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外壁塗装の「バイオ洗浄」とは?津市の塗装業者が徹底解説

津市 外壁塗装 リペイント匠

外壁塗装の行程の中には、高圧洗浄が含まれており、外壁の汚れをしっかりと落とした上で塗装工事に取り組んでいくことになります。

 

外壁の汚れを落としておかないと、塗料が定着せずに、すぐに剥がれてしまうなど劣化症状が現れてしまうことがあるのです。

 

高圧洗浄においては、塗装業者が保有している専用の高圧洗浄機を活用することになりますが、洗浄方法についてはその他にも『バイオ洗浄』と呼ばれるものがあるのをご存知でしょうか。

 

バイオ洗浄とは、薬品を使った洗浄方法で、カビや苔などの汚れや菌を落とすための重要な洗浄方法です。

 

ただ、高圧洗浄だけではだめなのか、あるいはバイオ洗浄で用いられる薬品が安全なのか、何かしら影響はないか、気になる方が多いのではないでしょうか。

 

そこでここでは、外壁塗装の工程の一つであるバイオ洗浄について、高圧洗浄との違いやバイオ洗浄が必要になるシーン、作業内容、費用相場などを踏まえて、三重県津市、鈴鹿市、松阪市、亀山市、名張市、伊賀市の外壁塗装専門店が詳しくお伝えしていきましょう。

 

 

外壁塗装でのバイオ洗浄とは?高圧洗浄との違い、注意点について

松阪市 外壁塗装 リペイント匠

外壁塗装では、足場を設置した後、必ず外壁の洗浄を行ってしっかりと汚れを落としてから塗装作業に入ることになります。

 

外壁の塗装なのに洗浄しなければならない必要性についてご質問を頂戴することもありますが、塗装した塗料を下地に定着させるためにも欠かせない工程なのです。

 

専用の高圧洗浄機において外壁全体の汚れを落とし、必要に応じてバイオ洗浄に取り組むことになります。

 

そもそもバイオ洗浄とはどのようなものなのか、高圧洗浄との違い、注意点や書類について詳しくご紹介していきます。

 

バイオ洗浄とは

バイオ洗浄とは、バイオ洗浄剤と呼ばれている専用の薬品を活用して外壁の汚れを落としていく洗浄方法のことを指しています。

 

外壁の汚れにはさまざまなものがあり、風雨などの影響によって砂埃や泥が付着することや、幹線道路沿いであれば排気ガスによる化学物質が付着することもあります。

 

また湿気によって、カビや苔、藻といった細菌が発生することがあり、特にバイオ洗浄ではこのような菌による汚れを落とすのに適していると言われています。

 

カビが生えている外壁は黒ずんで古びた印象になっていますが、バイオ洗浄によって汚れを落とせば、新しい外壁のように真っ白になります。

 

先にも述べた通り、外壁の汚れをしっかりと落としておかないと、その上から塗料を塗布したとしてもすぐに剥がれ落ちることや劣化症状が現れることがあります。

 

カビや苔の上から塗装しても、外壁に塗料が定着しないのは、イメージできるのではないでしょうか。

 

高圧洗浄との違い

バイオ洗浄と高圧洗浄との決定的な違いは、バイオ洗浄はバイオ洗浄剤と呼ばれる薬品を活用するのに対して、高圧洗浄では水を高い圧力で噴射させて洗浄するといった違いがあります。

 

高圧洗浄の場合は、専用の高圧洗浄機を活用し、水道水を高い圧力で外壁に噴射させて汚れを落としていきます。

 

バイオ洗浄での洗浄方法には、ローラーでバイオ洗浄剤を塗る方法、バイオ洗浄剤と水を混ぜて噴射する方法の2種類があります。

 

バイオ洗浄は高圧洗浄した後に、バイオ洗浄剤を洗浄したい箇所前面に均一に撒いたうえで、10分~30分程度浸透させ汚れを浮かせ、再度高圧洗浄で水洗いしていきます。

 

バイオ洗浄剤の安全性

外壁を薬品で洗浄し、カビや苔を綺麗に落としてしまうと言うと、安全性に対して不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

カビや苔を根こそぎ落としてしまう医薬品といえば、かなり強い洗浄力を持つ洗浄剤のようなイメージを持ってしまうことは当然でしょう。

 

塗装業者によって活用するバイオ洗浄剤は異なりますが、その特徴として植物由来成分を主原料としており、人に対する安全はもちろん環境に対して優しく作られています。

 

そのため、仮にバイオ洗浄剤が飛散してしまって、庭に置いてある植物にかかってしまったとしても、植物を枯らしてしまうようなことはありません。

 

もちろんバイオ洗浄剤が周りに飛散してしまわないように、防水シートなどを設置した上で作業を行いますので、その点についても安心して取り組んでいただけます。

 

ただし、庭に盆栽や菜園など、あるいは庭の池に鯉が泳いでいるなどといった状況がある場合には、事前に相談しておくことが大切です。

 

バイオ洗浄の注意点

バイオ洗浄の注意点として、しっかりと洗浄剤を落としてから塗装作業を行わねばならないという点にあります。

 

バイオ洗浄後には、高圧洗浄によってしっかりと洗浄剤を水で落とす作業を行いますが、洗浄剤が残っている状態で塗装してしまうと、塗料の付着が悪くなってしまいます。

 

せっかく汚れを落としたのに、洗浄剤が残っていては全く意味がありません。

 

またバイオ洗浄に取り組む場合には、高圧洗浄の他にもバイオ洗浄の費用が必要になります。

 

専用のバイオ洗浄剤を活用するということもあり、高圧洗浄よりも費用は高くなる傾向にありますから、事前に見積書で確認し、必要性について塗装業者に相談しておくようにしましょう。

 

 

外壁塗装のバイオ洗浄の必要性

津市 外壁塗装 リペイント匠

外壁塗装において高圧洗浄だけではなくバイオ洗浄に取り組むこともありますが、専用の洗浄剤を活用するために外壁塗装のコストが高くなってしまいます。

 

そのため高圧洗浄だけではだめなのかと疑問に持つ方も多いのではないでしょうか。

 

そこでここでは、外壁塗装のバイオ洗浄の必要性について具体的な症状をお伝えし、また高圧洗浄だけで十分な状況についてもご説明していきましょう。

 

バイオ洗浄が必要になる状況

バイオ洗浄が必要になるのは、外壁にカビや苔による汚染がひどく、広範囲に渡って黒ずみが見られているような状況です。

 

上記でもお伝えした通り、バイオ洗浄はカビや苔の洗浄力が強く、黒ずんでいる外壁においてもきれいに落とすことができます。

 

また、専用のバイオ洗浄剤は、カビや苔の新たな発生を予防する効果も期待できるため、発生しやすいような環境にある場合には、バイオ洗浄をおすすめするようなケースもあります。

 

例えば、湿気が多い環境である沿岸部や河川沿いをはじめとして、田んぼなどがある地域においてもバイオ洗浄が必要になる可能性があります。

 

さらに、高圧洗浄では落とせないような、外壁面が凸凹と入り込んでいるような場合にも、バイオ洗浄をしておいた方が良いケースもあります。

 

もし塗装業者からバイオ洗浄を勧められた場合には、必要性についてしっかりと説明を受けるようにしましょう。

 

高圧洗浄だけで十分な状況

高圧洗浄だけでも十分な状況というケースも少なくありません。

 

先に申しました通り、バイオ洗浄が得意としている汚れはカビや苔による黒ずみであり、それらが見られないような場合には、高圧洗浄だけでも十分だと判断できます。

 

多くの住宅では、外壁に付着している汚れは砂埃や排気ガスによる化学物質ですが、これらの汚れはバイオ洗浄よりも高圧洗浄の方が適していると言えます。

 

しっかりと高圧洗浄で洗浄した上で、排気ガスによる汚れがひどい場合には、雨水で汚れを落としてしまう浸水機能に優れている塗料を使うようにするといいでしょう。

 

また、外壁の汚れに錆びが付着しているような場合には、錆びの原因に対して防錆剤を活用することも再発防止策として有効です。

 

塗装業者に事前に相談すべき状況

上記でもお伝えした通り、バイオ洗浄剤は植物由来成分を主成分としているため、人体に対して影響は少なく、しかも環境にも配慮されているため安全性は高くなっています。

 

ただ、カビや苔をしっかりと落とすことができる洗浄力を持っている洗浄剤ですから、どれだけ付着しても影響はないかと言うと、そうとは言い切れません。

 

バイオ洗浄による外壁の洗浄作業の際には、洗浄剤が飛散してしまう可能性があるため、洗浄剤がどうしても付着してはいけないような状況がある場合には、塗装業者に対して事前に相談しておくべきでしょう。

 

例えば、庭で菜園に取り組んでいる、花壇でさまざまな花を育てている、あるいは池で鯉を飼っている、庭で動物を放し飼いにしているなどといった状況です。

 

また、食品など衛生管理が必要な商品や製品を取り扱っているような状況の場合、洗浄方法を検討することや、洗浄剤の種類を変更するようなことも必要になるかもしれません。

 

いずれにしても、気になることは事前に塗装業者に相談するようにしておき、経験豊富な塗装業者に依頼するようにしましょう。

 

 

バイオ洗浄の作業手順

バイオ洗浄においては、高圧洗浄機を始め、洗浄に必要なホースやバケツ、洗浄剤などを準備し、防護服を装備した上で洗浄作業を行うことになります。

 

また、作業時においては、洗浄液や水が飛散してしまう可能性もありますので、濡れてしまって問題になる車や植物などにシートで養生を行います。

 

①水養生

バイオ洗浄の前には、水養生と呼ばれる高圧洗浄機によって、外壁の汚れを落としていきます。

 

また、洗浄すべき箇所をしっかりと濡らしておくことによって、洗浄剤が染み込みやすくなります。

 

②洗浄剤の希釈・撹拌

次にバイオ洗浄で活用する洗浄剤の準備を行います。

 

洗浄剤の原液を、汚れに応じた割合によって希釈し、しっかりと撹拌することによって洗浄剤を創り出していきます。

 

この洗浄剤の希釈度が、洗浄においてとても大切になります。

 

③洗浄剤の噴霧・塗布

洗浄剤の撹拌が済めば、洗浄する箇所に専用の機器を用いて噴霧、あるいはローラーを活用して直接塗布していきます。

 

洗浄剤を均一に撒くことができれば、10分から30分程度、洗浄剤を浸透させることによって、カビや苔を浮かび上がらせることができます。

 

④高圧洗浄で洗い流す

カビや苔が浮かび上がってくれば、高圧洗浄によって水洗いしていきます。

 

洗浄前まではカビによって黒ずんでいたり、苔によって緑色になっていたりした箇所が、高圧洗浄で綺麗に洗い流すことができます。

 

高圧洗浄によって十分に洗浄剤を洗い流しておく必要があり、また洗い流した後はしっかりと乾燥させた上で、塗装作業に入っていくことになります。

 

 

外壁塗装のバイオ洗浄・高圧洗浄の費用相場

バイオ洗浄の費用相場 300円~800円/㎡
高圧洗浄の費用相場 100円~300円/㎡

 

バイオ洗浄と高圧洗浄の費用相場は上記の通りとなっています。

 

外壁塗装の際に高圧洗浄だけでよければバイオ洗浄の費用は発生しませんが、バイオ洗浄が必要となった場合には、最初の水養生と洗い流しの2回、高圧洗浄が必要になることになります。

 

一般的な30坪程度の戸建住宅において外壁塗装を行う場合、外壁は150㎡程度になりますので、高圧洗浄は15,000円から45,000円くらいが費用相場となります。

 

バイオ洗浄は45,000円から120,000円くらいが相場と言えるでしょう。

 

さらに、高圧洗浄で使用する水については、ご家庭の水道を活用することになりますから、水道代の負担も必要となります。

 

水道代の負担については、地域によって水道料金が異なりますが、一般的な費用としては高圧洗浄で1,000円から2,000円程度になります。

 

バイオ洗浄が必要な場合には、バイオ洗浄前後の2回、高圧洗浄を行いますので、水道代は2,000円から4,000円程度になると考えられます。

 

 

まとめ~津市の外壁塗装・屋根塗装なら

外壁塗装の工程の一つであるバイオ洗浄について、高圧洗浄との違いやバイオ洗浄が必要になるシーン、作業内容、費用相場などについて詳しくご紹介しました。

 

外壁塗装においては、塗料を下地にしっかりと定着させるために、高圧洗浄によって外壁に付着した汚れを落としていきます。

 

高圧洗浄では落としきれない、カビや苔についてはバイオ洗浄を併用することによって、きれいに落とすことができます。

 

洗浄剤の安全性についてご質問を頂戴することがありますが、植物由来成分が主成分となっているため安全性は高く、安心して取り組んでいただけます。

 

周りに飛散しないように防水シートなど養生した上で施工していくことになります。

 

外壁塗装や屋根塗装を検討しているのであれば、地元で経験豊富な塗装業者に相談すれば、適切なアドバイスを受けることができます。

 

疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。

 

津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。

 

外壁塗装や屋根塗装、防水工事でお悩みの方はお気軽にお問合せしてください。

 

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この記事を書いたのは

代表の久保です

株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ

◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。

15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。

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