外壁塗装の相場、費用感、計算方法を専門家が徹底解説

外壁塗装の相場や価格 費用感や計算方法外壁塗装をする際に必ず見なければいけないのが見積書です。

しかし、一般のお客様で外壁塗装を多く経験している方は少ないはずです。

 

ほとんどの方が初めて、2回目ではないでしょうか?

 

そこで大まかな外壁塗装の内訳に対する相場や費用感を書いて皆様のお役に立ちたいと思いました。
三重県津市、亀山市、鈴鹿市、四日市市、松阪市、伊勢市、名張市、伊賀市の外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきましょう。

外壁塗装の主な内訳は塗料代と足場代と人件費

外壁塗装の相場や価格 費用感や計算方法

一般の方に分かりやすく、大まかに分けると

・足場代 総工事費の15%~20%
・下地処理 総工事費の20%~30%
・外壁塗装 総工事費の30%~40%
・屋根塗装 総工事費の20%~30%
・付帯部塗装 総工事費の15%~30%

見積書を見ていると普段聞きなれない言葉が多く、複雑に見えるかも知れませんが、

上記の5つにお手元のペンなどで丸などをして分けると分かりやすいかも知れません。

 

このふり幅があるのは、洋風や和風など家の作りが違うだけでも外壁塗装の工事金額は変わってきますし、傷み具合でも変わってきます。

 

「足場代金は大きさ同じなら一緒じゃないの?」

 

とお隣さん同士でご依頼頂く際によく聞かれるのですが、外壁塗装をする際に使う足場代金も家の形、組みやすさ、足場の部材の使う量、シートが必要か、必要でないか、によって大きく変化します。

【超簡単】外壁塗装30坪の相場・適正価格・費用面

コチラの5つはYouTube内の動画でも説明していますので、ご覧ください。

とこのように5つに分けられますが、私たちプロがザックリと見る視点は少し違います。

以下の3つに分けられます。

・足場代
・塗料代
・人件費

※会社により違いますので、一般的な数値を出しています。

この3つに分けられます。

残りの費用は、消耗品などの道具代、ゴミの処分費、諸経費、利益になります。

 

大抵の見積書をみれば

 

「単価×数量」

 

という風になっていますが、外壁塗装の場合は

「数量=面積やm数、一式」

などになっている事が多いです。

この面積というのも、外壁塗装の見積もり書を見ると「㎡数」となっている事が多いです。

㎡数とは、「縦×横」上で言う面積の事を指します。

外壁塗装の金額や相場をさらに詳しく説明

外壁塗装の相場や価格 費用感や計算方法

上の3つで分けると説明が難しいので、YouTubeにある5つをさらに詳しく説明いたします。

足場代 総工事費の15%~20%

外壁塗装の相場や価格 費用感や計算方法

足場の計算式

足場は大前提として、外壁塗装をするためローラーなどで作業できるように、

 

まず建物から300mm離さなければいけません。

 

そして、安全のための作業床の幅が450mm~600mmありますので、建物の外壁から足場の外側まで900mm(離れ300mm+作業床600mm)出てきます。

 

建物から足場までの離れは場所によって変わるので、約1mとします。

 

建物1面に対して両端で1mずつ出てきますの、1面で2mプラスになります。

 

建物であれば大抵4面ありますので、2m×4面で、計8mプラスしなければいけません。

 

ですので、一般的な30坪ほどのお家で、建物の外周が28mであれば、28m+8mとして計算します。

 

高さに関しては、建物より1mほど上に足場がないと高圧洗浄などでのゴミや外壁塗装での塗料の飛散が予測されるので、建物の高さ+1mとして計算します。

 

真四角の建物で高さが一般的な2Fの建物「高さ5.5m」であれば、

36m×6.5m=234㎡という計算になります。

 

◆三重県の外壁塗装用の足場代の相場

一側足場組立・解体費用 ㎡ 600円~800円

 

◆30坪2Fを想定した足場代金は
234㎡×600円=140,400円

 

この金額が相場にはなります。

 

足場材料を塗装専門の職人で保有し、足場職人がいる工事店であればもっとお安く出来ます。

良い外壁塗装をするためには、良い足場が無いと下からでは決して見えない細かな部分が塗装できません。

 

しかし、しかし、上は決して高くない、外壁塗装用の足場代金の相場ですが、工事が終わったら無くなってしまう工事になります。

 

この項目を安くしようと思うなら、この一択です。

 

「足場材、足場用トラック、職人を抱えている会社にお願いするしかありません。」

 

価格・費用感で、どのくらい差が出来るかと言いますと、塗装専門の職人で足場材や職人を保有している弊社であれば、住宅は60坪を超えるような大きな足場工事でない限り、¥120,000~¥140,000ほどで出来ます。

足場を外注にお願いする会社と塗装専門の職人で足場工事をする会社では、

 

¥30,000~¥100,000ほどの差が出てしまいます。

 

外注された会社は、積み込みのリフトやトラックの維持費やガソリン代、足場材の購入費用、足場材を置く大きな土地(最低300坪~600坪)、利益などがあるので、当たり前と言えば当たり前の話になります。

下地処理 総工事費の20%~30%

外壁塗装の相場や価格 費用感や計算方法

下地処理と一言で言っても高圧洗浄を含め、色々な種類があります。

住宅を外壁塗装する際の必ずといっていいほどある下地処理を紹介いたします。

・洋風のお家の場合

外壁塗装の相場や価格 費用感や計算方法

コーキング工事

このコーキング工事はお家によってm数や㎡数が全く違うので、大まかに説明いたします。

一般的な30坪ほどのお家ですと、外壁塗装でのコーキング打ち替え工事の価格や費用は

 

¥150,000~¥300,000

 

です。

上はコーキング打ち替え工事の価格・費用感です。

クリヤー塗装で外壁塗装をする場合は、コーキング工事が割高になります。

弊社では、おすすめはしていないですが、増し打ちという工法もあります。
おすすめしていないので、ここでは省かせて頂きます。

※コーキングの材料によっても変わります。

・和風のお家の場合

外壁塗装 地震 伊賀・名張市

ひび割れ・クラック補修

ひび割れ・クラック補修には「ヘアークラック」と「構造体クラック」という2種類ございます。

「ヘアークラック」とは、髪の毛ほどのひび割れという意味になります。

「構造体クラック」とは、0.3mm以上、深さ0.5mmのひび割れをさします。

約30坪の和風のひび割れ補修の相場は

 

¥50,000~¥80,000

 

ほどかと思います。

 

外壁塗装 総工事費の30%~40%

外壁塗装の相場や価格 費用感や計算方法

外壁塗装の㎡数の計算の仕方には、会社によって違う計算の仕方もありますが、一般的な計算方程式は以下です。

建物の外周×塗装する外壁の高さ―窓など塗らない部位の㎡数=塗装㎡数

30坪の平均の㎡数が120㎡ほどですので、120㎡で計算させて頂きます。

ウレタンの外壁塗装 単価:約1,700~2,200円
120㎡なら3回塗り外壁塗装費用約20~26万円シリコンの外壁塗装 単価:約2,300~3,200円
120㎡なら3回塗り外壁塗装費用約27~38.4万円フッ素の外壁塗装 単価:約3,800~4,800円
120㎡なら3回塗り外壁塗装費用約45~57.6万円

見積書を作成する際には業者がきちんと塗装面積を現場で計測し、正確な数値を算出します。

そしてもう少し詳しく説明すると、外壁塗装・屋根塗装・付帯部塗装など塗装に関して全てに言える事です。
同じ

「シリコン塗料」でも価格帯はピンキリです。

1.塗料の質を左右する「シリコン樹脂の含有量」
2.その塗料が工事店の手元に届くまでに、どれだけの商社が間にいるか?
3.またその工事店の年間の塗料の使用量

によっても塗料の仕入れ値は変わってきます。

 

1は同じシリコン塗料の中でも「質によって値段が変わる」という事です。

2は塗料の中には、塗料の工場から、工事店の手元にわたるまでに3社、4社と商社を通さなければ仕入れ出来ない塗料もあります。

そのような塗料は質の割には割高なケースがほとんどです。

弊社では、お客様に「より良いサービスを安く提供するため」問屋と直接取引する事で中間マージンが無いようにしています。

3は、工事店が年間使用する塗料の量が少なければ、勿論、定価で塗料屋さんは販売するでしょう。

しかし、年間数万缶と塗料を買ってくれる工事店には定価の半額などで販売したりします。

実際に弊社での塗料の購入額を同業者に話すとビックリされることも多いです。

屋根塗装 総工事費の20%~30%

屋根塗装をすれば雨漏りを防げる?

屋根塗装をする場合の㎡の出し方は、外壁よりも屋根部分が出ていると思いますが、まず外壁からどれだけ出ているかを計測して建物の外周+出ている屋根分を足して、北面×東面などかけると㎡数が出ます。

また勾配や屋根材の形によっても計算方法が変わります。

例えば、折版屋根とかの大波なら、㎡数に1.25をかけたものが、本来の㎡数になります。

この辺りは難しいと思いますので、自分で計算する時は大まかな計算にして、しっかりとした計測には危険も伴いますので、しっかりした計測は工事店にして頂きましょう。

 

一般的な2Fの30坪のお家で約50㎡程度です。

シリコンの外壁塗装 単価:約2,600~3,500円
50㎡なら3回塗り外壁塗装費用約13~17.5万円フッ素の外壁塗装 単価:約4,000~5,000円
50㎡なら3回塗り外壁塗装費用約20~25万円

付帯部塗装 総工事費の15%~30%

外壁塗装の相場や価格 費用感や計算方法

付帯部とは、皆さん普段は聞きなれない言葉だと思います。

付帯部とは、雨樋や雨戸、水切りなど外壁以外の細かな部分の総称です。計算する方法としては基本m数で計算する事が多いです。

この付帯部も下地処理と同じで和風や洋風、お家の形によって多かったり、少なかったりします。
一般的には和風の方が木材などが多く使われているので塗装する付帯部は自然と多くなります。

費用感や価格
・洋風のお家の場合
¥100,000~¥200,000
・和風のお家の場合
¥150,000~¥300,000

この辺りの価格が一般的ではないかと思います。

まとめ

如何だったでしょうか?建物の種類・塗料の種類の分、価格の種類もありますので、外壁塗装の相場や価格というのは分かりにくいですよね汗

これから外壁や屋根塗装を検討しているという方であれば、気になることは塗装業者に事前に相談しておき、信頼できる塗装業者を選ぶようにしましょう。

外壁塗装や屋根塗装を検討しているのであれば、地元で経験豊富な塗装業者に相談すれば、適切なアドバイスを受けることができます。

疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。

津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・伊賀市・伊勢市・四日市市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。

外壁塗装や屋根塗装、防水工事でお悩みの方はお気軽にお問合せしてください。

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この記事を書いたのは

代表の久保です

株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ

◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。

15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。

三重県全域(津市・松阪市・伊勢市・亀山市・鈴鹿市・四日市市・名張市)での住宅の外壁塗装,屋根塗装,は塗り替え職人直営の「リペイント匠」にお任せください。

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