屋根塗装をすれば雨漏りを防げる?亀山市の塗装業者が徹底解説
戸建住宅の多くは屋根に塗装が施されており、美観を維持するだけではなく、屋根材を紫外線や風雨から守り、建物内に雨水が浸入しないように防いでいます。
そのため、塗装の塗膜が劣化した場合には、屋根塗装に取り組むことによって、これらの機能も維持することができるのです。
このように、屋根塗装は雨漏り対策の役割や機能を持っていると言えるのですが、果たしてすでに雨漏りが生じている屋根に対して効果はあるのでしょうか。
すでに雨漏りが生じている住宅において、屋根塗装を検討している場合には、まずはこの記事をしっかりとご覧のうえ、塗装業者に相談してみるようにしましょう。
そこでここでは、屋根塗装での雨漏り対策について、三重県津市、鈴鹿市、松阪市、亀山市、名張市、伊賀市の外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきましょう。
目次
屋根塗装をすれば雨漏りを防げる?屋根塗装の役割について
冒頭にもお伝えした通り、屋根塗装は美観だけではなく、屋根材を守り、屋根材の内側に雨水の侵入を防ぐためにとても重要な役割を持っています。
ただ、すでに室内に雨漏りが生じているような状態で屋根塗装に取り組んだとしても、雨漏りを完全に修繕できるというものではありません。
しかし、何度も申します通り、屋根の防水効果を高めるというものですから、雨漏り対策として十分に効果があるものでもあるのです。
そこでここでは、屋根塗装と雨漏りの関係性を中心に、屋根塗装の役割について詳しくご紹介していきます。
屋根塗装をすれば雨漏りを防げる?
屋根塗装は雨漏りを防ぐのに有効な手段ではありますが、屋根からすでに雨漏りしている場合には、屋根塗装で雨漏りを完全に防ぐことはできない可能性があります。
雨漏りにはいくつもの要因がありますが、屋根からのものであれば屋根材の経年劣化や暴風雨などの外的要因による屋根の損傷などが挙げられます。
屋根に対して表面を塗装しても、屋根材の損傷が著しい場合には、雨漏りは解決しない可能性があり、しかも下地なども腐食や損傷が見られているのであれば、屋根を丸ごと吹き替えしなければならないようなケースもあります。
屋根材にひび割れや損傷がある場合でも軽微であり、雨漏りに至っていないのであれば、塗装する前に損傷を補修すれば塗装することができます。
そのため、屋根の防水性を高め、雨漏りを防ぐためには、屋根材の劣化や損傷に早く気づくことが大切で、定期的に屋根塗装に取り組んでおくことが重要なのです。
屋根塗装の目的
- 屋根の美しさを取り戻す
- 屋根材の耐久性を維持する
- エアコン効率を高め快適に過ごせるようにする
屋根塗装の大きな目的として、上記三つのポイントが挙げられます。
まずは美観を目的として、塗装することによって外観の美しさを取り戻すという役割があります。
屋根塗装はおおむね10年程度で塗り換えが必要であると考えられており、新築や塗装後から5年程度が経過すると少しずつ劣化が生じ、色褪せなどが見られるようになってしまいます。
特に屋根は紫外線の影響をまともに受けてしまう箇所であるため、どうしても塗膜が劣化し色褪せなど劣化症状が起きてしまうのです。
色褪せなどの劣化症状が見られている状態においては、屋根材を保護している機能も低下していることになりますから、屋根材そのものが損傷してしまう可能性があります。
塗膜の劣化症状の初期段階では色褪せが多くみられるのですが、塗膜が剥がれたり浮いたりしているような症状があらわれてしまうと、塗料の機能が完全に失われている状態と言えます。
当然ながら、防水性も失われてしまうことになりますので、屋根材に雨水が染み込んでしまい、室内に雨漏りを生じさせる原因になってしまうことがあるのです。
また、屋根塗装においては、塗料の持つ機能を発揮して、断熱性や遮熱性を高めて室内に熱を伝わりにくくし、室内のエアコン効率を高める効果もあります。
さらに塗料には、汚れを付きにくくする防汚性能や、汚れを雨水で流してしまう親水性能を持つものもありますので、美観の維持に努めることもできるのです。
雨漏りの修繕方法は屋根塗装ではなく屋根カバー工法・葺き替え工事
何度も申します通り、屋根を塗装しても雨漏りは止まらないと理解しておくことが大切です。
ただし、屋根の内側に雨水が侵入している状態であるならば、下地や天井裏など、大きな損傷や腐食などが進行している可能性がありますので、早めに対処しなければなりません。
雨漏りを止める有効な方法として、屋根カバー工法と屋根の葺き替えがあります。
屋根カバー工法とは、既存の屋根材の上から新しい屋根材をかぶせてしまう方法で、下地などに大きな損傷が見られない場合には有効な方法であるといえます。
屋根の葺き替えとは、既存の屋根材を取り外してしまい、新しい屋根材を設置するという方法のことを指しており、全て新しいものに取り替えることになりますので、損傷が著しい場合でも有効な方法と言えます。
雨漏りを防ぐためには、ほとんどのケースでこの二つの方法が採用されますが、屋根塗装よりもコストが高くなってしまうために、やはり早めに損傷に気づいて塗り換えしておくことが大切です。
屋根塗装で得られる効果やメリット
屋根塗装には、上記でもお伝えした通り、防水効果を高め、屋根材そのものの耐久性を高めることによって、建物そのものを守ることができます。
当然ながら、定期的に屋根塗装に取り組んでおくことによって、雨漏りのリスクも低減させることができるのです。
さらに言えば、屋根塗装で活用する塗料には、さまざまな機能が備わっているために、得られる効果やメリットも幅広く実感できるでしょう。
そこでここでは、屋根塗装で得られる効果やメリットについてまとめましたのでご紹介いたしましょう。
防水効果を高める
住宅の中で屋根は、自然の影響を最も受けやすい過酷な箇所にある建材であると言え、逆に言えば屋根があるからこそ快適な暮らしを実現しています。
特に建物にとって雨水は大敵であって、雨水が内部に浸入してしまうと雨漏りはもちろんのこと、耐久性を衰えさせ、耐震性にまで影響を及ぼすことがあるのです。
そのため、屋根に降り注ぐ雨によって、屋根材が損傷してしまわないように、屋根材の表面に強固な塗膜を形成し、防水効果を高めているのです。
屋根材の防水機能が低下してしまうと、屋根材はもちろんのこと、下地や屋根の内部まですぐにボロボロになってしまいます。
そのようなことから、屋根の定期的な塗装は、素敵な暮らしの実現のためとても大切な作業なのです。
美観を回復させる
屋根塗装に取り組む方の多くは、屋根全体の美観を向上させる効果を期待されています。
塗膜が劣化すると、色褪せが生じるようになり、屋根全体が古びたような印象を与えてしまうことになります。
屋根塗装に活用されている塗料は、種類にもよりますが耐用年数は10年程であり、塗装してから5年程度が経過すると劣化症状が少しずつ現れるようになります。
10年が経過する頃には、塗膜の機能も衰えつつあると言えますので、屋根塗装のタイミングであるといえるのです。
屋根塗装に取り組まれると同時に、外壁の塗り替えも施工されるケースがほとんどです。
屋根においても外壁においても耐用年数はほぼ同時期で、塗装の際には足場を設置しなければならず、足場費用を削減するためにも同時にしておいた方が、コストパフォーマンスは良いのです。
屋根材を保護できる
冒頭から屋根塗装の目的として、屋根材を保護するという内容についてお伝えしていますが、「そもそも屋根材を保護する意味はある?」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
屋根はそもそも雨や紫外線から住宅を守るために設置されていますし、屋根材といっても頑丈ですので、そう簡単には劣化や損傷を起こすようなことはないように思いますよね。
確かに、屋根材の耐久性はとても高く、さまざまな種類があるものの30年や50年といった耐用年数を持つものもあります。
しかし理解しておかねばならないのは、屋根材の耐久性はあくまで塗装が施されていて保護されている状態のことを指しています。
つまり、屋根材にしっかりと塗装しておかないと、期待している耐久性を発揮することはできず、早期に損傷させてしまい雨漏りの原因になってしまうこともあるのです。
特に近年、多くの住宅で採用されているスレート屋根や金属屋根については、高い耐久性を持っているものの、必ず塗装して保護する必要があるために注意が必要です。
遮熱・断熱効果が得られる
屋根塗装で活用している塗料の中には、遮熱性能・断熱性能に優れた製品が登場しており、利用シーンが増えています。
遮熱性能とは、特殊な顔料を含有することによって、太陽光を反射させることができ、屋根の内部に太陽光による熱を伝えにくくする性能のことを指しています。
塗料メーカーが公表しているデータによりますと、屋根の表面温度は10%から20%程度下げることができ、室内温度も平均10%程度下がることが分かっています。
仮に室内温度が27℃である場合、遮熱性能の高い塗料で塗装しておけば、24℃程度まで下げることができるといえるのです。
断熱性能とは、屋根に塗装している塗膜によって、太陽光による熱が室内に伝わってくる移動を緩やかにすることができる性能のことを指しています。
遮熱性能との違いは、遮熱性能は光を反射させて熱を伝えないようにする性能のことで、断熱性能は、屋根の熱を内部に伝えにくくする違いがあります。
住宅の中には、熱が伝わりやすい金属屋根が採用されているケースや、吹き抜け天井によって特に2階や3階が暑くなってしまうケースがよく見られます。
そのような場合には、高い断熱性能を持つ塗料を塗布することによって、屋根の下の階であっても、エアコン効率が良くなり快適に過ごすことができるようになります。
特に近年は、夏場の温度上昇が激しく、エアコン無しでは過ごせないようなことが多くなっていますので、断熱性能の高い塗料を採用しておくといいでしょう。
防汚性や防藻性を高める
屋根塗装で活用する塗料の機能には、汚れを付きにくくする防汚性や親水性、菌をつきにくくして健康を守る防藻性・防かび性などといった特徴を持っています。
屋根を汚れから守る機能は、ホコリや排気ガスなどの化学物質などを付きにくくする防汚性だけではなく、付着した汚れを雨水によって流してしまう新彗星と呼ばれる機能も存在します。
また屋根に付着する汚れは、ホコリや排気ガスだけではなく、藻やカビ、苔と言ったものも見られます。
そのような菌が付着し繁殖してしまうと、屋根が汚れてみすぼらしくなるだけではなく、人に対して健康被害を及ぼしてしまうこともあります。
そのため屋根塗装において、汚れを防ぎ、菌の付着や繁殖を防ぐためにも、そのような機能を持つ塗料を選択しておくことが重要なのです。
防サビ性を高める
近年、屋根材には、軽くて耐久性の高いガルバリウム鋼板などの金属屋根が採用されるケースが、スレート屋根や瓦屋根よりも多くなりました。
禁煙の金属屋根の特徴として、鋼板にガルバリウムなどのメッキが施されており耐久性を高め、さらに住宅の建材として活用する際には断熱材を施して断熱性能を高めています。
そのため、かつての金属屋根のようにすぐに錆びてしまうようなことや、エアコン効率がよくなって夏場に暑すぎる、冬場に寒すぎるといったことも解消されるようになりました。
ただ、やはり金属であることは間違いなく、屋根材にしっかりと塗装しておかないと、塗膜が劣化した際には屋根材自体が錆びてしまうことになるのです。
そこで、屋根塗装の際には防サビ性の高い塗料を採用し、金属屋根のメリットを十分に生かせるように配慮しています。
まとめ~亀山市の屋根塗装なら
屋根塗装での雨漏り対策を中心に、屋根塗装で雨漏りが防げるのか、屋根塗装の効果やメリットなどについて詳しくご紹介しました。
屋根に降り注いだ雨が、室内に入り込んでしまうようになって、屋根塗装によって修繕可能かどうか検討されている方は少なくありません。
ただ、すでに雨漏りによって室内に雨水が入り込んでいるような状況であれば、屋根材が損傷し、屋根の内部や天井裏などが腐食している可能性もあります。
そのような状況であれば屋根塗装だけでは防ぐことはできず、カバー工法や屋根の葺き替えなどによって修繕しなければならないケースもあります。
いずれにしても、雨漏りが見られている状況であれば、それ以上状況が悪化しないためにも、速やかに塗装業者に相談するようにしましょう。
どのような修繕や対処法が考えられるのか、地元で経験豊富な塗装業者に相談すれば、適切なアドバイスを受けることができます。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
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