見積書、外壁塗装、リペイント匠

外壁塗装の値段の違いは何?名張市の塗装業者が徹底解説!

外壁塗装の見積もりを数社取ったりすると、同じ様な条件でも値段が全然違ったり、業者によって言う事が全然違ったりで

「何が適正価格なの?」

と考えられている方はいないでしょうか?そんな方のために「外壁塗装の値段の違い」を詳しく書いていきたいと思います。外壁塗装の値段の違いについて出来るだけわかりやすく説明しますので、長文になるかも知れませんが、最後まで読んで頂ければ幸いです。

この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。

マンション・アパートの外壁塗装

外壁塗装工事というのは、悪意がある会社を除いても、各会社によって、扱う塗料も違いますし、また同じ塗料でも年間使用量などで、塗料の仕入れ値が大きく変わってきます。

施工内容でも「吹き付け」なのか「手塗り」なのか?

細かい下地処理など部分に手間隙をかけるのか?(小さな金具の下地処理に錆止めを入れる会社、入れずに塗る会社)

など安くしようと思えば、本当に安価で出来ますし、逆に手間をかけて仕事しようとするとキチンとお金がかかってしまいます。

私個人の考え方ですと、色々な各会社の全てが、「やり方、塗料、キチンとした施工」をできる訳ではないので、信頼できる会社を見つけて、

「これ以上、安くするならどうなりますか?」

「もっと長持ちする塗料で外壁塗装すると値段はいくらかかりますか?」

など相談していただく事をおすすめします。

では、外壁塗装の値段の違いについて「どんなところで値段に差がでるのか?」具体的に書いていきたいと思います。

・足場代金の違い

津市、リペイント匠、外壁塗装

外壁塗装をする際はまず足場を組み立てしますので、「足場の値段」から書いていきたいと思います。

ここは

「自分の会社の職人で足場を組み立て、解体するか?」

「協力会社が足場の組み立て、解体をするか?」

で大きく変わります。協力会社にお願いすれば、足場の値段は大体15万円~くらいにはなります。ですが、弊社の様に塗装専門の職人で足場材を保有し、組み立て、解体をする会社ですと12万円までが足場の値段になってきます。

計算の仕方としては単純です。

足場組み立てに2人、足場解体に2人

トラック代

足場の材料代

その他、番線やシートの紐など消耗品代

この合計金額になります。

屋根足場

屋根の勾配がキツい家ですと、「屋根足場を組み立てるか?」というのでも足場の値段は大きく変わります。屋根足場を組み立て、解体すれば4万円以上足場値段が変わります。

大手ハウスメーカーなどの足場

他社のことはあまり分かりませんが、大手ハウスメーカーとかですと、通常の足場よりも、より安全にするために足場材を1.5倍ほど多く使い、凄く安全な足場を組み立てすることがあると思います。そうなると足場代金も単純に高くなります。

リース材で足場を組み立てる会社

足場材をリースで借りて足場を組み立て、解体する場合は、足場を現場で組み立てしている期間によっても価格が変わる事があります。

・コーキングや塗料の品質の違い・使用量の違い

塗料、外壁塗装、リファイン、リペイント匠

コーキングや塗料の品質や使用量の違いでも大きく外壁塗装の値段は違います。

コーキングや塗料も品質が下がれば外壁塗装の値段も下がります。

またそれ以外でも冒頭で申しました様に、会社の年間の塗料やコーキングの使用量によって仕入れ値が大きく変わります。

例えば普段は、下請けなどをしていて年間に1棟の住宅の外壁塗装に使う塗料、コーキングしか注文してくれない会社と、年間に100棟の外壁塗装をする塗料、コーキングを注文する会社では、当然、卸値も変わるからです。

・在庫の塗料を使用する場合

外壁塗装で使う塗料:リペイント匠

倉庫にある塗料を使用する事で、外壁塗装の値段もお得になる可能性があります。使わない塗料を倉庫に置いておいても、廃棄するのにお金がかかりますので、倉庫の塗料を使用してくれることは業者にとっても嬉しい事なのです。

・使用量は少ない場合

3回塗りを2回にするなど「手抜き」すれば当然のように塗料は少なくて済むので、外壁塗装の値段も違ってくるはずです。

・下地処理の仕方

下地処理、外壁塗装

ひび割れ補修など下地の補修の仕方でも、外壁塗装の値段に影響があります。

例えば、屋根の「縁切り材」であるタスペーサーを入れる、入れない。

鉄部錆止めを入れてからする会社と、入れずにそのまま塗装する会社。

ひび割れでもVカットしてキチンとコーキングなどに厚みを持たせて補修する場合と、表面に薄くコーキングするだけで下地処理と考えている会社。

では、手間が変わってきます。

その他にでも屋根材の割れの直しや屋根の釘の浮きを直してから塗装する会社と「これは塗装とは関係ない」と割れていても、釘が浮いていても見てみぬふりする会社では、違います。

また外壁や帯部分のひび割れを…とかエアコンカバーを…こんな事は例えだすとキリがないので、全ては書けませんが、「ちりも積もれば山となる」で細かく手間を省こうと思えば、省けるポイントが戸建て住宅には盛り沢山です。

そしてこんな事は現場を知っている職人しか分からず、見積もり書では分からないですし、経験のない営業マン、一般のお客様がどれだけ勉強しても見分けるのは難しいポイントなのです。

同業の方ならわかると思いますが、外壁塗装というのは、塗料20%、職人80%ほどの比率で外壁塗装が成功するかしないかが決まると思いますので、しっかりと職人を一から雇用して、教育をしないと全てを管理するのは、本当に難しいのです。

ですが、職人というのは採用がしにくい、教育がしにくい、という点で、大体の業者は塗装専門の職人での教育は諦めて、協力会社を使うことになるのです。

・塗装職人の人件費の違い

例えば、同じ塗料で同じ値段でも

ご自宅の外壁塗装に2人で10日かかれば、2人✖️10日=20人分の人件費がかかります。

少し手を抜き1人で10日ですと、1人✖️10日=10人分の人件費で収まります。

これだけでも10人分の職人の人件費が変わる訳です。「そんな事、ありえるの?」と思うかも知れませんが、普通にあることです。もちろん、職人の仕事が早い遅いはあると思いますが、、、

・中間マージン

この中間マージンによっても外壁塗装の値段の違いは出てきます。例えば、少し乱暴な書き方になりますが、お客様が支払う金額は100万円だったとして、契約する営業会社が50万円、直接工事する塗装店が50万円、こんな事は普通にあります。

お客様がお支払いする値段が100万円でも直接工事にかかる金額は半分ほどということになります。これが「中間マージン」です。

・バックマージン

これは外壁塗装の一括見積もりサイトなどを利用すると発生するものです。

「最低限のお客様情報をお問い合わせに書いていただければ、地域の優良企業を数社します。」

こんなサイトです。

この仕組みも単純な仕組みです。お客様からお問い合わせを頂くと、あらかじめ登録している塗装店に見積もりにいくよう連絡して、成約すれば、契約金額の15%程度をサイト側に塗装店が支払うという仕組みです。

需要と供給でサイト側も塗装店側もいいのかも知れませんが、お客様に提出する

「見積もりにはその15%が乗っているか?」「15%の金額分を工事で調整することになります」

サイト側も相当なお金をかけてネット上に広告を出したりしていますので、妥当と言えば妥当なのかもしれませんが、直接、ご依頼を頂く方が、工事する会社にとっても、お客様にとっても良い事は間違いありません。

「業者探しという手間を省けばお金もかかります」逆に自分で手間をかけたら余計なお金はかかりません。一気に数社に見積もりが取れるので楽かも知れませんが、業者選びにも手間隙をかける事をおすすめします。

・現場管理費

見積もり提出

「現場管理費」とは要するに現場の進行がスムーズに進む様に管理する人件費のことですね。ここも会社が大きいとこの様な経費はかかるものだと思います。

・保証があるか?ないのか?

また外壁塗装をした現場の保証をするということには、もちろん、業者側にリスクもあります。

どこの業者か知らない、協力会社を使って外壁塗装をした時には、何か手抜きをして不具合などが起きた場合には責任を取らなければならないわけですからね。

その分をプラスαとして見積もり金額に反映している可能性もあるかもしれません。弊社みたいに塗装専門の職人でしっかりと職人を雇用して、教育している会社は自信があると思いますので、そんなところを見積もりには入れていないはずです。

⑵築年数でも外壁塗装の値段に差が出る

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上記は、外壁塗装会社での値段の違いでしたが、ここからは例え同じ会社で外壁塗装をしても変わってしまう例を書いていきたいと思います。

まずは「築年数で外壁塗装の値段に違いがでる」ということから書いていきたいと思います。

例えば築10年で外壁塗装をする場合は、外壁材自体はそこまで劣化している事が少ないので、下地処理という項目で値段は抑えられます。

しかし、築25年ほどで、一度もメンテナンスをされていない場合は、「外壁材にひび割れ」や「サビが多かったり」「破損」していたりする場合も多く、下地処理などに多くお金がかかってしまうケースが多いです。

外壁塗装というのは、事前対応がすごく大切な工事です。建物を長期に使う事を考えると、早め、早めの処置をおすすめします。

⑶建物の形状により金額に差が出る

外壁塗装、クリヤー、リペイント匠

また「和風のお家」と「洋風のお家」でも外壁塗装の値段は変わってきます。外壁の面積が同じだったとしても、洋風に比べて、和風のお家の方が、付帯部と呼ばれる雨戸や戸袋、雨樋などが多いので、当然、費用も多くなってしまう。

また同じ洋風なら洋風、和風なら和風でも、コーキングの多さや入り組み方によって外壁塗装をする上での手間が全然変わってしまうので、お気をつけください。

また2階建て、3階建てでも値段に差がでますので、お気をつけください。

⑷立地条件によっても外壁塗装の値段に違いが出ます

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また立地条件でも外壁塗装の値段に違いが出てしまいます。

例えば、周辺を建物に囲まれて、隙間の狭い、道路沿いの建物ですと、まず「足場が組みにくい」「塗装しにくい」

という理由です。

「足場が組みにくい」

敷地が狭く、人が入りにくい、材料が運べないですと、足場を組み立てする際に通常の1.5倍の人件費がかかってしまいます。

また道路沿いに足場を組み立てする際に、どうしても道路に足場を設置しなければならない状態の時もあります。この時は、警察に「道路使用許可」を出さなければなりませんので、その費用も外壁塗装の値段に入ってしまいます。

「塗装しにくい」

外壁塗装する際も足場を組み立てするとさらに狭くなるので、カニ歩きをしながら外壁塗装をすることになり、通常よりも人件費がかかってしまい、外壁塗装の値段も自然と高くなります。

⑸専門店かどうかで値段が変わる

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専門店かどうかで外壁塗装の値段が変わる。

例えばリフォーム屋さんに外壁塗装をお願いすると99%の確率で、そのリフォーム屋さんではない下請けである、別の塗装店が工事に来るはずです。

その場合は、弊社のような専門店と比べるとマージンが入りますので、その分、値段が高くなるか?手を抜き調整するか?という選択肢になると思います。

・比較サイト(一括見積もりサイト)

このサイトを使えば、業者選びは比較的に簡単なのですが、マージンが15%ほど業者側にかかりますので、その分、値段は高くなると思います。(どこかで帳尻を合わせていたら別ですが…)

⑹使われている外壁材でも値段に違いが出る。

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使われている「外壁材」でも値段に差が出てきます。外壁材には色々な種類があります。

・窯業系サイディング

・金属サイディング

・ALC

・モルタル

・左官仕上げ

などなど

外壁の種類が違えば、下地処理など工事内容も変わります。

ですので、「お隣さんと同じ大きさなのになんで、うちは高いのかなぁ」と思われている方がいたらこの様な理由かもしれません。

⑺建てた会社によっても値段に違いが出る。

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建てた会社によっても外壁塗装の時にかかる値段に違いがでます。

大手ハウスメーカーさんもダイワハウスなどの住宅ですと、建物に重厚感があり、しっかりと作られていますので、

「コーキングの量がとにかく多く、材料も良いもので、厚みもしっかりしている」

ので、外壁塗装時にコーキングの打ち替えをするとコーキングの工事代金が高くなります。この様に建てた会社によってお家の作りが違うので、外壁塗装の時の値段にも違いが出てきます。

⑻工事を始める時期によっても値段に違いが出る。

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工事の着工する時期によっても外壁塗装の値段に違いが出るかも知れません。

・市や区の補助金

タイミングによっては、市や区からの補助金などが出ている可能性もあります。私の住む三重県でも去年に鈴鹿市で外壁塗装などのリフォームによる補助金が10%ほど出ていました。

詳しくは自分の住む市や区のホームページなどを調べていくと、補助金などの情報が載っています。現在ですと外壁塗装には使えませんが、グリーンポイントと言って色々な商品と交換できるポイントの付くものがあります。

・各会社によるセール

「夏のセール」「冬のセール」「決算前セール」

など基本的に仕事の薄くなる時期になると、この様なセールが多いです。しかし、このセールで後悔する方がいるのも事実ですので、各会社のセールは慎重に見ていきましょう。

セールで後悔するパターンは、外壁塗装というのは、キチンと施工するには、キチンとした給与を払っている職人、塗料代、など絶対にいる「原価」というものがあります。

そこを下回る様な注文を受けると、

「利益を削るか?」「手抜きで帳尻を合わせるか?」

という2択になります。そして弊社で言っても利益は10%で、そんなに多くはないと思います。

物理的にきちんとするには無理なラインがあります。そして何かあった時に

「連絡取れない」様な「安かろう、悪かろう」

では困りますので、その辺りの見極めも大事かと思います。

⑼御見積もりの値段だけでは伝わらない部分

見積もり提出

外壁塗装の見積もりは、

「塗装する部位、㎡、単価、塗料」

などしか記載する箇所がなく、

「どこに、どれだけの手間をかける、これだけの下地処理をする、職人にこの様な教育をしている」など本当に大事な事は記載できません。

そこを「どう表現して、お客様に伝えるのか?」

が私どもの課題ですが、本当に大切な事は見積もり書では分かりませんので、ぜひ、お客様自身の目でしっかりと調べて頂ければ、外壁塗装での失敗はなくなると思います。

⑽外壁塗装の価格=仕上がりではない

外壁塗装の値段が、必ずしも品質とのイコールではない。

ということです。上の方にも書きましたが、「中間マージン」をどれだけ支払っても工事の品質は良くなりません。逆に工事にお金をかけて頂ければ品質の良いものになります。

おわりに

まとめいかがだったでしょうか?

今回は外壁塗装の値段の違いについて書かせていただきました。

正直、全然伝えきれていないなぁと私自身感じます。もっと文章力を上げて皆さんに伝え切れる様に頑張ります。個別無料相談も承っているので、お気軽に書いてある事以外で気になる所はドンドン、電話、メール、ラインで相談してください。

そして、またこの外壁塗装の知恵袋の中でも文章にして伝えていきたいと思います。

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この記事を書いたのは

代表の久保です

株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ

◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。

15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。

三重県全域(津市・松阪市・伊勢市・亀山市・鈴鹿市・四日市市・名張市)での住宅の外壁塗装,屋根塗装,は塗り替え職人直営の「リペイント匠」にお任せください。

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