ガイナ外壁塗装:リペイント匠

屋根塗装のおすすめ塗料について津市の塗装業者が徹底解説!

外壁塗装フッ素

今日は屋根塗装に使う塗料の中でおすすめをご紹介していきたいと思います。

私たちは津市、鈴鹿市、松阪市を中心に三重県全域で屋根塗装や外壁塗装をしているのですが、お客様宅に行った時に「屋根塗装で使う塗料のおすすめは何ですか?」と聞かれることが、稀にあります。

屋根塗装は外壁塗装と違った特徴もありますので、出来るだけ詳しく書いていけたらと思います。出来るだけ詳しく書きますので、長文になりますが、最後まで読んで頂ければ、屋根塗装に使うおすすめ塗料について詳しくなりますので、最後まで読んで頂ければ幸いです。

この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。

塗料:リペイント匠

まず最初にお伝えしたいのは「外壁塗装より劣化が早い」という事です。屋根塗装をお考えの方は、80%ほどの方が、一緒に外壁塗装をしようか、と思っていらっしゃいます。

・足場の役割

その理由は、ずばり「足場」です。作業性以外の足場の役割を皆さんご存じでしょうか?

作業性以外にも、足場というのは、「汚れや塗料の飛散防止」という役割も持っています。

屋根塗装をするにしても、まずは長年の汚れを洗い流し、屋根塗装前の下地を綺麗にするという「高圧洗浄」という工程があるのですが、この高圧洗浄をすると、ご近所さんへ屋根の汚れがついた水が飛散します。

また屋根は外壁と違い、風の強い日に屋根塗装をしていると、塗料が飛散してしまいます。ですので、我々業者では足場を組み立てする際は必ず、建物より1mは上にあげる事が常識です。

この1m建物から上にあげる事により、高圧洗浄や風が強いの塗料の飛散など防止に繋がります。

この様なことから、「屋根塗装をするなら同時に外壁塗装をした方が得だ…屋根塗装と外壁塗装を別々ですると足場代金が2重になる」とお考えになられて、一緒に工事する事が多いのです。

また屋根塗装と外壁塗装を一緒に注文する事で得られるメリットは足場代金だけではありません。

「塗装には乾き待ち」という工程があります。屋根塗装だけだと乾き待ちが多くロス時間も増えますので、同時に注文するよりも屋根塗装だけ注文する方が割高になってしまうのです。

・屋根塗装にはワンランク上の塗料がおすすめ

リペイント匠:三重県津市・屋根葺き替え工事

少し話がそれてしまいましたが、上で外壁塗装よりも屋根塗装のほうが耐久性が悪い。

とお話しました。その理由としては、屋根は、他のどの部位よいも紫外線に当たる事、雨風にさらされるが多いためです。

皆様、外壁塗装にシリコン塗料を使うなら、屋根塗装もシリコン塗料をおすすめされることが多いのだと思いますが、本来は「屋根塗装で使う塗料はワンランク上の塗料がおすすめ」です。

ですので、外壁塗装がシリコン塗料であれば、予算が許すのであれば、本来は屋根塗装はフッ素塗料のレベルで塗装される事を個人的にはおすすめします。

先日、外壁にシリコン塗料でも付帯部分にはフッ素塗料で塗装する事をおすすめします。的なYouTubeの動画のコメント欄から質問が来ました。同業者の方からの質問だと思うのですが、質問の内容は「外壁塗装がシリコンなのになぜ付帯部はフッ素なのですか?」と。

一般の方なら疑問に思うのは当たり前です。

ですが、少し失礼なのですが、本業の方がなぜ分からないのか?にビビりました。(付帯部とは雨樋や雨戸など外壁や屋根など大きな面積以外の塗装する部位の総称です)

確かに普通の塗装会社の多くは付帯部は、外壁と同等ランクか、ワンランク下のウレタン塗料が主流なのですが、

「外壁よりも明らかに傷みの早い付帯部に外壁よりも良い塗料を使わないのか?」と私はそこに凄く疑問を持っていました。

勿論、価格的な事が理由なのは分かっていますが、そんな事ばかりしているから今回質問くださった同業者の方も、それが普通で付帯部にフッ素を塗る意味が分からなかったのかと思います。

業界的にこれから変わっていくと思います。

屋根も同じことが言えて、今までのやり方や教えられてきたことが当たり前と思うのではなく、傷みやすい部位には、ワンランク上の塗装をするという事が大事かと思います。

よく見て頂いたら外壁よりも雨樋の方が素材は薄いです。また外壁よりも雨戸や水切りの鉄部は薄いです。

外壁よりも屋根の方がコロニアルとかなら材質は薄いですし、紫外線や雨風にさらされる事が多いです。そうなら傷みも早いのは当たり前です。

この様な理由から、屋根塗装に使う塗料はワンランク上の塗料を常におすすめしています。

⑵キチンと下地処理をしないと意味がない

屋根塗装をする際に、塗料などに結構目が行きがちなのですが、塗料よりも実際の工事の方が何十倍も大事なことです。塗料が高性能な力を発揮するのは、キチンと施工するからこそだからです。

屋根塗装で気をつけなくてはいけない事と言えば、凄く多いのですが、その中でも「下地処理」がとても大切になってきます。

屋根塗装での下地処理と言えば、高圧洗浄、浮いた釘の打ちつけ、ケレン、縁切りなどが一般的です。もちろん、これ以外でも屋根材の種類によって屋根塗装の下地処理は変わってくるのですが、この4つを詳しくご説明していきたいと思います。

・高圧洗浄

屋根塗装に限らず、塗装工事全般で必ずするであろう工程です。屋根の場合は外壁とは少し違う、高圧洗浄のやり方をします。外壁が通常の高圧洗浄に対して、屋根は駐車場や土間と同じトルネード洗浄で水洗いをします。

トルネード洗浄は、汚れの頑固なところで使用する洗浄方法だと理解していただければ大丈夫です。汚れを洗浄するだけでなく、取れた汚れも最後に綺麗に洗い流して、高圧洗浄後には汚れがない状態までしなくてはいけません。

・浮いた釘の打ちつけ

屋根塗装をする際に屋根上にあがると、必ずと行っていい確率で、板金部の釘が浮いています。その釘を全て綺麗に打ちつけても、そんなに手間がかかる作業ではないので、屋根塗装の工程で高圧洗浄が終わったらこの工程を必ずします。

・ケレン作業

ケレン作業とは、屋根の板金部分などを塗装する際に、サビがひどい場合にサビを落とす作業になります。サビ止めやサビ転換材を塗装しても質感的にボコボコ下状態になりますし、耐久性も悪くなるので、サビがひどい場合には必ず必要な仕事になります。

・屋根塗装には必ず縁切りをしましょう

次にカラーベストやコロニアルなどで必ず必要になる縁切り工事です。縁切りの話しはこのホームページやYouTubeで多くご紹介していますが、再度、ご紹介していきたいと思います。

・縁切りとはそもそも何なのか?

縁切りとは、本来、屋根材と屋根材の隙間から雨水が排出される様になっているのですが、屋根塗装をすることによって雨水が正しく排出されず雨漏りがしてしまうことを防ぐ工程になります。

その縁切り方法は縁切り材タスペーサーを使う事が多いのですが、カッターナイフでくっついてしまった塗料を切る事もあります。

雨漏りなどトラブルの原因!【屋根塗装の縁切り】タスペーサー工法・必要性
【イケメン塗装職人】プロの高圧洗浄!外壁塗装前の高圧洗浄

⑶遮熱効果のある塗料はいらない?

次に屋根塗装をする際におすすめされる塗料に「遮熱塗料」があると思います。屋根塗装をする事で室内が涼しくなればいいですよね。ここからは私個人の意見として聞いてください。

私個人的には、体感できる遮熱塗料なんて本当にごくごく一部しかないと思っています。ほとんどの遮熱やUVと呼ばれたりしている塗料は、ほぼ体感できないとと考えていただいて間違いありません。

そして、遮熱性+耐久性(中)と耐久性(大)では、価格的に変わりません。

そんな体感できない遮熱性を加えただけで、耐久性が下がってしまうなら、初めから耐久性など無い、耐久性に特化した屋根塗料をおすすめします。カタログにどれだけ書いてあろうと、年間400棟近くの塗装をして、相当な遮熱塗料を塗装した私が思うのは「意味ない」です。

当社で扱う中で暑さを本当に体感レベルで実感できるのは、「機能性塗料ガイナ」です。

あとアドグリーンコートや色々な遮熱に特化した様な塗料は効果があるのだと思います。

外壁塗装で使うガイナの効果は評判通りか?デメリットやメリット

⑷おすすめ塗料は?

ですので、屋根塗装でのおすすめ塗料は?と聞かれた時は、「機能性」か「耐久性」のどちらを重視されるか?をお客様にお伺いして、どちらかに特化した塗料をおすすめする様にしています。

どちらでもないというお客様には、UVとついている中で、まぁまぁ体感できるレベルで耐久性の優れた塗料もおすすめします。

・機能性塗料ガイナ

遮熱性、断熱性、遮音性、結露対策などなど他にもたくさんの効果がありますが、耐久性も兼ね備えた素晴らしい塗料になります。

・無機塗料

無機質という意味で耐久性に特化した塗料になります。ガラスや石など無機質という意味ですが、それだけでは硬すぎて塗料になりませんので、シリコン樹脂やフッ素樹脂などが配合されているハイブリット塗料です。

・フッ素塗料

こちらも数年前まで高くてなかなか手が出ない商品でしたが、2021年現在は、フッ素塗料も各メーカーが挙って良い塗料で安く作っているので、去年までシリコン塗料が一番選ばれる事が多かったのですが、今年はフッ素塗料を選ばれる方が非常に多いです。

・シリコン塗料

全国的には一番注文の多い塗料の種類ではないかと思います。シリコンでも今では、ラジカル制御型シリコン塗料や無機やフッ素が配合されているシリコン塗料など色々な塗料がでています。

ちなみにラジカル制御型というのは、塗料の粉化を防ぐことに特化した塗料です。無機やフッ素が配合されているということは、従来のシリコン塗料よりもずっと耐久性のあがった塗料になります。

⑸専用塗料がある場合は専用塗料を。

外壁塗装で使う塗料:リペイント匠

屋根材の中には、モニエル瓦など塗料の選定ミスでトラブルになりやすい屋根材が多く存在します。例で挙げたモニエル瓦というのは、乾式コンクリート瓦という屋根材の一種で乾式コンクリートには、クボタのパラマウント瓦なども同じトラブルが起きます。

何でトラブルになるかというと瓦の表面にスラリー層という着色剤が塗られているのですが、それが通常の塗料だと密着が悪く剥がれたりしてしまいます。

理屈がわかっていれば専用塗料を使わなくても、剥がれることはないのですが、この乾式コンクリート瓦の専用塗料が、出ていますのでおすすめです。

専用塗料で有名なのは、オリエンタルのマイティーシリコンですね。下塗りで有名なのは水谷ペイントのスラリー強化プライマーなどが有名です。モニエル瓦にはよく似た形の瓦がございます。セメント瓦です。

形が一緒なので見分けにくいですが、セメント瓦の場合は、通常の屋根塗装で問題ありません。

見分け方に関してはYouTubeでも公開していますので、見て頂きたいのですが、例えていうならモニエル瓦はコンクリートブロックの様に砂が混じっています。

一方のセメント瓦は、砂など混ぜていなくて、セメントそのままのツルッとした見た目になっています。(説明が下手で申し訳ありません)

もし見分けがつかない場合は、モニエル専用の塗料で屋根塗装をしても全く問題ありませんので、分からない時には迷わず専用塗料を使用しましょう。

【超簡単】モニエル瓦の見分け方・スラリー層の塗装の仕方・葺き替え

屋根塗装で使うおすすめ塗料のまとめ

今回は屋根塗装に使う塗料のおすすめについて書いてみました。いかがだったでしょうか?

屋根塗装の場合は外壁よりもワンランク上の塗料を選ぶ。どんなにいい塗料でも職人次第で美観性、耐久性が変わってしまう。中途半端な遮熱塗料を使わない。

この3つを覚えていただければ、屋根塗装による失敗はほとんど起こらないと思っています。他にも下地処理など、色々と書きましたが、他のことは全て職人次第ということに分類されます。

出来るだけ詳しく書いたつもりですが、他にもご質問やご相談などございましたら、いつでもお気軽にお問合せしてください。

この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。

津市・松阪市・鈴鹿市を中心に三重県にお住いの方で外壁塗装や屋根塗装、防水工事でお悩みの方はお気軽にお問合せしてください。

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この記事を書いたのは

代表の久保です

株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ

◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。

15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。

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