外壁塗装の際の危ないひび割れについて亀山市の塗装業者が解説!
三重県の津市、鈴鹿市、松阪市でお住まいの外壁塗装の職人直営店をしているのですが、外壁塗装を考えるきっかけに「ひび割れ」というのは、トップ3にランクインしております。
皆様、外壁塗装を考えて家の外観を見ている時に家の外壁にひび割れなど起きていると皆様ビックリされるのですが、外壁にあるひび割れは雨漏りの危険性のある危ないひび割れと、雨漏りの心配が比較的に少ないひび割れと大きく分けて2種類のひび割れがある事をご存じですか?
外壁塗装をするする際の外壁のヒビ割れについて詳しくお話をしていこうと思います。
出来るだけ詳しく書いていきますので、長文になりますが、最後まで読んで頂ければ外壁塗装の際の危ないひび割れについてバッチリと分かるようになりますので、最後まで読んで頂ければ幸いです。
この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
ひび割れは、大きく分けて2種類あり、ヘアークラックと呼ばれる薄い外壁の表面部分だけのひび割れと構造クラックと呼ばれるような0.3mm以上の構造に問題が出るようなひび割れの2種類に分かれます。
ヘアークラックと呼ばれるひび割れは表面だ薄くひび割れしている程度なので、早めに直してあげれば問題ありませんが、構造クラックと呼ばれるような大きなひび割れは雨の侵入が懸念されますので、すぐに直す事を強くオススメします。
ヘアークラック
構造クラック
⑵雨の侵入=室内への雨漏りではない
外壁塗装を考え出した時に、営業マンの方に「目地のコーキングに穴が開いているので早く外壁塗装をしないと雨漏りしますよ」と言われた方も居るかも知れませんが、そんなに焦る事は全くありません。
サイディングボードの間には「目地」と呼ばれる外壁の揺れを追従するコーキングと呼ばれるものが充填してある部分があるのですが、そこに少し穴が開いてても、コーキングの板にはジョイナーという金具が取り付けられており大体の場合はその金具を伝い、下の水切りと呼ばれる板金部分から水が排出されます。
サビていますがジョイナー写真
そしてジョイナーがない部分に雨が侵入しても、防水シートというものが外壁の下にはありますので、中に直接入って雨漏りになる可能性というのは低いと言えます。
それで雨漏りになるとすれば、築30年以上が経ち、外壁の下の防水シートに寿命が来て穴など開いている場合です。ですので、雨の侵入=室内への雨漏りではない、という事を
覚えておいていただければ幸いです。
・しかし外壁材、木下地は傷む
住宅のほとんどの外壁は窯業系サイディングボードだと言われています。そして窯業系のサイディングボードというのはセメントと繊維を混ぜて作られているものです。
構造上は例えば、目地から侵入したらと言って、室内にすぐに雨が入るわけではありませんが、外壁が窯業系のサイデイングボードですと、表面はコーティングされているのですが、目地の横の断面部分はセメント剥き出しですので、そこから水を吸い、乾くを繰り返して、外壁が反ってきたりします。
そして反ってくると木下地に雨が入りやすくなり、下地である木も傷んでボロボロになる可能性があります。ですので、目地のひび割れで焦ることはありませんが、応急処置なりなんなりして、近いうちに直さなければならないものだと認識ください。
⑶危ないのは外壁材自体のひび割れ、その中での横ラインのひび割れ
外壁に限らずですが、屋根でもコーキング部分でも「縦のひび割れ」は比較的に問題の少ない個所が多いのですが(縦でも雨漏りがしやすい個所もございます)「横のひび割れ」は雨漏りの危険度が多いです。実際にリペイント匠で外壁からの雨漏りの場合は、横目地や外壁の横のひび割れ、外壁の帯の横の部分が非常に多いです。
縦ラインの目地や外壁のヒビ割れから雨が侵入しても大した量ではなく雨漏りに繋がる事は少ないのですが、横ラインのひび割れは、雨が入りだすと量が多いので、雨漏りになる可能性が高くなります。窓のサッシの上であれば特に要注意です。
・サッシ上の目地のコーキングやひび割れには注意
目地のコーキングの痛みにしろ、ひび割れにしてもサッシ上の場合は注意が必要です。外壁塗装前に雨漏りを直す場合、外壁からの雨漏りならサッシ上か横目地、横のクラックが一番多い原因になっています。
サッシ上のコーキングの場合なぜ雨漏りが多いのかといいますと、サッシ上のコーキングが傷んでキレイている場合など雨が入ればサッシを伝いしたに雨が流れるのですが、サッシ廻りのコーキングまで切れていますとサッシの中の防水シートやサッシを抑えてある防水テープは窓の所で切れています。
そして目地から侵入した雨水がサッシの中に入り防水テープとサッシの間を毛細管現象で水が上がり、室内へ雨漏りしてくるといった仕組みです。
サッシ廻りの雨漏りについては詳しく動画にまとめてありますので、一度見てください。
⑷ひび割れの補修の仕方
どのようなひび割れが危険か、雨漏りがどのように起きるかは、上記の文章や動画で分かっていただけたと思いますが、「ではどのように補修するのがいいのか?」という事ですが、業者さんでも結構やりがちな意味のない補修というものがあります。
外壁のクラックを埋める場合に、モルタル壁、サイディングに関係なく、表面だけ数ミリ程度コーキングで補修して外壁塗装をする業者さんも見えますが正直、その補修方法では不安だらけです。実際に数年でそのコーキングは切れて再発する恐れがあるのです。
コーキングで補修するというのであれば、「厚み」というのが大事になります。ですので、モルタル壁ならサンダーでVカットしてキチンと厚みを付け、モルタル補修をして外壁塗装の柄を合わせて、補修する事が一番長持ちする方法です。
サイディングの場合、本当は10mm程度、ひび割れを削って、コーキングを打ち込み補修して表面にモルタル補修する事が一番いいのですが、意匠性の高いサイディングボードが多いため大きく削ると柄によっては、仕上がりが悪くなります。サイディングの柄を考えて補修する事をおすすめします。
コーキングの目地の補修については、こちらに詳しく書いています。
⑸外壁の補修代金について
外壁のひび割れの補修代金については、各業者さんで違うと思いますが、リペイント匠の場合は、外壁塗装と一緒にご依頼頂いた場合は足場もありますし、外壁塗装をするついでに直してしまいます。外壁自体が腐っていたり、反って外壁塗装が出来ない場合は、一部の貼り替えをおすすめしています。
金額については、2万円~になります。
⑹屋根の危険なひび割れ
屋根でも縦ラインのひび割れはまだ、雨水の侵入も少なく、補修すれば屋根塗装も可能なのですが、コロニアルネオという商品は、本当に横ラインのひび割れが多いです。お問合せがあり実際にみると横ラインの割れが10カ所ほどあるというのもザラです。
この横のひび割れが多い場合は、補修して屋根塗装も可能ですが、数年で必ずひび割れが起きます。そしてルーフィングと呼ばれる屋根の防水シートが傷んでいたら雨漏りしますので、カバー工法をおすすめします。
外壁塗装の際の雨漏りに危ないひび割れ~安全なひび割れについてのまとめ
外壁塗装の際の危ないひび割れ~安全なひび割れについて詳しく書かせて頂きました。いかがだったでしょうか?
お客様と色々とお話を聞かせて頂いていると外壁塗装を考えたきっかけは「外壁のひび割れ」という意見をかなり聞かせて頂いております。外壁にひび割れがあるからと言って不安を煽るような業者さんには気を付けましょう。
三重県全域、津市、鈴鹿市、松阪市、四日市市にお住まいで、気になる事がございましたら、お気軽に「ホームページ見たんですけど…」とお問合せください。
出来るだけ詳しく書いたつもりですが、他にもご質問やご相談などございましたら、いつでもお気軽にお問合せしてください。
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