本当に大事な下地処理

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ポイント写真

下地がいい加減だと、一時しのぎの塗装になってしまう。

塗装って必要?

塗装工事の目的は大きく分けて3つあります。

1、躯体の維持、回復
2、美観の回復
3、建物価値の向上

この中でも一番重要なのは“躯体の維持、回復”です。

【躯体(くたい)というのは、建物の骨格にあたるもっとも重要な部分で 建物構造で言うと梁や柱にあたります。】

梁や柱を傷めない事によってお家全体が長生きするという考え方です。

逆に躯体が頑丈でない建物に塗装を行っても
『美観』や『建物価値』は上がりますが
躯体の維持という点ではあまり効果はありません。

分かりやすい例で言うと、極端に横揺れが
激しいお家に弾性系の塗料でなく、硬化性の塗料を使用してしまうと
割れ(クラック)など早々に入ります。

一般的な建物の最初の塗り替え目安は8年~10年と言われていますが素地の劣化を最小限にくいとめ、早めに塗り替えを行う事は、結果的に建物の寿命を延ばすだけではなくメンテナンス費用をも抑えることになります。

本当に大事な重要な作業 『下地調整』の内容とは?

外壁塗装後に発生するトラブルの原因は80%以上が
下地調整の不良が原因といわれています。

浮いた・剥がれた・ の原因はほぼコレです。
有名な作家は物語の中で登場人物にこう言わせました。

「本当に大切なものは目には見えないんだよ」

塗装工事でも、最も重要な工事工程は塗装が終わってしまえば
目に見えなくなってしまうのが下地処理です。

やはり、丁寧な工事と言ってもその仕事に関わる塗装職人の仕事に対する目には見えない思いや姿勢が、塗装工事の出来栄えに現れてくるものです。

しかし、その塗装工事の出来栄えは仕事の直後に目に見えてわかるものは少なく多くのことが3年、5年、10年という年月を経て喜んでいただけることがほとんどです。

ここでは、外壁や屋根など下地処理に関してご説明致します。
プロでもなかなか塗り替え直後は見分けがつかないのが本音です。

高圧洗浄バナー

高圧洗浄は丁寧にあて、劣化した塗装を入念に除去することが
新しい塗膜の密着力を強くします。

屋根、外壁の今までに積もり積もった汚れ、コケなどを除去していくわけです高圧洗浄を適当にすると、上からどんな良い塗料を塗っても全くと言っていいほど意味がありません。

高圧洗浄の基本は、

外壁:通常の高圧洗浄
屋根:トルネード洗浄

が基本となります。 最近は、バイオ洗浄とか洗剤を入れて高圧洗浄をするやり方もあるそうですが、私個人的には否定するつもりはありませんが、耐久性の違いなどは、洗剤には関係ないと思いますし高いので、当社では全く使う気はありません。

“苔やカビなどをしっかり綺麗になるまで”洗浄をしたら大丈夫です。

通常、当社では丸1日かけて洗浄いたしますが、
洗い終わったあとにお客様自身で見てみるのもいいですね。

また網戸や壊れやすい物は遠くから綺麗に洗浄します。
この時にいい加減にすると、密着が悪くなるだけでなく
次の工程の“養生”のテープも引っ付きにくくなり、きちんと養生をできなくなります。

塗装職人の写真

塗装職人の写真

塗装職人の写真長年、お家を守り続けた外壁・屋根を綺麗に洗浄し次の工程に
備えます。屋根の高圧洗浄の場合は、基本的に15年程度新築から
経過していると、上記の写真の様に真っ白になります。

この時の下塗りは、造膜シーラーなどしっかりした下塗りを
選びます。後、言い忘れましたが、駐車場などの土間(コンクリート)
塀もトルネードで洗浄すると綺麗になります。

塗装職人の写真

確認して頂いたら、大抵はパッと見て綺麗か、やり残してあるか?
は大体判断ができると思います。
それでも心配なら職人さんに一緒に確認していただく事も重要ですね。

洗浄ポイントバナー

1工程、1工程をしっかり、お客様に
「〇〇終わったので確認お願いします。気になる所はありますか?」
と聞いて頂けると安心ですよね。ここまで大丈夫ですか?
次は・・・・

ケレンバナー

次は、ケレン作業と一言で言っても鉄部がほとんどですが
多岐に渡りますが、皆さん同じような情報を出されていますので
あえてここでは触れませんね。

問題は、これから増えてくるだろう“金属サイディング”の下地処理です。

金属サイディングは普通のサイディングと同じように塗装していたら本当に大変な事になりますので、お客様のお宅が金属サイディングならきちんと確認しておいてください。

結構、知らずに塗装してしまう業者さんもいますので・・・
良く金属のお家に住んでいるお客様は

『新築の時に工務店にメンテナンスはいらないって言われたのに・・・』

という言葉を言われるそうですが、そこからも分かるように、まだ比較的に新しい外壁材なので、一部の工務店さんは、塗装の事を知らないまま新築工事しているのが現状です。

もし、知っていてそんな事を言っていたら余計にダメですよね。汗

塗装職人の写真

塗装職人の写真

上記の写真の様に、表面の層が塗装を受け付けないので、
しっかりと表面・目地の部分をサンダーなど機会類で目荒しする必要があるのです。

ちなみにこの工程を丁寧にすると、全体の外壁塗装で、絶対に1日や2日では終わりません。上記のお宅で2、3人で1週間位、でかかりました。泣

でも、職人である以上、誰も見ていなくてもキチンとするのが職人気質というものです。

目荒しとは表面にわざと傷をつけ塗膜の密着を良くする事です。これをしないと、外壁塗装が終わった直後は綺麗でも2.3年で“パリパリ”と徐々に剥がれてきてしまいます。

後は通常通り塗装して頂いてOKです。
メーカーに確認しながら塗装する方がお客様も業者もより安心ですね。

ケレンポイントバナー

次は、コーリング工事(目地などの防水です。)と呼ばれる下地処理です。
コーキングバナー以下が工程です。

コーキング写真

①築15年前後の既存のシーリング。

コーキング写真

②既存のシーリングをカット。

コーキング写真

③専用の下塗り材を塗装。

コーキング写真

④新しいシーリングの打ち込み。

コーキング写真

⑤ヘラで慣らしていきます。

コーキング写真

⑥紙テープを剥がし完成。

コーキングを打ち込む際に、特に2液型と言って主剤と硬化剤を混ぜて

使うタイプの物は空気が入りやすいので注意が必要です。
空気がはいると、1年後位に破裂したようにコーキングが割れてきます。

コーキング作業のポイント

コーキングの寿命は10年程度だと言われていますので
大抵、塗り替えの際にはセットになってきます。

新築の場合は、コーキングが剥き出しの場合が多いですが塗り替えの際は、大半コーキングの上にブリードを防ぐものを塗ってから塗装いたしますので塗り替えの際は、塗膜が守ってくれますので安心してください。

“ブリード”と聞きなれない言葉が出てきましたが難しい専門的な事なので、簡単に分かりやすく言うとコーキングにはゴム
を柔らかくする材料が入っており、その材料が上塗りに染み込んできて黒ずんでくる事です。

残念ながら写真はありませんが
目地の部分だけ黒ずんで美観を損ねるものです。

上記のポイントは結構しない?知らない?分からないですけど
見逃されやすい手抜きポイントです。

今は便利で「ブリードOFF」というコーキングもありますが、
塗っておくほうが間違いないです。

せっかく、お客様が傷んできた我が家を綺麗にしようと外壁塗装を依頼しても、ブリードが起きると本当に見た目が悪くなりますので大事な注意ポイントです。

このコーキングというのは建物を雨漏りから防ぐ、
大事な生命線ですので、キチンと知識のある業者に依頼する事をオススメいたします。

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