまった」と後悔するケースも少なくありません。
今回ご紹介した7つの配色例は、どれも北欧テイストを表現するのに適した組み合わせです。実例や使用ポイントを参考にしながら、自分の家にぴったりの色を見つけてください。
そして何よりも、色は写真やシミュレーションだけでは判断が難しい部分もあるため、実際のサンプルを使って現地で確認し、専門業者と相談しながら慎重に決めることが、満足度の高い外壁塗装を実現するカギとなります。
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