
【伊勢市】外壁塗装を長持ちさせたい人必見!おすすめしたい無機塗料の耐用年数とその要因について
頻繁な塗り替えを避けたい人にとっては、耐久性の高い塗料選びが重要なポイントになります。
そんな中で注目されているのが「無機塗料」です。一般的なシリコン塗料の1.5倍~2倍の耐用年数を誇る無機塗料は、「外壁を長く美しく保ちたい」と考える方にぴったりの選択肢です。とはいえ、「本当にそんなに長持ちするの?」「高い費用をかける価値があるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
そこで本記事では、無機塗料の耐用年数や、長持ちさせるためのメンテナンス方法について詳しく解説します。この記事を読めば、無機塗料の魅力や注意点を理解し、自分にとって最適な選択ができるようになります。
※外壁塗装の耐用年数全般について、詳しく知りたい場合には『外壁塗装の耐用年数は何年?塗料別の寿命と劣化サインを徹底解説!【伊勢市】』をぜひご覧ください!
目次
無機塗料とは?外壁塗装におすすめの理由
外壁塗装にはさまざまな塗料がありますが、その中でも無機塗料は特に耐久性が高いことで注目されています。一般的に使われるシリコン塗料やフッ素塗料と比べても、劣化しにくく、長期間にわたって美観を保てるのが大きな特徴です。
しかし、無機塗料について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?「無機って何?」「なぜ長持ちするの?」と疑問を持つ方のために、まずは無機塗料の特徴や、他の塗料との違い、メリット・デメリットについて解説していきます。
無機塗料の特徴と仕組み
無機塗料とは、ガラスや鉱石などの無機成分を主成分とする塗料のことです。一般的な塗料は樹脂(シリコンやフッ素など)が主成分ですが、無機塗料には劣化しにくい無機成分が含まれているため、紫外線や雨風による劣化が少なく、非常に高い耐久性を持っているのが特徴です。
無機塗料の耐久性が高い理由は、その成分構造にあります。従来の塗料に含まれる有機成分(炭素を含む樹脂)は、紫外線の影響で分解・劣化しやすいですが、無機成分は紫外線に強く、塗膜が長持ちします。これにより、一般的な塗料の1.5倍~2倍の耐用年数(20~25年)を誇るのです。
また、無機塗料は親水性が高いため、汚れが付着しにくく、雨が降ると自然に洗い流されるという特性も持っています。これにより、美しい外観を長期間維持することができます。
他の塗料との違い(シリコン・フッ素との比較)
外壁塗装に使われる塗料にはさまざまな種類がありますが、無機塗料とよく比較されるのがシリコン塗料やフッ素塗料です。それぞれの違いを知ることで、無機塗料の特性やメリットをより深く理解できます。
塗料の種類ごとに、一般的な耐用年数・費用を比較すると以下のようになります。
■シリコン塗料
- 耐用年数(目安):約10~15年
- 1㎡あたりの単価(目安):2,500~3,500円
- 特徴:価格と耐久性のバランスが良く、最も普及している
■フッ素塗料
- 耐用年数(目安):約15~20年
- 1㎡あたりの単価(目安):3,500~4,500円
- 特徴:耐久性が高いが、やや価格が高め
■無機塗料
- 耐用年数(目安):約20~25年
- 1㎡あたりの単価(目安):4,000~5,500円
- 特徴:最も耐久性が高く、長期間のメンテナンス不要
無機塗料は、他の塗料と比べても圧倒的に耐久性が高いのが特徴です。そのため、長期間にわたって塗り替えの手間を減らしたい方に向いています。ただし高性能な分、費用が高めなのがデメリットです。
無機塗料のメリット・デメリット
無機塗料は耐久性が高く、メンテナンスの手間が少ないため、多くの人に選ばれています。しかし、すべての人にとって最適な塗料とは限りません。無機塗料を選ぶ前に、メリットとデメリットをしっかり把握しておくことが大切です。
■無機塗料のメリット
①耐用年数が長く、塗り替えの回数が少なくて済む
無機塗料の耐用年数は20〜25年と、シリコン塗料(約10~15年)やフッ素塗料(約15~20年)よりも長持ちします。これにより、塗り替えの回数が少なくなり、トータルコストを抑えられます。
②紫外線や雨風に強く、劣化しにくい
無機塗料は、ガラスや鉱石といった無機成分を含んでいるため、紫外線による劣化が起こりにくいです。そのため、色あせや塗膜の劣化が少なく、長期間美観を維持できます。
③汚れが付きにくく、美しい外観を保ちやすい
無機塗料は親水性が高く、汚れが付着しにくい性質を持っています。雨が降ると汚れが自然に洗い流されるため、長期間にわたって綺麗な状態を保てます。
④カビやコケが発生しにくい
無機塗料には有機成分が少ないため、カビやコケが発生しにくいという特性があります。特に湿気の多い地域にお住まいの方には、大きなメリットになります。
■無機塗料のデメリット
①費用が高い
無機塗料は高性能な分、初期費用が高くなるのがデメリットです。ただ初期投資は高いですが、耐用年数が長いため、長期的に見るとコストパフォーマンスが良いのも事実です。
②施工できる業者が限られる
無機塗料は、塗膜が硬く、施工が難しいため、経験のある職人でないと適切に施工できないことがあります。施工不良が起こると耐久性が落ちるため、実績のある塗装業者を選ぶことが重要です。
③ひび割れしやすい場合がある
無機塗料は塗膜が硬いため、建物が揺れたり動いたりすることで、ひび割れ(クラック)が発生しやすいというデメリットがあります。ただし、最近では弾性を持たせた「ハイブリッド無機塗料」も登場しており、ひび割れを抑えることが可能になっています。
無機塗料の耐用年数を決める要因は?
無機塗料は「耐久性が高い」と言われますが、「本当にそんなに長持ちするの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?メーカーのカタログには20~25年の耐用年数と記載されていることが多いですが、実際の環境では必ずしもその通りになるとは限りません。
では、無機塗料の耐用年数を決める要因とは何なのか?本当に長持ちさせるためにはどうすればいいのか?詳しく見ていきましょう。
一般的な耐用年数(目安)
無機塗料の耐用年数は20~25年とされており、シリコン塗料(10~15年)やフッ素塗料(15~20年)と比べても非常に長持ちします。そのため、一度塗装すれば長期間にわたって美観を維持でき、塗り替えの回数を減らせるのが大きなメリットです。
しかし、この耐用年数は理想的な条件下での目安であり、すべてのケースで必ず25年持つとは限りません。無機塗料には高耐久性という強みがある一方で、適切な施工が行われなかったり、外的要因の影響を受けたりすると、本来の性能を十分に発揮できないこともあります。
耐用年数を縮める原因とは?
以下のような要因が耐用年数に影響を与えることがあります。
①一般的な塗料と比べて硬く伸びにくい性質があるため塗装が難しい
無機塗料は塗膜が硬いため、施工の難易度が高くなります。そのため、経験のある塗装業者を選ばないと、本来の耐久性を発揮できない可能性があります。
②気候条件や地震などの揺れによってひび割れが発生することがある
無機塗料は塗膜が硬く、伸縮性が少ないため、建物の動き(地震や気温変化による膨張・収縮)に対応しきれず、ひび割れ(クラック)が発生する可能性があります。特に、木造住宅や寒冷地など、建物の動きが大きくなりやすい環境では注意が必要です。
③職人の腕前によって仕上がりが異なりやすい
無機塗料は扱いが難しく、職人の技術によって仕上がりに差が出ることがあります。塗装の厚みや均一性が適切でないと、塗膜が剥がれやすくなったり、耐用年数が短くなったりする可能性があります。そのため、実績のある塗装業者を選ぶことが重要です。
こうした点を踏まえると、「無機塗料は長持ちする」と言われるものの、適切な施工とメンテナンスが行われなければ、その性能を十分に発揮できないということがわかります。無機塗料の耐用年数を最大限に活かすためには、信頼できる業者に依頼し、定期的な点検や適切なメンテナンスを行うことが欠かせません。
まとめ~伊勢市の外壁塗装・屋根塗装なら
本記事では、無機塗料の耐用年数と長持ちさせるためのメンテナンス方法について解説しました。無機塗料は耐久性が高く、長期間外壁を守る優れた塗料ですが、適切な施工と定期的なケアが欠かせません。
「無機塗料は長持ちするから安心」と油断せず、定期的な点検、適切なメンテナンスを実施しましょう。外壁を長持ちさせることは、結果的にメンテナンスコストの削減にもつながります。
無機塗料を検討している方は、まずは信頼できる塗装業者に相談し、外壁の状態や最適なメンテナンス方法を確認してみてください。長く美しい外壁を保ち、大切な住まいを守りましょう。
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