外壁塗装の色選びで失敗しない方法|志摩市のプロが教える鉄則と人気色ランキング【解説動画あり】
こんにちは!
リペイント匠の久保です。
今日は「外壁塗装の色選びで絶対に失敗しない方法」について解説していきます。
外壁塗装を検討する際、多くの方が最も悩み、時間をかけるのが「色選び」。塗料の耐久性や機能性ももちろん重要ですが、家の「見た目」を決定づける色は、住まう人の満足度に直結します。
一度塗装すれば10年、15年と付き合うことになるため、「イメージと違った」「こんなはずじゃなかった」という後悔だけは絶対に避けたいものです。
この記事は、外壁塗装のプロフェッショナルであるリペイント匠が、YouTube動画「外壁塗装の色の人気色、失敗しない色の選び方」の内容を基に、色選びで失敗しないための「プロの鉄則」を徹底的に解説するものです。
この記事を読めば、色選びの「なぜ?」が解消され、「こんなはずじゃなかった」という失敗を未然に防ぎ、自信を持って最適な色を選べるようになります。
【この記事でわかること】
- 多くの人が色選びで失敗する「2つの大きな原因」
- 室内や小さな見本で色を決めてはいけない本当の理由
- プロが実践する、イメージ通りに仕上げる「正しい色の確認ステップ」
- 家全体をおしゃれにまとめる「配色の黄金ルール」
- 汚れや色あせが目立ちにくい「最新の人気色トレンド」
目次
【Q&A】よくある色選びの疑問にプロが回答!
記事の本題に入る前に、お客様から特によくいただく色選びの疑問について、先にお答えします。
Q1. カタログや色見本帳をもらいました。リビングでゆっくり決めても大丈夫ですか?
A1. 絶対にNGです! 室内は電球の光(暖色系や白色系)の影響を強く受けます。人間の目は無意識にその光に適応してしまいますが、色は大きく違って見えています。
例えば、オレンジがかった電球色の下で見ると、寒色系(青など)はくすんで見え、暖色系(赤など)は実際より鮮やかに見えてしまいます。太陽光の下で見たときに「こんな色だった?」と驚く原因の第一位です。色選びは必ず「屋外」で確認してください。
Q2. 小さな色見本で気に入った色があります。それで発注して問題ないですか?
A2. それも非常に危険です! 色には「面積効果(めんせきこうか)」という目の錯覚があります。同じ色でも、面積が小さいと濃く・暗く見え、面積が大きくなると明るく・薄く見えます。
小さなサンプルで「ちょうどいい」と思った色は、壁全体に塗ると「思ったより白っぽい」「色が薄くてぼんやりしている」と感じる可能性が非常に高いです。最低でも「A4サイズ」の見本で確認するのが鉄則です。
なぜ? 外壁塗装の色選びで「失敗した」と後悔する2大原因
外壁塗装の価格交渉や業者選びに成功しても、最終的な「色選び」で失敗してしまっては、満足のいくリフォームにはなりません。色選びで後悔する方には、実は共通した「失敗のパターン」があります。
まずは、プロの視点から「なぜ失敗が起きるのか」の2大原因を徹底解説します。
■このパートでわかること■
- 「室内」の光が色選びに不適切な理由(色温度の罠)
- なぜ壁全体に塗ると「色が薄く」見えるのか(面積効果の正体)
- カタログやチップ(小さな色見本)だけで決めることの危険性
原因①:「室内」の電球の光で判断してしまう
文字起こしの中でも「室内で決めると駄目」と強くお伝えしているように、これは最も多い失敗原因の一つです。
人間の目は非常に優秀で、その場の光(照明)に合わせて自動で「白」を補正する機能(順応)が備わっています。しかし、色そのものは照明の影響を強く受けています。
● 太陽光と室内光は「色温度」が全く違う
光の色味は「色温度」という数値(単位:K ケルビン)で表されます。リビングなどで使われる「電球色」は、オレンジ色の光です。この下で色見本を見ると、すべての色にオレンジのフィルターがかかった状態で見てしまうことになります。
● 見え方の具体例
特にベージュ系やクリーム系は、屋外で見るよりも濃く、黄みがかって見えがちです。逆に青系の色は、オレンジと補色の関係にあるため、くすんだ汚れた色に見えてしまいます。
「室内では良いと思ったのに、外で見たら全然違った」 この失敗を防ぐためにも、色見本は必ず「屋外の太陽光の下」で確認しなければなりません。
原因②:「小さな色見本」の罠(面積効果)
「面積効果」とは、前述の通り、同じ色でも面積の大小によって見え方が変わる目の錯覚です。
● なぜ見え方が変わるの?
小さい面積(色見本): 周りの色との対比で色が凝縮されて見え、実際よりも「濃く」「暗く」「鮮やか」に見えます。
大きい面積(外壁全体): 光を反射する面積も広大になるため、色が拡散し、実際よりも「薄く」「明るく」見えます。
色の種類にもよりますが、A4サイズと実際の壁とでは、明るさが1~2トーン(明度)変わって見えることも珍しくありません。
例えば、小さなサンプルで「落ち着いたグレー」を選んだつもりが、壁全体に塗ると「ほとんど白に近い明るいグレー」になってしまう、というケースは後を絶ちません。
この錯覚を防ぐには、できるだけ「大きなサンプル」で確認するしかありません。名刺サイズの小さな色見本帳(チップ)だけで決めるのは、非常にリスクが高い行為なのです。
【プロの鉄則】イメージ通りに仕上げる色選びの正しい4ステップ
失敗の原因がわかったところで、次は「どうすればイメージ通りに仕上がるのか」という、プロが実践している具体的な確認手順をご紹介します。リペイント匠が現場で必ずお客様と行っている鉄則です。
■このパートでわかること■
- 色見本を「いつ」「どこで」確認すべきかのベストな答え
- 仕上がりに最も近いイメージで確認する方法(A4サイズ)
- 色の印象をガラッと変える「ツヤ」の重要性と選び方
- 最終確認で絶対に後悔しないための「試し塗り」という選択肢
ステップ①:必ず「屋外の太陽光」の下で確認する
色選びの第一歩は、すべてのサンプルを「屋外」に持ち出すことです。晴れた日と曇りの日、両方見るのが理想 天候によっても見え方は変わります。
晴れた日: 太陽光が強く当たるため、色は最も明るく鮮やかに見えます。ツヤの具合もよくわかります。
曇りの日: 光が拡散するため、色が最も落ち着いて見えます。塗料本来の色に近いとも言えます。
太陽の高さ(角度)によっても、光の当たり方は変わります。すべての時間帯でチェックするのは難しいですが、少なくとも「日中」に確認することは必須です。
ステップ②:「A4サイズ以上の塗り板(ぬりいた)」で比較する
面積効果による失敗を防ぐため、リペイント匠では必ず「A4サイズ(雑誌程度)の塗り板」をお客様にご用意しています。
● なぜA4サイズなの?
最終的な色決定は、必ずA4サイズのサンプルで行う必要があります。A4サイズあれば、小さなサンプルより格段に面積効果の影響が少なくなり、実際の仕上がりに近いイメージを掴むことができます。
● 確認の「正しい」やり方
実際の外壁に当てる: 塗装する実際の外壁(サイディングやモルタル)にピタッと当ててください。
少し離れて見る: 壁に当てた状態で、最低でも2~3メートルは離れて見てください。家は離れた場所から眺めるものです。
複数色を並べて比較する: 悩んでいる色があれば、隣に並べて壁に当て、色の微妙な違いを比較しましょう。
ステップ③:印象を大きく変える「ツヤの有無」も決める
色ばかりに気を取られがちですが、同じ色でも「ツヤの有無」で家の印象は全く変わります。
● ツヤの種類と特徴
塗料のツヤは、光沢度(グロス値)によって主に5段階に分かれます。 「ツヤあり(10分ツヤ)」から「ツヤなし(マット)」まであり、特に「5分ツヤ(半ツヤ)」や「3分ツヤ」は上品で落ち着いた仕上がりを求める方に人気です。
● メリット・デメリットと注意点
一般的に「ツヤあり」は汚れが付着しにくく、耐久性も高い傾向があります。一方、「ツヤなし(マット)」は重厚感がありますが、ツヤありに比べて耐久性が若干低下する場合もあります。(※塗料の種類によります)
「ピカピカしすぎるのは苦手」「高級感のあるマットな仕上がりがいい」といった好みを業者に伝え、塗料の種類と合わせて希望のツヤが実現可能か、必ず確認しましょう。
(可能であれば)最終手段「試し塗り」を依頼する
「A4サイズでもまだ不安…」
「どうしても決めきれない…」
その場合は、最終手段として業者に「試し塗り」が可能か相談してみましょう。
試し塗りとは、A4サイズよりも大きく(例えば1平方メートル程度)、実際の外壁の一部に選んだ塗料を塗ってもらうことです。 実際の壁に、実際の塗料を塗るのですから、これが最も確実な確認方法であることは間違いありません。
特に、凹凸のある外壁材は、光の当たり方で色の見え方が複雑に変わるため、試し塗りの価値は非常に高いです。
センス良くまとめる配色のコツと最新の人気色トレンド
色選びの基本がわかったら、次はいよいよ「どの色にするか」「どう組み合わせるか」という、デザインの領域に入ります。おしゃれで失敗しないための配色のコツと、最近の人気色をご紹介します。
■このパートでわかること■
家全体がゴチャゴチャして見えない「色の数」の黄金ルール
今どきのおしゃれな「塗り分け」トレンド
汚れや色あせが目立ちにくい色の選び方(合理的・機能的な視点)
プロが選ぶ「本当に人気のある色」トップ3
配色の黄金ルール:家全体の使用は「4〜5色以内」に
家全体を美しく、シンプルにまとめるための絶対的なルールがあります。それは、「使う色を増やしすぎない」ことです。
外壁の主要な色だけでなく、「サッシ」「雨樋(あまどい)」「水切り」など、付帯部の色もすべて含めて、全体で4~5色以内に抑えるのが、シンプルでまとまりのある外観にする秘訣です。
例えば、サッシが茶色なら雨樋や水切りといった付帯部も茶色で統一すると、全体がスッキリとまとまります。できるだけシンプルに、色数を抑えることが成功の秘訣です。
塗り分けのトレンドと近隣との「調和」
ツートンカラーは今も人気ですが、その「分け方」にはトレンドがあります。
● 塗り分けのトレンド
昔の主流は1階と2階で水平に色を分ける方法でしたが、現在は「バルコニーの出っ張った部分とへこんだ部分(凹凸)」や、「縦のライン」で色を変える塗り分けが主流です。
● 近隣との「調和」も忘れずに
ご自身の好みだけでなく、「近隣の家々とのバランス」も意識してみてください。街並みや景観との調和が取れている色は、奇抜な色よりも飽きが来ず、長く愛着を持って住み続けることができます。
色あせ・汚れが目立ちにくい「人気の中間色」
デザイン性だけでなく、「機能性」の観点から色を選ぶことも非常に重要です。
● 色あせ(退色)しやすい色、しにくい色
赤、青などの「原色(ビビッドカラー)」は紫外線で色あせ(退色)しやすい傾向があります。一方、白、黒、ベージュ、グレーといった色は、色あせが目立ちにくいです。
● 汚れが目立ちにくい「中間色」が最強
外壁の汚れの主な原因は、砂埃(黄砂)や排気ガス(黒ずみ)です。中間色(ベージュ、グレー)はこれらの汚れの色(黄土色や灰色)に近いため、汚れが最も目立ちにくい色と言えます。合理的で、美観を長く保ちやすい「中間色」が、外壁塗装で根強く定番人気であり続けるのはこれが理由です。
リペイント匠が選ぶ!最近の人気色トップ3
合理的で目立ちにくい中間色が定番である一方、最近は塗料の性能向上に伴い、人気の色にも変化が出てきました。
第1位:ホワイト系
「汚れが目立つから」と敬遠されがちだった「白」ですが、「セルフクリーニング(低汚染)機能」を持つ塗料が普及したことにより、人気が急上昇しています。清潔感と高級感のある白を選ぶ方が急増しています。
第2位:ブラウン系・ベージュ系
定番の強さです。どんな家にも調和しやすく、汚れも目立ちにくい、まさに王道の色です。
第3位:ブラック系・グレー系
モダンでスタイリッシュ、重厚感のある仕上がりになる「黒」や「濃いグレー」も根強い人気です。
まとめ~志摩市の外壁塗装・屋根塗装のことならリペイント匠
外壁塗装の色選びで失敗しないための方法を、プロの視点から解説してきました。 色選びは、今後10年、15年と住み続ける大切な我が家です。契約を急かされて、焦って色を決めてしまうのが一番の失敗の元です。
理想としては、工事を希望する1〜2ヶ月前には業者に相談し、じっくりと色の打ち合わせをスタートさせることをおすすめします。
志摩市で外壁塗装をお考えなら、職人直営店のリペイント匠にお任せください私たち、株式会社リペイント匠は、三重県志摩市を中心に、地域に根差した外壁塗装の専門店として活動しています。
地元のお客様からのご支持のおかげで、年間1000件超の豊富な実績を積み重ね、Googleの口コミでは★4.8を800件以上獲得するに至りました。これは、ひとえに「どこよりも徹底的に丁寧に、親切にやる」という心に決めた気持ちを、社員一同忘れずに取り組んできた結果だと感じております。
私たちの使命は、単に建物を塗り替えることだけではありません。 スタッフたちと、一緒に力を合わせ、10年に一度の塗り替えを通し、地元のお客様の幸せを実現していくのが我社、リペイント匠の『使命』です。
会社のスタッフ全員に、社会のお役に立たせて頂けるような生き方をしてもらうことが、仕事の1つであると考えています。 今では地元のお客様からも塗装実績の最も多い『外壁塗装の職人直営店』とご支持を頂けるようになり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。「どこよりも徹底的に『丁寧』に『親切』にやる!」と心に決めた気持ちを忘れずに、全社員一同、頑張ってまいります。
私たちは、お客様に心から安心・満足していただくために、業界トップレベルの体制を整えています。
- 業界初!「塗り替え保証」を実施
- 長期保証体制: 完成後の保証は7年〜最長16年の長期にわたります。
- 万全の定期点検: 施工後の定期点検は、1年・3年・5年・7年・10年・12年・15年・20年の計8回実施し、長く安心してお住まいいただけるようサポートします。
完成後の色に納得いかない場合は再度塗装 色選びで後悔してほしくないからこそ、万が一、完成後の色に納得がいかない場合は、再度塗装を行うという業界でも類を見ない保証をお約束しています。
リペイント匠は、お客様の不安を全て取り除き、最高の笑顔をお届けすることを第一に考えています。色選びやデザインでお悩みの方は、経験豊富な職人直営店の私たちに、ぜひお気軽にご相談ください。
三重県志摩市をはじめ、四日市市、伊勢市、津市、松阪市、松阪市、伊賀市、亀山市、名張市、いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
詳しくは、志摩市のショールームの情報をご覧ください。



























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